その155 日本大好きフランチェスコ
みなさんこんにちは😺
前回はカルボナーラの料理紹介でした👍
逸話が多く、どうしてそうなったのかということが謎のまま分からないことが多いイタリア🇮🇹
そんなミステリアスな部分は料理についても同じことが言えます。
でもおそらくですが偶然生まれたものもあればこうした方が良いという発想の元、作られたものもあります🎵
カルボナーラに生クリームを入れるというのはイタリアではメジャーではありませんがアメリカそして日本に渡ってこれほどの認知をされ、みんな大好きなイタリア料理になったのも偶然のことではないかもしれませんね🤗
さて、今回ですが留学時代、そしてレストラン勤務になってからの画像を見ていたんですがそこにかなり登場する人物がいました。
とても良いやつで日本のことが大好きで毎日いろんな質問を受けたのを思い出したので少し彼について振り返ってみたいと思います。
日本大好きイタリア人
フランチェスコと彼は言います。
年は確か25才くらいだったかな❓
外国って年齢を聞かれることってほんと少ないですよね💦
ですので私もみんながいくつだったのか後から考えて、わからないことが結構多いです。
それほど人物重視で年齢のことはあまり関係ないと判断されます。ですので自己紹介で年齢を言うのは日本の特色でしょうね。
それでフランチェスコなんですが私がレストラン勤務になって働きだしてからとてもお世話になりました☺️
まず、彼はかなりの日本好きだったんです‼️
私が日本人だと分かると、、、
・どこに住んでいた❓
・好きな食べ物は❓
・アニメはやっぱり見るのか❓
・こう言う料理は知ってるか❓
・どんな家に住んでいた❓
ほんとに毎日よく質問されていました😂
だからかはわかりませんが、私がレストラン勤務になって最初の頃は言葉が上手く出てこない時が多かったのでその都度、彼がツカツカと寄ってきてくれて。
『どうしたんだ?』
『何が欲しいんだ?』
『大丈夫か』
となにかと世話を焼いてくれました。
私に料理を教えてくれたのも下手したら1番多かったかも知れません。
レストランの仕事の大半は彼は理解していたのでとても頼りになっていました。
休憩時間もよくいっしょに2人で喋っていました。主に私の今の現状を心配しての相談が多かったんですが拙いイタリア語でも彼は親身になっていつも真剣に答えてくれていました。
そんな彼にもちょっと困ったところがあったんです。
なにかと言うととにかく『お酒』が大好き❤️
お昼の休憩の時にみんなでご飯を食べるのですが彼は決まって何かアルコールを飲んでいました。イタリアで働いたことのある人は分かると思いますがそれは決して珍しいことではありません。よくあることです。
しかし彼は量が多くて顔が真っ赤かになるくらいまで飲むのです。
そしてお昼休憩が終わって夜の仕事にとりかかり一段楽したらまたみんなでご飯を食べるんですが、このときはご飯の後にすぐに仕事が控えているので、もしアルコールを飲んだとしてもグラス一杯くらいが普通です。
しかし彼は2杯3杯と飲むので結構酔っ払うことがありました。
はじめは誰も注意しなかったのでこんなに飲んでもイタリアでは大丈夫なんだと不思議に思ってました。
でもある日、いつものようにまた彼が仕事前にアルコールをガバガバ飲んでいたらシェフがいい加減にしないとダメだ。そんなに飲んだら仕事に影響するからやめなさい。と、ものすごく穏やかに注意してしました。
すると彼はちゃんとやめてました。
えらい‼️
って当たり前か。。。
なんか感覚がおかしくなる🤣🤣🤣
でも私にとっては頼もしい存在で、何かあるとつい頼ってしまってました。
そんな日々が2ヶ月ほど経った頃、彼がここをやめて別の仕事場に行くことが決まりました。
最後の日、ほんとに分かるだけのイタリア語で感謝を伝えたのは言うまでもありません。
・君が居なかったらどうなってたかわからない
・いつも気にかけてくれてありがとう
・次の仕事場での成功を祈ってるよ
そして写真を最後に撮らせてもらいました。
なかなかのいい笑顔でしょ👍✨
今頃どうしてるんでしょう😭
元気にイタリアで活躍してくれてることを心から祈ります🥺
意外と日本にいたりして😅
ではこれで終わります🎵
また明日ですよ🥺
その149 イタリア学校時代のレストラン研修
みなさんこんにちは😺
前回は朝食にピザは体に良いというお話をしました👍
朝からピザを食べる人はよっぽどお腹空いてるかピザが好きでしょうがない人ですかね😅
ちなみにわたしは朝からピザを食べたことはまだありません💦wwww
さて、今回ですがイタリアの料理学校時代に学校に通いながらレストランに研修に行かせてもらえることがありました。
ほとんどが1人だけしか採用されなかったので行きたい人でくじ引きしたりじゃんけんしたりして争奪戦がありました😆
わたしは一度だけ行かせて頂いたことがありまして、今日はその時のお話をしようかと思います👍
リストランテ・サンマルコ
ピエモンテ州のアスティ県にあります。
町自体はそんなに大きくなく観光するところというか食事を楽しむ町かもしれません。
わたしもこのレストランの研修の3日間しかこの町にいなかったのでそこまで記憶は無いのですがのどかで静かな町だったと思います。
ピエモンテ州にあるので食べ物が美味しいものが多くポルチーニやトリュフと言った私たちのよく知る高級食材が食べられるレストランです🤗
はじめの1日目はとにかく疲れたというのをよく覚えています。
というのは、イタリアにやってきて料理学校で日本人に囲まれてまだ過ごしていたのでそんなにイタリアにやってきたという印象はこの時はなかったんです。
イタリアには来たけれど周りは日本人だらけ💦
言葉にも困らないし何かあったらみんながいるので助けても貰えます。
しかしこの時、始めてその寮から1人だけで出て、レストラン研修に行ったもんだからとにかく緊張してました。
いきなりイタリア人に一人で囲まれる恐怖と不安。そして少しのワクワク😍
ワクワクもあったのでなんとか頑張れましたがこれが無理矢理学校から行かされていたら持たないかもしれませんね。
始めは拙いイタリア語で挨拶をして、その後レストランの厨房に早速入れてもらって自分の仕事を与えられました。
何やったかはまったく覚えてませんが😭
肉を切ったり野菜の下ごしらえやパスタを作るのも手伝いました。
とにかく忙しい店でずっと仕事に追われていたように思います。
その当時はこのリストランテ・サンマルコはミシュランの星を取ってる店だったのでとにかくいろんな所からお客さんが来てました。(現在は残念ながら星はついておりません。)
トリップアドバイザーというサイトをご存知の方も多いと思いますがそれの中でも紹介されていてかなりの口コミ件数でした。
今回改めて確認すると900件以上の口コミが書かれてましたよ。
そしてかなりの高評価⭐︎✨
そりゃ忙しいはずだ…😅
星は無くなりましたがまたまだ人気店のようです。初日はそうして何をやったか覚えてないくらいに忙しく、そして緊張もしていたので自分のベッドを与えられてここで寝られると思ったときにはもうすぐ寝ていたように思います。
でも頑張って働きましたよ👍
そして2日が経ち、3日目の夜に寮に帰るのですが流石に疲労と緊張で3日間頑張ってたのでやっとみんなに会えて喋りたいこと喋られると嬉しかったのは間違いありません😭
