その386 #57 【フランスオーベルニュと南部】②
みなさんこんにちは😺
今日も早速🎵オーベルニュ✨✨✨✨✨
・サレール
カンタル同様古い歴史を持つチーズです。
カンタルと同様、同じ地域で4月15日から11月15日の7ヶ月間だけ作られています。
限定的で作るとなると、とても難しいチーズ作りになると思います。
毎年同じ気候や天気だったらいいですが、もちろん違いますよね。搾乳も違う。その中で決まった期間しか作ることができない、という制限があるのはある意味、そこで作らなければそもそも良いものは出来ない、ということなんでしょう。(厳しい世界ですね💦)
自然に出来る表皮は茶色で荒々しいのですが、中身は黄金色でよく引き締まっています。
ミネラル分の多い土地の良質な草を食べた牛のミルクの芳醇さを感じさせる重厚な味わい
【チーズの分類】非加熱圧搾タイプ
【産地/指定地域】カンタル、アヴェロン、コレーズ、オート・ロワール
【原料乳】牛乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低3ヶ月間
【形と重量】型の直径38〜48cm、重さ30〜50kg
【固形分中乳脂肪】最低44%
・ライオル
こちらもカンタル、サーレル同様古い歴史を持つと言われているチーズです。
ライオルの製法の基礎を確立したのはこの地方の修道士たちでした。
12世紀、彼らは夏にビュロンという山小屋でチーズを作り、冬にそのチーズをスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに行く道すがらの巡礼者に提供していたのです。
石臼のような荒々しい肌に赤で文字と雌牛のシルエットが描かれているのが特徴。
標高1000メートルのオーブラック高原に咲く高山植物の花を食べた牛のミルクがこのチーズの深い味わいを作り出しています。
【チーズの分類】非加熱圧搾タイプ
【産地/指定地域】アヴェロン、カンタル、ロゼール、各県の一部の指定村落
【原料乳】牛乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低4ヶ月間
【形と重量】直径30〜40cm、高さ直径の0.8〜1倍。重さ20〜50kg
【固形分中乳脂肪】最低45パーセント
ここまで、伝統的な昔ながらの製法で今も守り続けているチーズが主なものでした。
昔の人の知恵が現代にちゃんと受け継がれているって単純にすごいなぁ、と思います。
次回はいよいよです‼️
あの青カビチーズの紹介になります🧀✨
あっ、でもそれは来週になりそうです😅
週末はピザ屋さんの紹介ですから🍕🍕
今日はここまで😺
また明日〜