その311 #5 【チーズのお話し】
みなさんこんにちは😺
昨日はレンネット凝固についてお話ししました👍
チーズにするために乳を固める作業はもちろんあるとは思ってましたが、まさか仔牛や仔羊の胃を見て固めることをひらめくなんてほんとすごいですよね😳
原始的ではありますが、理にかなったやり方だと思います🎵
今日はあともう一つの固め方をご紹介しますね🤗✨
・加熱による凝固
ホエイというものが乳の中にあります。
そのホエイのタンパク質は卵白や血液に近い性質を持っていて加熱によって凝固するんです。
乳タンパク質の熱凝固は酸性化によって促進されるので、イタリアのリコッタチーズのようなホエイチーズの場合、酸性化が進んだホエイを加熱してタンパク質を回収します。
ここでも乳の酸性化がポイントになってます。
酸性化することによって、カードと呼ばれるチーズの元になる個体とホエイという液体に分かれます。
その分かれたホエイを使ったチーズを作るときにこの熱凝固という事を行うことによって新たなチーズが誕生するのです。
リコッタチーズの名前の由来は、二度煮る、もしくは、再び煮るという意味になります。
ホエイ自体がまずはチーズ作りのために出来た副産物のようなものなので、そういう名前がついたんでしょうね😆
主となるタンパク質はカードのほうにかなり行ってしまうので、残されたホエイで作られたチーズはとてもフレッシュで淡白なものが多いです。食べやすくてミルキーな雰囲気もあるのでわたしは結構好きですね👍
トマトパスタの最後に上に乗せて、バジルの葉をちぎって、オリーブオイルなんてかければ、かなり雰囲気のあるパスタが出来上がります。
しかもあっさりしたホエイチーズは料理の邪魔をしないのでとても万能だと個人的には思ってます。前菜に使うのなら、そのままクラッカーに塗ってハチミツなんてかけたら最高ですよ✨
あとは、カプレーゼ風のサラダにも簡単に出来ちゃいます🎵
熱凝固というチーズの固め方で出来上がるチーズはそういうフレッシュであっさりしたチーズが出来るのでチーズがあまり得意でない方にも試してみて欲しいですね😊
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