再開した時の嬉しさったらありゃしない😆
日本語を喋られる喜びとこんなことがあった、あんなことがあったと、みんなに情報を配ってわたしのレストラン研修は終わりました。
でも貴重な体験です。
わたしは結局、イタリアでは3つのリストランテで働いたことになります。
どこも親切な人ばかりでほんとに人に恵まれました。そうじゃなかったらこんなにイタリアを好きになれたかどうかわかりません。
ほんとに感謝してます🙇♂️
特に最初にお世話になったこのレストランは迷惑をかなりかけたかもしれないのでイタリアに行ったときには必ずまだ訪れて食事をしに行きたいと思っています👍
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼いっしょに働いた陽気なイタリア人の男の子😊かなり若かったです🎵
▼シックで落ち着いたホール✨
▼トリュフで有名なお店でした🤩
その136 ペルージャ (中編) 【イタリアの町紹介シリーズ】
みなさんこんにちは😺
前回は町紹介シリーズのペルージャ前編をお送りしました👍
ペルージャはわたしがイタリアで始めて1人になった記念すべき❓町です😂
その留学先の寮での最後の日に、みんなでまたね〜とか、日本で次は会おう‼️とかいいながら内心ほんとに不安でした。
「ここからは1人なんだ」
「誰も助けてはくれないし、通訳の人もいない」
そう思うととんでもなく心配になったものです。(1ヶ月もすればそんな心配なんて、なんて事もなくなるんですが。💦)
その日、一人で電車に乗り重たいスーツケースを手にまずはフィレンツェまで行きました。
ピエモンテ州にそれまでいたのでフィレンツェもこの時ははじめてでした。
その人の多さにまずびっくりして、そして日本人の多さにどこか安心しました。
なんだ、こんなに日本人がいるなら困った時は何とかなるかも。
そう軽く思ってそこからペルージャに向かいました。電車で何分だったかな❓
そんなに遠くはないんですがなんだかとても遠かったようにその時は思いました。どんどん田舎になっていき電車に乗ってる人もとても少なくなってきました。(なんとなく不安になってくるやつです。笑)
そしてなんとかペルージャに着いたのは夜の7時くらいでした。
ヨーロッパの夜の7時がまだまだ明るいことはわかっていたので、まだ時間もあるし大丈夫とその時は思っていました。着いてから宿を探すことにしていたのでまずは宿探しだ、と駅から歩こうとしたんですが、中心部までの道が、とにかく坂ばかりで急なんです。
後に何度もペルージャは訪れるのでその後はバスに乗ったり電車に乗ったりと大丈夫だったんですが、この時はウンブリア州の土地がどういうところか全くわかってもなく、ただただ坂を見て呆然としていました。
駅から町の中心部に行くにはかなりの距離をこの坂を登って行かなくてはなりません。
駅にバスらしきものはあるけど、この時は何とかなる‼️と思ってたので中心部まで歩いて行くことにしました。(バスに乗って知らないところに降ろされるのも怖かったんです)
でもこれが大失敗🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣
とにかく坂が急で道がデコボコ。
そしてなんといってもスーツケースが重い💦
そんな三重苦が重なりすこし歩いて、もうすでに心は折れかかっていました。
(初めてヨーロッパで一人になってこんなよくわからない坂の途中で自分は何をやってるんだろう。なんだかとても虚しくなって座り込んでしまいました。あたりはどんどん暗くなり、ますますヤバさが増してきます。)
おそらく30分くらい休んだんでしょうか。
足もいくぶん楽になりすこし歩こうという気になってきました。よし、こんなところで座り込んでてもしょうがない。誰かに聞けばこの辺りにも宿はあるかも。そう自分を奮い立たせて人のいそうな場所を探しながら歩くことにしました。
そうすると目の前にガソリンスタンドが見えてきました。足はもう限界に近いです。
よし、あそこで聞いてみよう。とすがる思いでガソリンスタンドに近づいていきました。
すると多量の荷物を持った日本人が急に現れたものだから、ガソリンスタンドの従業員の方も、「一体どうしたんだ?こんなところで。」と話を聞いてくれました。車は多いけど歩いている人は少ない場所です。そして片言のイタリア語でわたしは話し始めました。「明日からスペッロで働くためにまずはここに来た。ペルージャの町は始めてでよくわからない。宿を探している。」と説明しました。するとガソリンを入れに来ていた1人の女性が、そのやり取りを聞いていて、
「それだったらいい宿がある、荷物も乗せてあげるから一緒に行こう!」
と言ってくれました。
ここでみなさんならどうしますか❓
まったく知らない土地でしかも外国。そう、イタリアです。ガソリンスタンドの従業員ではない、始めて会った通りすがりの女性。でも車に乗せてくれて宿に案内してくれると言っている。足はもう歩くのは限界に達している…
ここでわたしは少し迷います😣
だってそのままどこかに連れていかれて何されるかもわからないじゃないじゃないですか😭
ここは日本ではなく外国、ヨーロッパのイタリア。こんな見ず知らずの人をどこまで信用していいのか全く判断がつかなかったのです…
でも足はもう、限界。。。。
重いスーツケースを引きずって坂を上がってきてるので腕もかなり痛い。
なにせ疲れた🥺
かなり迷って、わたしはイタリアという国にかけてみることにしました‼️🇮🇹
と、長くなってしまったので今日はここまでにします😅
明日また書きますね👍✨
ではでは😺
またあしたです😂
▼学校の寮から見たイタリアの虹🌈
その107 料理学校での他の外国人の事
みなさんこんにちは😺
前回はアランチーニについてお話ししました👍
イタリア料理の中でもご飯をたべれるとあって日本でも比較的人気のあるメニューです🎶
パスタやピッツァもかなり認知されて誰もが知ってますがアランチーニもそれぐらい知られてきていると個人的には思ってます👌
ですので周りに知らない人がいれば前回お伝えした雑学などをみなさんに教えていただけるととても嬉しいです😆
またまだ奥が深いイタリア料理🇮🇹
わたしもみなさんと一緒に勉強していきます🤗
さて今回ですがひさびさに留学先の料理学校の事を書きたいと思います。
料理学校には世界各国から料理人が集まってましたのでほんと多民族がいました。
日本人も周りから見れば外国人ですよね。
後片付けをしない外国人
料理学校ですので授業の中心は料理をすることになるんですがもちろん使われる教室は共同になります。
私たちもそういう環境で授業を受けてました。
はじめのうちは気にならなかったんですが私たちの前の生徒たちが使った後の教室がとても汚く掃除もせず、まな板もキチンと漂白などの除菌をしてくれてないことが多々ありました。
もちろん人間なので忘れることはあるとは思うのですが、やっていたとしてもかなりいい加減な掃除の仕方だったり洗い方がひどかったりと、とても次の人が使うことを考えて授業を受けてるようには思えなかったのです。
外国人の中でも仲良くしてる人もいっぱいいるのでこちらとしてはなかなか言いづらい雰囲気なのですが、それとこれとは別だと思い、ある時、担当の先生に言ったことがあります。
『これはあまりにも酷い状況ではないですか?
