その371 #48 【フランス東部】①
みなさんこんにちは😺
今日もチーズのお話の続き…
ちょっと寄り道↓
前回までの北東部エリアですけど、ワインもかなり有名な場所なんです。代表的なもので言えば、シャンパーニュです!(シュワっと泡のやつです)
みなさんもご存知ですよね。ちょっとしたお祝い事の時には出番が多い飲み物ですよね。
そして、その右側がアルザス・ロレーヌ地方と呼ばれるエリア。
ここもドイツとの国境を活かしたフランスでもかなり特徴のあるワインを作っています。
ワインボトルがスラッと、まっすぐに細く伸びてるのが特徴なので見たらすぐ、あっ!これはアルザスワインだな。と判断出来るくらいです。また、その辺のところもおいおいお話ししていきますね。。。
ここから本題↓
・エポワス
16世紀初めに、修道院で作り出されたのではないかと言われています。(これも言われてるレベルで確証はない)
オースワ地方の農民たちが製法に改良を加え発展し、1900年ごろには300を超える生産農家があったようです。ところが、第一次世界大戦の勃発とともに衰退。1950年ごろには絶滅の危機に瀕しますが、情熱的な夫婦の力によって見事に蘇りました。
熟成中はマール・ド・ブルゴーニュで洗い、陶器のようななめらかな肌を作ります。
表皮のオレンジ色は熟成中に細菌が作る色素によるもので自然の色です。中身は柔らかく、強烈な個性を持つその風味は多くの通をもトリコにしています。
【チーズの分類】ウォッシュタイプ
【産地/指定地域】コート・ドール、ヨンヌ、オート・マルヌ
【原料乳】牛乳
【熟成期間】最低4週間
【形と重量】
大型/直径16.5〜19cm、高さ3〜4.5cm、重さ700〜1,100g
小型/直径9.5〜11.5cm、高さ3〜4.5cm、重さ250〜350g
【固形分中乳脂肪】最低50%
・アボンダンス
14世紀にはすでにレマン湖の南にあるアボンダンスの修道士たちはアボンダンス種の牛のミルクからチーズを作っていました。
彼らは牛の放牧に行い、山国に暮らす人々が冬でも安心して過ごせるよう、夏に搾乳したミルクで冬まで保存できるチーズ作りに励んだのです。
アボンダンスは側面が内側に湾曲した圧搾タイプのチーズです。クッキングの温度は45〜50度で、ボーフォールやコンテに比べると低く、フランスでは特に半加熱圧搾タイプとして区別しています。
現在ではアボンダンス種のほか、モンベリアルド種とタリーヌ種の牛のミルクからもチーズが作られています。牛たちは夏には牧草地で冬には乾し草を、食べて育ちますがサイレージを与えることは禁止されています
【チーズの分類】半加熱圧搾タイプ
【産地/指定地域】オート・サヴォワ県、
【原料乳】牛乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低100日間
【形と重量】直径約40cm、高さ7〜8cm、重さ6〜12㎏
【固形分中乳脂肪】最低48%
今日はここまで😺
またあした👍