その136 ペルージャ (中編) 【イタリアの町紹介シリーズ】
みなさんこんにちは😺
前回は町紹介シリーズのペルージャ前編をお送りしました👍
ペルージャはわたしがイタリアで始めて1人になった記念すべき❓町です😂
その留学先の寮での最後の日に、みんなでまたね〜とか、日本で次は会おう‼️とかいいながら内心ほんとに不安でした。
「ここからは1人なんだ」
「誰も助けてはくれないし、通訳の人もいない」
そう思うととんでもなく心配になったものです。(1ヶ月もすればそんな心配なんて、なんて事もなくなるんですが。💦)
その日、一人で電車に乗り重たいスーツケースを手にまずはフィレンツェまで行きました。
ピエモンテ州にそれまでいたのでフィレンツェもこの時ははじめてでした。
その人の多さにまずびっくりして、そして日本人の多さにどこか安心しました。
なんだ、こんなに日本人がいるなら困った時は何とかなるかも。
そう軽く思ってそこからペルージャに向かいました。電車で何分だったかな❓
そんなに遠くはないんですがなんだかとても遠かったようにその時は思いました。どんどん田舎になっていき電車に乗ってる人もとても少なくなってきました。(なんとなく不安になってくるやつです。笑)
そしてなんとかペルージャに着いたのは夜の7時くらいでした。
ヨーロッパの夜の7時がまだまだ明るいことはわかっていたので、まだ時間もあるし大丈夫とその時は思っていました。着いてから宿を探すことにしていたのでまずは宿探しだ、と駅から歩こうとしたんですが、中心部までの道が、とにかく坂ばかりで急なんです。
後に何度もペルージャは訪れるのでその後はバスに乗ったり電車に乗ったりと大丈夫だったんですが、この時はウンブリア州の土地がどういうところか全くわかってもなく、ただただ坂を見て呆然としていました。
駅から町の中心部に行くにはかなりの距離をこの坂を登って行かなくてはなりません。
駅にバスらしきものはあるけど、この時は何とかなる‼️と思ってたので中心部まで歩いて行くことにしました。(バスに乗って知らないところに降ろされるのも怖かったんです)
でもこれが大失敗🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣
とにかく坂が急で道がデコボコ。
そしてなんといってもスーツケースが重い💦
そんな三重苦が重なりすこし歩いて、もうすでに心は折れかかっていました。
(初めてヨーロッパで一人になってこんなよくわからない坂の途中で自分は何をやってるんだろう。なんだかとても虚しくなって座り込んでしまいました。あたりはどんどん暗くなり、ますますヤバさが増してきます。)
おそらく30分くらい休んだんでしょうか。
足もいくぶん楽になりすこし歩こうという気になってきました。よし、こんなところで座り込んでてもしょうがない。誰かに聞けばこの辺りにも宿はあるかも。そう自分を奮い立たせて人のいそうな場所を探しながら歩くことにしました。
そうすると目の前にガソリンスタンドが見えてきました。足はもう限界に近いです。
よし、あそこで聞いてみよう。とすがる思いでガソリンスタンドに近づいていきました。
すると多量の荷物を持った日本人が急に現れたものだから、ガソリンスタンドの従業員の方も、「一体どうしたんだ?こんなところで。」と話を聞いてくれました。車は多いけど歩いている人は少ない場所です。そして片言のイタリア語でわたしは話し始めました。「明日からスペッロで働くためにまずはここに来た。ペルージャの町は始めてでよくわからない。宿を探している。」と説明しました。するとガソリンを入れに来ていた1人の女性が、そのやり取りを聞いていて、
「それだったらいい宿がある、荷物も乗せてあげるから一緒に行こう!」
と言ってくれました。
ここでみなさんならどうしますか❓
まったく知らない土地でしかも外国。そう、イタリアです。ガソリンスタンドの従業員ではない、始めて会った通りすがりの女性。でも車に乗せてくれて宿に案内してくれると言っている。足はもう歩くのは限界に達している…
ここでわたしは少し迷います😣
だってそのままどこかに連れていかれて何されるかもわからないじゃないじゃないですか😭
ここは日本ではなく外国、ヨーロッパのイタリア。こんな見ず知らずの人をどこまで信用していいのか全く判断がつかなかったのです…
でも足はもう、限界。。。。
重いスーツケースを引きずって坂を上がってきてるので腕もかなり痛い。
なにせ疲れた🥺
かなり迷って、わたしはイタリアという国にかけてみることにしました‼️🇮🇹
と、長くなってしまったので今日はここまでにします😅
明日また書きますね👍✨
ではでは😺
またあしたです😂
▼学校の寮から見たイタリアの虹🌈