まな板も洗い方が雑ですし、除菌もされてないしキッチン周りの清掃もしていない。今日などはゴミもそのままにして帰ってしまっている。
ちゃんとしてほしい』と、そこの国の担当の先生に言ってもらえませんか?と。
そしたら驚きの答えが返ってきてしまいました。
『日本人は世界的に見てもかなり几帳面で清潔好き。これを気にしすぎてはいけない』と。
えっっ!?
いやいやそういう問題ではないレベルですよ。
自分たちが出したゴミも捨てずに次の授業がある私たちがそれを代わりに捨てるというのはどう考えてもおかしくないですか。
掃除が汚いのも料理をする人間として絶対にダメだとわたしは思います。
でも結局私たちの意見はあまり響かず、それ以降ゴミが残ってることはさすがになくなりましたが、次の人のことを考えて気持ちよく使ってもらおう、などという考えは伝わりませんでした。
以前ニュースで日本代表のサッカーの国際試合のあと、日本人サポーターが自分たちの出したゴミをちゃんと拾って帰るというのが外国でニュースになっているのを知っている方も多いかと思います。
要はあれが現実です。
あの行為が世界で日本人はすごいと言われるんです。確かにとても素晴らしい行動ですよね。
でも私たちからすれば結構当たり前のことではないですか❓自分の出したゴミくらい自分で持って帰って捨てる。
しかし私たちのその当たり前の感覚は国際社会ではかなりの少数派なんです。
う〜ん。。。。
なんでしょうね、この感じ。
結局、学校に滞在している期間、ほとんどその問題は解決されませんでした。
おそらく他の外国人は前の人達が汚く使っていて、自分たちがその後、そこで授業することに対して私たちほど問題にはしないんです。
日本人の生徒の間では毎回授業がある時、結構不安な気持ちで教室を訪れていました😭
しかし私は、どちらが正しいとか正しくないとかの問題にはしたくないんです。
わたしは自然とみんながそういうことに目を向けられるような世界になれば、さまざまな問題は解決されるような気がした出来事だったんです。
綺麗な方が気持ちいいに決まってますよね✨
誰だってそう思うはずなのにね😅
誰かを思ってする行動はとても素晴らしい行為だと思います🎵
サッカーのサポーターのニュースはとても素晴らしく誇りに思いますが、いつの日かそれがニュースにもならないような、あたりまえの世界になることを願っています。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼寮の前の風景🎵
その92 イタリア人講師 T先生
みなさんこんにちは😺
前回はイタリア人って実際どんな人達が多かったかというお話をしました👍
様々なタイプがいて当たり前。
だって人間だもの。
(いやいや、だからやめろってwww)
ただ傾向としておしゃべりな人が多い印象はあります。
あと男性の母親に対するとてつもない愛‼️
めちゃ好きなんですよ、母親が🤱✨
日本人が照れて絶対しないような人前でハグは当たり前、そしてヨーロッパの人がよくやるキスの仕方わかります❓
キスというより頬を当てる感じのキスなんですがそれもかなり濃厚なものをなさりますww
あのキスの仕方は初対面の人などにはやりません。毎日会うレストランで働いている人とは私も恐る恐るやってました🙀
はじめはかなり照れましたけどね…😅
女性と人前でああいう形のことをするのって日本じゃほぼ考えられないじゃないですか💦
でもみんなやってるのでいつのまにか抵抗無くなってましたけどね👍
そんなイタリア人の特徴をすべて備えている人が身近にいたんですよ👨🏫
それが料理学校時代のT先生です。
ザ・イタリア人のT先生
ほかのイタリア人の先生は日本人ぽかったり、よく喋ったり、陽気だったりと、まぁいろんな人がいたんですがこのT先生はほんとにこれぞイタリア人❗️という感じでした🎵
まぁとにかくよく喋るwwwww😅
笑ってるかと思いきやその数分後には怒り出してる😡そしてまたちょっとしたら笑ってると、ほんとに感情がコロコロ変わる面白い人でした。声も大きめでよく通る声なんですよ。
ですので学校にT先生がいると、あぁ今日いるな‼️とすぐわかるレベルです😅
動きがひょうきんで、よく生徒を笑わせてくれていました。ただ日本人からはその性格上そこまで人気はなかったです。
わたしは結構好きなタイプの人間だったので隣でよく作業を見させてもらってました。
でもね、よく失敗もするんですよ…www
でも本人はそんなのまったく気にしてない様子で「まぁこんなこともあるさ」という風な事を言って笑ってました🎵
そんなT先生なんですが一度、学校のレストランで日本人がお昼ご飯を作ってみんなで食べようという会があったんです。
その時にひょこっと現れて私たちが作ったものを食べてやたら感動しておいしいと絶賛してくれたことがありました。
こちらに喋る隙を与えないマシンガントークをいつも繰り広げるのでわからなかったんですがこの時始めてT先生が日本好きだということが発覚しました。
それがもう学校の卒業間近の事だったので、もっと早く言ってくれてたらもっと仲良く慣れたのになぁとみんな残念がってました。
でもあの性格です。
それがわかっててもおそらく日本人とはあまり合わないかもなぁと思ったのは、その時のわたしはもちろん言えませんでしたwwwwwww😂
今頃どうしてるかなぁT先生👨🏫
あ、心配しなくても相変わらず楽しくやってるか🤗
▼こちらT先生♡
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
また明日👍
その87 料理学校の講師 G先生
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアで何回か利用した自動販売機のお話でした👍
イタリアの自動販売機はほんとによく壊れていてお金入れても買えなかったり、やっと買えたと思ったらお釣りが出てこなかったりと、なんでなんだろうという事がほんと多かったです😅
日本の機械の性能がすごいのかヨーロッパの技術が遅れてるのかわからないんですが、せっかく売ってるのに買えないのはやっぱりダメですよね💦
それに慣れたイタリア人たちが諦めるというのもなかなか国民性が出てますね👱🏻♂️👩🏼
そんなイタリア人が多い中、料理学校で講師をしてくれていたG先生はあまりイタリア人らしく無いイタリア人でした🇮🇹
温厚で優しいG先生
何人か講師の先生はいたんです。
もちろんみなさんイタリア人でした👵🏼🧔🏽👱🏽♀️👩🏼👩🏻🦱👨🏼🦱
そんな中でひときわ日本人と、とっても相性の良いG先生というかたがいました🤗
なんせ温厚で優しくて教え方が丁寧なんです。
他のイタリア人講師はどちらかというとハッキリと喜怒哀楽があって身振り手振り話す、これぞイタリア人という感じでした。
そんな中、G先生はほんとに囁くように話し、笑顔もシャイでとても日本人的な方だったんです。
外国人にあまり慣れてない我々日本人のメンバーはG先生を心の拠り所にしてました🎵
G先生も日本のことが好きで何度か観光で行ったことがあると、おっしゃってました。
ですので授業の時に我々がまず気になるのは先生が誰なのかを結構気にしてましたwww
