その323 #16 【原料乳の特徴】
みなさんこんにちは😺
前回までで、チーズの歴史や進化についてお話ししてきました👍
メソポタミア文明からヨーロッパやアジア方面に伝わっていったチーズですが、日本に入ってきたのはほんの最近の事です。
牛乳でさえも、昔の人たちは存在さえも知らなかったのではないでしょうか。
ヨーロッパの人たちにはチーズを食べてきた歴史があります。しかし、われわれ日本人はここ何年かのことなので乳やチーズについての耐性がありません。
ですので好き嫌いも激しい食べ物ですし、牛乳に至ってはお腹を壊す人がとても多いですね。
『乳糖不耐症』といいます。
ヨーロッパの人は耐性を持ってる人が日本人より遥かに多いのであまりゴロゴロとなりません😱しかし日本人にはとても多い症状ですよね。
牛乳自体を飲み始めたのは日本人もその他の国の人もそこまで大きくは変わらないそうです。
もともと耐性を持ってるかどうかなんですね。
でもそんな人はチーズを食べましょう‼️
牛乳の栄養素をギュッと圧縮したのがチーズですのでカルシウム、タンパク質、炭水化物がとてもバランスよく摂取できますよ🤗
お腹もゴロゴロいいません🙆♂️
わたしも積極的にとるようにしてます👍
さて、今日の本題に行きます。
・牛
チーズの原料乳ですが、いくつかあります。
その中で1番メジャーで私たちがよく口にしている牛から説明します。
牛にはさまざまな品種があって、それぞれ乳量や成分が違います。ですので原料乳を選ぶことはチーズを作る上でとても大切なことです。
ヨーロッパの乳牛はそれぞれの風土にあった品種が選ばれて定着しています。その多くは乳肉兼用なので産乳量は必ずしも多くはありません。しかし、乳固形分が多いのでチーズを作る場合には収量はたかくなります。
日本に多いホルスタインは乳固形分がやや少ないものの産乳量が多いので、飲用牛乳に向いた品種です。
チーズ作りにはやや不利ですが、戦後の日本の飲用牛乳はこのホルスタインが支えてきました。日本では乳固形分が多いブラウンスイスやジャージーを導入するようになってます。
牛乳って学校給食でずっと飲んできましたよね。カルシウムや栄養がたくさんあるから。
しかし牛乳について賛否両論あるのはご存知でしょうか。ここではあくまでもチーズのお話の一部なのであまり多くは話しませんが、長く世界の食卓に上がっていたのは事実です。
そしてチーズにはとても長い歴史があります。
そのことだけは揺らぎない事実だとわたしは受け止めています。
今日はこれでおしまい😺
また明日です☺️