すごく丁寧にひとりひとりのところに来てくれて、やってる作業を見ながら的確に指示を出してくれるんです。
火が強すぎる、もう少し薄く切らないとダメだ。そこで白ワインを入れて。などなどほんとにしっかりと一生懸命教えてくれてたのでG先生の授業の時はみんな嬉しそうでした。
授業の最後には必ず、その日の課題料理の自分が作ったものを味見してもらいに先生のところに赴くんですが、最後の人なんかの時は、お腹いっぱいになって来てるのにちゃんと食べてくれてしっかりとアドバイスをしてくれてました。
G先生のおかげで、イタリア人にもいろんな人がいて、日本人みたく温厚で優しく、細かい配慮ができる人もいるんだなぁと気付かせてくれました✨
なんとなく海外に行くと同じ人間なのに日本人とは違くて、わかってもらえないなどと勝手に思ってしまっていた時にG先生に会えたのはほんとに良かった。なんだか大げさかもしれないですけど世界観が変わったんです。同じ人間なんだからちゃんと話せばわかるとか、世界は結局繋がっていてどこにいても同じなんだ‼️みたいなことをその時は思えて、そしてここイタリアでも頑張ろう、やるべきことはひとつだ🇮🇹
そう、思えたんです。
このブログが届くことはまぁないでしょうけどほんとに感謝しております😭
わたしが今できるのはこうやって、その留学時にイタリアで感じたことやイタリア料理についての認識をみなさんにお届けすることによってG先生にも少しでも恩返しが出来てるといいと思います。
今日はこれで終わります🤗
また明日です😊
▼いい眺めでしょ🎵
その77 【留学先のリストランテを振り返ってみた③】
みなさんこんにちは😺
前回から実際に働いていたイタリアのリストランテの話をしています👍
ちょっと生々しい?そしてあまり話すのはどうかな、という風に思う内容なので今まであまり触れなかった事なんです。
でも実際に海外留学されるかたにはこういう現実もあるよというのを伝えた方がいいと思いました。
みんなで仲良く仕事するのはもちろんなんですが 仕事の割り振りというものは実際あります。
その時にその仕事がほんとうに今自分にとって必要な仕事なのか❓貴重な限られた時間の中でする海外留学です。できるならやりたい仕事、興味のある内容のことをみんなしたいんです。
とりわけ他の国から来た外国人の実習生はそれがとてもはっきりしていました。そういう所は日本人は苦手なんですよね💦
『極力仕事を選びたくない。これを断ったらその人が困るんじゃないか❓やりたくないなんて言うのはおこがましいことだ、など…。』
日本人はどうしても自分ではなく周りのことを気にしてしまうんです。わたしも例外ではありませんでした。しかしそれをしていたら自分にはチャンスは巡ってこないと、その時は思い直しました。
ですので自分で行動を起こしました。それによって誰か他の実習生がホテルに回されるのをわかっていてです。でもそれが現実なんです。
メキシコ人の女の子
そのメキシコの女の子は年は22才でした👩🏻🦱
ちょっとふっくらしていてとても愛嬌があってユーモアのある子です。
イタリア語はわたしと同じくらいのレベルです。リストランテでは前菜の持ち場を任されていました。任されているといってもほとんどの仕込みはセコンドのイタリア人がやって、出来たものをオーダーが入るとすこし熱を加えたり切ったりして出すだけです。
基本、前菜といっても日本でいう先付けの役割が大きいコースだったのでそんなに料理としてもボリュームがあるわけではありません。
わたしがリストランテに入るようになったその日、まずはシェフがそのポジションをメキシコの女の子と一緒にやってほしいと言ってきました。どういうことか、だいたい検討がつくとは思いますが、どちらをここに残すかのテストに近かったと思います(もちろんそうは言われてませんが…)
そして、今やってる仕事をメキシコの女の子に聞いた時にわたしは、これなら絶対できる。そう確信しました(ほんとに簡単でしたからww)
結果としてその後わたしがそのポジションにつく事になりました。
正直、スキルの差が少しあったんです。
わたしは仮にも日本でイタリア料理を何年か勉強してましたがメキシコの女の子はほぼ料理自体を今回始めて勉強しているところだったんです。さすがに差がありました。
その子はわたしがリストランテにきた時点でなんとなく察していたのかもしれません。
その日なんとなく気まずい雰囲気でわたしが仕事をしていると、すごくこの子良い子で、
「じゃあ、明日からはあなたにここを任せるわ‼️頑張ってね。」といってニコッとしてくれました。
内心、どう思ってたのかは正直わかりませんがとても救われた気持ちになりました。
実はその後、このメキシコの女の子とはとても仲良しになり、なにかあるとよくお互いに相談しあってました。
特にイタリア語のスキルがよく似ていて、あまりうまくなかったので喋りやすかったんでしょうね。下手なイタリア語同士で喋ってよく笑いあってました🎵「あなたのイタリア語はとても下手ねぇ」なんて茶化しながら🤗
なので英語の方がまだコミュニケーション取れたのでわたしが頑張って英語も勉強して喋るようにしてました👍
その後、わたしより先にメキシコに帰ったのですが、最後の日はすごい泣いてくれて「本当にあなたと喋ってると楽しかった」「この仕事を絶対に成功させてね」といって抱きしめてくれました。
最後までホテルの仕事を引き受けてリストランテにはその後帰ってこなかったんですが、休みの日や休憩時間に過ごした楽しい思い出はかけがえのないものでした。
わたしがあの時、行動した事。
よかったのか悪かったのかは判断は難しいかもしれません。メキシコの女の子にとってイタリアで有意義な仕事が出来たのかは最後までわかりませんでした。楽しそうに、いつも話はしてくれてましたが…。
でもわたしが何もしなければメキシコの女の子とも、ここまで仲良くなれなかったかもしれません。そういう事をとても強く気づかせてくれた出来事だったと思います。
その後のわたしはポジションを代わってパスタ場を任されるところまでいきました✨
その時の話はまた別の機会にします👍
今日はここまでです🤗
ではでは😺
アッシジという町からの夕景。
メキシコの女の子とも一度だけ行きました。
その76 【留学先のリストランテを振り返ってみた②】
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアの料理学校卒業後の実習先のリストランテのお話をしました👍
今回もその続きです。
ついにリストランテへ
基本、和気あいあいと仕事するのがイタリア人👨🏼🍳👩🏻🍳👨🏼⚕️👩🏼💼
ポジションに入ってしまえばとても楽しく充実した仕事が出来ます。でもその場所を自分の手で手に入れなければならないんです。決して与えられるものではありませんでした。
その仕事場を勝ち取るのは少し大変でした💦
研修生はみんな料理したくてうずうずしてるんですもん😅
出来ればミシュランの星付きのリストランテで働いた実績も欲しい✨
バルに回されたりホテルの朝食係は出来れば避けたい所です。わたしは当初、そのリストランテの住み込みが始まった時は仕事の内容まで気が回りませんでした。それよりも、とにかくコミュニケーションをみんなと取れて仕事の形になる事が目標でしたのであまり気にしてなかったんです。
そうするとやはり1番みんながやりたくない仕事が回ってくるんです。
バルとホテルの朝食係ですね…。
はじめはその仕事に対しても、とにかく一所懸命だったのでイタリア語で喋ること、与えられた仕事をちゃんとこなす事を頑張ってやってました。
しかし、2週間もすれば慣れるような仕事です。だんだんと退屈になり、同部屋の他の外国人のリストランテに関する話しがだんだんと羨ましくなってきました。
簡単に譲るんじゃなかった…。
正直な感想です…
そこで働きはじめて1ヶ月が経とうとしている時にそう思ってしまいました。
そこでわたしはこのままじゃ日本に帰れない‼️
そう思い、ある行動を起こしました。
シェフに今自分が思ってることを手紙に書こう。ちゃんと話せればいいけどその時にうまく言葉が出てこなくなったらちゃんと伝わらない気がしたので手紙にしました。
内容は簡単に言うとこうです。
『今の仕事はわたしがしたい仕事ではない。
わたしは尊敬するイタリア料理を勉強するために来た。リストランテのポジションのどこかをまずはやらせてくれないか。言葉はたしかに他の人よりも上手くはないが料理の事や日常の会話ならちゃんと理解できる。このままでは日本に帰れない。まずは試してみて欲しい。』
自分で読みながら読み終わったらシェフに渡しました。貴重な朝の仕事前の時間だったのでシェフもなんだ❓どうしたんだ❓と言うような感じでしたが、ちゃんと真剣に聞いてくれました。
そしてその日、、、、
わたしは念願のリストランテの仲間に入れてもらえました✨(パァーッ)
ホテルの人たちも優しい人だったしバルの陽気なサービスマンも好きでした。
でも自分がやらなければいけない事はそこにはなかったんです。ホテルは隣にあるのでいつでも行けるしバルの料理はリストランテで作る事もあるのですぐにみんなとも会えます。
その日、始めてリストランテの厨房に入った時のあのワクワク感は忘れないですね。
緊張というより早く仕事を覚えたい気持ちが先にあって、とても気持ちがのってました。
そしてわたしがそのリストランテの仲間に入ったという事はどういうことか❓
そうです、この中の誰かがのちにホテルに回ることになるのです。
その話は次回にします🤗
ではでは😺
わたしが働いていたリストランテです。
テラスが気持ちよくてよくここに座って休憩してました。
ホテルは4星★★★★、リストランテは1星★
でした。中にはプールもジャグジー付きの部屋もあるし、かなり豪華なホテルでした。
その75 【留学先のリストランテを振り返ってみた①】
みなさんこんにちは😺
前回はLAVAZZA本社でカプチーノの講習を受けたお話でした👍
貴重な体験をさせて頂きました✨
なかなか本社まで行って直接メーカーの指導を受けるなんてことは出来ないのでさすがピエモンテ州公認の料理学校ですね。地元からの信頼も厚いようでそういったことが実現できるのでしょう。
帰りにはエスプレッソの豆やレクチャー本などのお土産まで頂いてとても満足した講習になりました。こういった校外講習はあとグラナパダーノのチーズ工場やワインのメーカーなどといったものがあったのでそれもまた別の機会に記事にしたいと思います🎵
かなり高い授業料なので講義の内容も充実してます。イタリア料理留学を検討している方には時間と金銭的に可能であればICIFの学校はおススメ出来ると思いますよ👍
イタリア料理以外の事でも直接、現地で生活してみないとイタリアのことについては知らないことも改めて知れますし、豊富な授業カリキュラムや他国の人達との交流などいい面はいっぱいあると個人的には思います。
ただ3ヶ月後に実際のリストランテの研修については正直自分で自由に選べない部分もあるのでそこは当たり外れはあります。
私の聞いた他の日本人の研修生の話しでは、ほとんど料理をやらせてもらえなかったり、かなり気難しいシェフでシェフと馬が合わなかったりして苦労している話を聞いています。
またある人によってはいきなり前線で活躍出来ている人やあるポジションをしっかり任せられて充実した日々を送っているなどほんと個人差がかなり大きいようです。
私の場合はとても親日のリストランテだったり、過去に日本人が何人かお世話になってる実績があった所なので研修先としては良かったと思います。
そういう部分で学校での3ヶ月は全員ほぼ平等であるのに対してレストラン研修は差が激しかったです。希望がどこまで通るかなどはその年でも違ってくるみたいな話もあったのでいまがどうなってるのかはわたしも不明です。
しかしヨーロッパは特に実力主義の世界です。
出来なければやらないでいいというようなハッキリした部分が日本とは全く違います。少し厳しい言い方をするとすれば、、、、
出来るまで細かく教えてくれたり、言葉がわからないからと、その為に貴重な時間を取ってくれることもほぼないと思ってください。いかに個人のやる気と力量を重視するかという事が痛いほどわかるかもしれません。
私のいたリストランテでも研修生として何人かいました。メキシコ、ブラジル、フランス、そして私の日本です。どういう事かと言いますと仕事のポジションは限られていますのでこの4人でシェフとセコンドシェフ以外のポジションの3つの仕事を取り合うわけです。先に言いますと、そこから埋もれた1人はホテルの朝食担当になってしまいます。リストランテとは別の。あとホテルにバルが併設されてたのでそこの手伝いです。
ハムを切ったりチーズをスライスしたりフルーツ切ったりのとても簡単な仕事なんです。正直誰でも出来る仕事です。見方を変えればそれも立派な仕事なんですが研修生はやっぱり料理を勉強して実践する為にそこにやってきてますので出来るならホテルには回されたくありません。
ですのでみんな必死に、わたしならこれが出来るよ‼️アピールが始まって実際にやらしてもらって、シェフないしセコンドから「オッケー👌このポジションはあなたに任せた。」と言わせたいのです。
ここで先に正直に言いますとわたしは始めの1ヶ月間はホテルに回されました。なぜかというとそういうアピールがよくわかってなくて、おまけに他の外国人よりもイタリア語が上手くないからです。
せめて英語が話せればもう少しコミュニケーションがとれるんですが、日本人の特徴として英語がとても苦手な人が多いですよね。わたしももちろんその部類です。
そしてとても屈辱というか嫌だったのがその他の外国人の研修生と同じ部屋なんですよ。
嫌でもレストランでの話をしてきます。しかもカタコトの英語で。これ結構キツイですよ…😅
自分が何しにこんなイタリアまで来たのかほんとわからなくなります。
わたしはイタリア語を1年間、イタリア語教室で勉強してから渡伊したんですが日本ではかなり喋れたと思ってたのに実際の現地に行くと早くてわからないんです。プライドと自信が崩れ去ります。やはりこちらに合わせて喋ってくれてるのと実際の会話は違うもんですね…
かなりへこみました😵
でもわたしはそれで終わらなかったんですよ👍
次回ももう少しリストランテでの事を振り返ります。
今日はここまで🤗
ではでは😺
(ちょっと今回は真面目すぎたかな?
でも伝えた方がいいと思うのでそのままあった事を次回も書きますね。)
その73【LAVAZZA・ラバッツァ本社訪問②】
みなさんこんにちは😺
前回はエスプレッソコーヒーのパイオニアである、LAVAZZA本社にいよいよ潜入するところまでをお伝えしました✨
エスプレッソはイタリアに着いてからその味の違いに驚いていましたし本場のしかもLAVAZZAの社員が直々にエスプレッソマシーンの使い方までレクチャー頂けるというお話だったのでかなりワクワクしてました🤗
こんな機会めったにありませんし、よくおしゃれなカフェでメニューにあるラテアートなんかもやってみたかったのです。
期待に胸躍らせてました❣️
そして本社に入らせてもらえる時が来ました。
本社の中はコーヒーの香り
入り口に入るととても笑顔の素敵なイタリア人男性が私たちを出迎えてくれました。
これぞ、ザ・イタリア人という風貌の、言い方変えれば少しチャラめな人でした。笑
でもコーヒーの話になると途端に真剣な眼差しに変わってとても熱心に説明やいかにLAVAZZAのコーヒーが美味しいのかを説明してくれました。
入り口なんですがまず入ると銅像がありました。
ルイージラバッツァさんです。
1895年に始めは食料品店として始めたんだそうです。そこからコーヒーの世界に入って行き見事にイタリア国内で大成功を収めます。イタリアという国は地域性を大事にするのだそうですが、それなのに全国にプロモーションをかけて上手くいったというのは極めて珍しいことです。
コーヒー豆のブレンディングを始めてやった人でもあるのです。今ではブレンドは当たり前になってますがその発想を始めにしたのはラバッツァです。コーヒー豆に対する情熱をいまでも持ち続け今日までの成功を維持しています。
と熱く語ってくれました。笑
ほんとにコーヒーが好きなんだなぁと思わせる熱心ぶりです。
そして次に案内されたのがエスプレッソカップのショールームでした。
なんかオシャレですよね😊
1番有名なロゴが青い縦に四角く模様が入ったのですかね。
日本でもLAVAZZAのコーヒーを扱ってるところではこのカップをよく見ます。
ほとんどがもう販売されていないカップのようです。家にあったら毎日でも飲みたくなるようなオシャレなカップですよね✨
エスプレッソマシーンの家庭用もいろんなのが販売されてますのでご自宅で朝の目覚ましとしてエスプレッソで朝を過ごすなんてことをすれば一日がいいスタートをきれそうな気がします。そんな時にこういうオシャレなカップ欲しいですよね👍
買えたら欲しかったですがあくまで展示用でした。残念…😅
次回は実際にエスプレッソマシーンを使ってコーヒーを作ってくれたのでそのお話です。
今回はここまで🤗
ではでは😺
その72 【LAVAZZA・ラバッツァ本社訪問①】
みなさんこんにちは😺
前回まででEATALYの全貌をお伝えできたと思います👍
イタリア食材とはどんなものがあるのかはあそこに行けば十分事足りると思います✨
日本にもありますのでよかったらのぞいてみて下さいね🎵
さて今回ですが、みなさんエスプレッソは好きですか❓
日本の方はやっぱりああいう濃いコーヒーはあまり好きじゃないかも知れませんね。
スターバックスなどの飲み物ではエスプレッソにミルク入れたりそれをスムージーみたいにフラペチーノと呼ばれるものにしたりしてますので飲んでないことはないんですがエスプレッソだけを日常的に飲まれている人はかなり少ないのではないでしょうか❓
ちなみにわたしもほとんど飲みません😅
ただイタリアにいた時は選択肢としてほぼエスプレッソしかないのでとてもよく飲んでました。イタリア料理食べたあとはなんだか無性にエスプレッソが飲みたくなるんですよ。
(ここではあえてわかりやすくカッフェではなくエスプレッソと呼びます)
普通のコーヒーではダメなんですよね。
なんでかはほんとに感覚の問題かもしれません。エスプレッソを飲むと口がすっきりするんです❣️そしてあの量がいいんです。
そんなエスプレッソですがイタリアにはいくつかメーカーがあります。
そのうちの1つにLAVAZZA(ラバッツァ) という会社があります。
本社はトリノにありましたので料理学校の校外学習の一環としてある時生徒みんなで訪れました。その時のことを今回はご紹介します🤗
LAVAZZA・ラバッツァ本社
本社はトリノ。1895年に誕生。エスプレッソ自体がイタリアで20世紀初頭に誕生した事を考えるとかなりのパイオニアとなります。
ちなみにイタリア国内でのシェアはNo. 1だそうです。実に44%のシェアを誇り、世界90カ国以上で飲まれているグローバルカンパニーです。
有名なフォーシーズンズホテルやミラノのスカラ座など著名な場所でも認められている。
とまあ、とにかく本場イタリアでは知らない人はいないというエスプレッソの会社です。
始めて生豆を輸入して焙煎したのはLAVAZZAが始めてなんですって😳
たしかにとても美味しいんです🎵
ただ苦いだけではないというエスプレッソを飲んだのはLAVAZZAが初めてかも知れません❗️
ですので、このLAVAZZA本社に訪問して実際にエスプレッソのいれかたの講義までしてもらえるのはほんとに楽しみにしていました😊
次回、ついにLAVAZZA本社に潜入致します❤️
今回はこれで終わります🤗
ではでは😺
こちら本社入り口ですよ〜👍
その68 留学先の宿舎の事
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアのチーズの王様パルミジャーノレッジャーノについてお話しました🎵
わたしはそのままではあまり食べない方でしたがイタリア滞在中は常に目の届く所にチーズがあったので随分と食べていたと思います❣️
個人的にはブルーチーズのゴルゴンゾーラというのがあるんですがそれと赤ワインを合わせるのが好きなんです✨
ブルーチーズは好き嫌いがはっきりと分かれるチーズなんですがわたしは初めから好きでした🧀
あのなんとも言えない独特の風味が他では絶対味わえないですからね。
あのチーズの匂いは大丈夫なのになぜかわたしは納豆が食べれないんです💦
匂いが苦手で無理やりなら食べれないこともないんですが選択肢としてはご飯の時には基本食べないです。
不思議なものですね😊
逆の方のほうが多いかもしれませんね。
納豆は日本の国民食ですから❣️
さて今回ですが、イタリアの留学先の宿舎の周りをよく散歩してたんですがその時の画像が出てきたのでせっかくなのでご紹介しときます。
なにかの参考になれば幸いです🤗
宿舎のまわり
正確に言うと宿舎はピエモンテ州、アスティ県の中のコスティリオーレダスティ村というところになります。
村の人口も6000人程のほんと小さな村です。
そこに世界中から毎年300名ほどの外国人がイタリア料理を学ぶために来るのですから結構留学生は目立ちます。
でも村の人は毎年のことなのであまり気にもしてない風でした。
というよりすごくフレンドリーな方が多かったです🎵
はじめに学校が始まる前にいろんな説明を受けたんですがその時に町を歩く時はなるべくICIF指定の制服で行動してください。その方が町の人も安心して話しかけたりしやすいのでお願いします。と言われました。
なので休日はさすがに私服でしたが学校のある平日はほぼ制服で過ごしてました。
服を選ぶ必要ないので楽チンですし😅
制服はいわゆるコックコートなので朝晩の冷える時には意外と重宝してましたよ👍
生地がぶ厚めですのでちょうど良かったです❣️
休日は基本土日だったのでどこかの町に遊びに行くか学校周りを散策するかしてましたね。
学校のまわりなんですが田舎なので基本はなにかがあるわけではないんです。
でもその、のどかな風景がわたしはとても気に入って好きでした。
何気ない所に葡萄畑があったり、
牛がいたり、
とても空気が美味しいんです。
何もないことがこんなに素晴らしい事とは知りませんでした。
コンビニ、大型スーパー、ショッピングセンター、カラオケにたくさんの飲食店。
日本にいれば駅前には大抵揃ってます。そういう環境に慣れている人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか❓
日本の田舎でも少し車を飛ばせばコンビニくらいはありますもんね。
しかも24時間営業です。
イタリアでのこの環境は、そういう不便さと同時に、人間本来の原点を見つめ直す良いきっかけにもなりました。
添加物の多い食品を食べたくても食べれないのでだんだんと舌が研ぎ澄まされていたようにも思います。
ファストフードは便利さと引き換えに人間の大切なものを差し出してるのかも知れませんね😅
とは言いつつ、日本に帰ってきてしまうと、やはりたまに利用してますけどね💦
環境が人を作るとはほんと、こういう事だと思います🤗
食を伝えていく人間としてこういう原点をいつまでも忘れないでいたいものです✨
まだまだ頑張らないと👍
今日はこれで終わります😊
ではでは😺
何気ない道がなんかいいんですよね
のどかって好きだなぁ❤️
その29 ミラノピッツァの補足
前回は1回目の授業をお伝えしました😺
そして授業が終わって次の授業までにランチタイムがあったんですがみんなピッツアを食べ過ぎて肝心のランチがほとんど食べれなかったんです😱
始めてのランチだったので学校のほうでも豪華にしてくれていて、その料理を目の前にみんな放心状態になってました😭
でもなんとか無理やり食べてる人もいましたけどね👍
ところで、前回ミラノピッツァという表現をしましてそれについて質問を頂いたので少し捕捉をしておきたいと思います🌈
ミラノピッツァ
もともとは北部から中部地方で発達していったピッツアなんです。
ローマピッツァのように薄く伸ばして生地をクリスピーに仕上げるのがミラノピッツァの特徴と言われています。
それとふかふかのパン生地のような雰囲気の物もあります。
言われていますと言ったのはピッツァの誕生には様々な説があり、これだ❗️という説は正直ないんですよ💦
ただ分類としてある程度の明確な違いはあるのでその辺を説明するのが1番いいと思われます。
ローマピッツァもミラノピッツァも麺棒で生地を伸ばします。これは誰がなんと言おうと絶対に決まっていることです👍
あと焼く設備ですがローマピッツァは薪窯で焼くのに対してミラノピッツァは電気やガスのオーブンで焼きます🍕
薪窯で焼くのはナポリピッツァだけだと思われているかもしれませんがローマピッツァも実は薪窯でないとだめなんです。
現地のイタリアでもローマピッツァ専門店で電気やガスのオーブンで焼いている所もあるにはあるんですが「本当は薪窯でないとダメなんだ」と悲しそうに認めているんです。
店舗の関係で薪窯に出来なかったり扱いが大変なのでガスや電気にしている店もあります。
イタリア人はピッツァにとても情熱をかけているのでピッツァ屋さんに行ったらまずはこの窯を確認すると言われるほどです。
あと特徴としてはナポリピッツァが生地を食べるものとしているのに対してローマピッツァとミラノピッツァは具材を楽しむものなんです。
もちろん生地にもこだわりはあるのですが、それ以上に具材に力を入れています。
それは見た目でもわかるかと思います。
ナポリピッツァは周りの生地には具材をのせません🍕一方でローマとミラノピッツァは端のほうまで綺麗に具材をのせます👍
それはやっぱり具材が主役だからです。
ミラノピッツァが最近イタリアで脚光を浴びています✨
「スポンティーニ」というミラノピッツァ専門店で毎日行列が出来ています。もちろんミラノにあります😋
イタリアであまり行列には出くわさないんですが今が旬のものだけあって、とっても並んでいるようです😱
この新進気鋭のミラノピッツァは薄い生地ではなくフカフカの生地にトマトソースとモッツァレラチーズがほんとにたっぷりのせられています。
今で言うインスタ映えするビジュアルですね🎵
ひょっとしたらインスタを狙ったのかも知れませんね💦イタリアも時代の変化に順応しているんでしょうか🇮🇹
ちなみにこの「スポンティー二」
東京に去年出店してます❗️
行った事ないんですがこちらも毎日行列が出来るほど人気らしいですよ。みなさんも一度行ってみてはいかがでしょうか❓
ちょっと説明が長くなってしまいました💦
今日はこのくらいで😄
ではでは🐱
また明日です😁
その28 イタリアの学校生活について
前回までパスタのロングパスタについて掘り下げてお話しました😺
今回からは実際のイタリアでの学校生活についてのお話に入りたいと思います🇮🇹
(ショートパスタについてはまたの機会でお伝えしますね)
授業の進め方
まず実際の授業ですが生徒に教科書が配られました。
結構なページ数のある分厚い教科書でしたね😄
もちろんオーールイタリア語ですよ🇮🇹
数字だけは万国共通ですので皆さん理解出来ると思うんですが後はすべてイタリア語です。
もちろん通訳の日本人の先生がいらっしゃるので授業に入ればなんとなく理解できますし実際そういう生徒もいました👨🍳👩🏻🍳
でもわたしはここで声を大にしていいたい‼️
イタリア語習っといた方がいいよーー‼️
なぜかというとやっぱり授業が進んでいくと目の前での作業が中心になるので教科書を見ながら進めていく時にパッと理解していないと目の前のことがこれなんだろ❓的なことに陥りやすいのです😨
言葉を理解した上で物事が進んでいくほうが余裕を持って見てられます😋
教科書をパッと見てだいたいこういう事が行われるんだろうなという理解のもと授業に望んだほうが結果はまったく違うものになります👨🍳
ですので、できれば本気でイタリアに行って料理習いたい‼️というお考えのかたには是非とも事前に日本である程度のイタリア語のスキルを持ってから留学なされることを強くお勧めします🇮🇹✨
もちろん事前に予習して段取りよく進めていけば問題はないと思いますよ✨
(あとこれは余談ですがレストランの従業員さんや町のショップで気軽に話しかけられた時に笑うしか出来ない状況よりも基本ぐらいは喋れたほうがとっても楽しい時間を過ごせますよ)
1回目の授業
記念すべきイタリアでの最初の授業なんだったと思います❓
変化球で来た方がブログのネタになるのでその方が面白いんですけどものすごい、ど直球だったんです🍕✨
それは…
ピッツアでした‼️
先ほどの文のピッツアのアイコンで少々フライングしてるという意見は置いときます…笑🍕
そして先生はT先生でした😄
よく喋って陽気なイタリア人らしいイタリア人のT先生です✨
最初の授業だったのでみんなどことなく緊張している雰囲気だったんですが陽気なよく喋るT先生のお陰でものすごく楽しい授業になったと思います🌈
さすがイタリア人‼️やっぱりみんなこんなに陽気でおしゃべりなんだなぁ〜というのが第一印象です❤️
さて肝心のピッツアですが…。
私たちが習ったのは北部でよく食べられているピッツァで大きな鉄板に一枚のシート状の生地を大きく広げてその上に具材をわんさか載せるというミラノピッツァでした🎵(ミラノピッツァという分類にあえてしてます。)
このピッツアの形、日本ではほとんど見ない形態だと思うんですがイタリアでは(特に北部)大きなピッツアをお店で焼いてそれを切り売りするお店がとても多いんです🍕
注文したらそれをオーブンか窯で焼きなおしてもらって1個ずつ紙に包んで歩きながら食べるというスタイルです😄
学生のようにあまりお金がない人でも手軽に食べれるため、めっちゃ人気です❗️
あらかじめ一定の大きさに切ってあってそれを買うパターンと自分で大きさを指定して店の人がお客さんに
「これくらいでいい❓」
「もう少し大きくする❓」
など大きさを選べるパターンもあります。
量り売りみたいなもんですね😋
1回目の授業がピッツアだったためみんな嬉しくて、イタリアに来た感じがしたんでしょうね。焼きあがったピッツアをみんなでわいわい言いながら食べてました🎵
その後に始めての昼食がでるのも完全に忘れるくらいに……笑。
今回はこれでおしまい👍
ではでは🐱
また明日です🥺
その21 学校(お城)の内部公開
前回は調理学校の先生達を紹介しました🇮🇹🇮🇹
個性あふれる先生方で時には厳しく時には優しく皆さんにほんとにお世話になりました🐱
さて今回は、調理学校が古いお城を改装したものである事は初回のほうで書きましたが実際の内部をご紹介したいと思います👍
お城の内部
古城というだけあり見た目はほんとに小さめのかわいいお城なんです🕍🕍🕍
(現在、昔の写真データをなんとかここにおこせないかとしているところです。データがなんせかなり前の携帯電話でして起動したりしなかったりなんです。あとは画面が恐ろしく破損しているため確認作業に手間取っています。画像があった方がよりリアルにお伝えできると思ってはいますのでしばしお待ちくださいませ。)
中は基本石造りで日本の『木で建物を建てる』考えとは全く違うと思います🏠
石造りだからなのかどうかわかりませんがお城の中は常にひんやりとしていたように思います。そこに調理室が4つほどあり、あとはパンなどを焼く部屋🍞🥨🥖そして座学できる教室👍ワインを勉強できる地下のワイン教室🍷
こんな風に結構入り組んだ内部なんです😰
はじめの何日かはどこだったっけ❓と迷っていました😄
あとはわたしたちがご飯を食べるレストラン、それと調理講師たちの調理室🍝🥗🍕ですね。
どうです❓❓
結構充実してるでしょ
なかでも、前にも述べましたが調理室が広くて1人1台のキッチンスペースがあるのはとてもいい環境だと思いました‼️
もちろんIHコンロつきで作業台にまな板を置いて教科書、調理器具があってもじゅうぶんに作業出来てました👨🍳👩🏻🍳
それと講師の手元を映すモニターがすぐ上についてますのでわざわざ前に行かなくても自分のキッチンで確認できるのはとてもありがたかったです👍
どうしても前で直に見たい場合は前に行って真ん前で見ることも出来ましたよ✨
よっぽどでなければ質問も随時受け付けてくれましたし料理を習うにはバッチリだと思いました。
今回は学校のお城の内部についてでした🕍
ではでは🐱
また明日です😊