その53 イタリア産 高級キアニーナ牛②
みなさんこんにちは😺
前回はキアニーナ牛についてお話しました👍
赤身肉ブームもあってか、日本でも食べられるようになって来ましたね🎶
イタリア産以外でもTボーンステーキはあるのでそちらもお試しください✨
あと最近はなんでもネットで売ってますがこのキアニーナ牛も例外ではなくネット販売されてました🐂
検索すればすぐ出て来ますのでこちらも興味あるかたは購入されてもいいかもです😊
お値段はそれなりにしてましたが…😥
さて今回はわたしがイタリア留学していた時に実際にこのキアニーナ牛のステーキをレストランで注文するところまででした😺
その続きです。
肉の頂は半端なかった…😂
やっとのことで ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ を注文出来ました。
そして目の前に現れたのはとてつもなく高くて大きい 山の頂でした😳www
まず持って来てくれたウェイターさんがこう言ってくれます❗️
『ブォナ・フォルトゥーナ♬ 👍』
『ボナペティート♬👍』
ブォナ・フォルトゥーナが「幸運を祈る」という意味です🤗
英語で言う「グッドラック」ですね👍
周りにいたテーブルのイタリア人達もわたしのこの光景を見て、みなそう言って声をかけてくれました😂
よっぽど珍しい行為なんでしょうね。
当たり前か…😳
日本でも外国人がレストランに来て大食いにチャレンジしてたら声をかけるかもしれませんよね🙀
あと、「ボナペティート」は召し上がれの意味です。
この言葉についてはまた違う記事にします。
実はこの言葉、面白いんです。
そうやって周りの人も巻き込んで、わたしの1キロオーバーのひとりステーキ大食い大会が始まったのです😺✨
そしてまず、ステーキといえば焼き方ですよね。ミディアム、レア、ウェルダンと選ぶと思うのですがこのステーキに関しては、
アル・サングゥエ の一択なんです‼️
この アル・サングゥエ の焼き方は要は レア なんですが、このステーキが美味しいお店は絶対に レアでしか食べさせてくれません。
フィレンツェの職人は焼き方にもこだわりを持っていて、この焼き方でないと美味しくないと強く主張してきます。
好きに食べさせてよ〜と思うかも知れませんがそこは伝統に従うのが賢明かと思います。
何千年とそのようにして調理してきたのを私たち旅行者などの外国人が変えることは至難の技です。
ですのでわたしも、もちろん レア で頂きました😺そしてこのステーキを食べるときに忘れてはいけないのが赤ワインです‼️
それもフィレンツェではみんな大好きなこの赤ワイン、、、、
キャンティです!!🍷
ワインを少し嗜まれるかたなら聞いたことはあるかと思いますがこの キャンティ もかなりの歴史があるワインなんです。
イタリアにワイン法というものがあるんですがその格付けとしてDOCGという最高のランクがあるんです。
それを獲得した歴史のあるワインなんです。
ちなみにわたしはワインのソムリエ資格も持っております。(結構難しかったww)
あの有名なバッジをつけられるあの資格です。
ワインのことについても機会があればお伝え出来ればと思っています。(あっ、でも取っただけのなんちゃってソムリエですのですみません💦ペーパードライバーのようなものです。)
そのキャンティを飲みながらこのステーキを食べるのがフィレンツェ人なんです👍
わたしも一度はやってみたいという憧れがありました✨
ついにその時がやってきたのです❤️
ものすごい大きな塊のお肉を頬張り、キャンティの赤ワインで喉を潤す……。
あぁ、生きててよかった…
そう思える至福の時でした。
ほんと憧れだったんですよね😂
みなさん、いくつか小さい夢から大きな夢をお持ちだとは思いますが、わたしの夢の1つにこの 『フィレンツェでステーキを食べてキャンティの赤ワインを飲む 』というのがあったのです。
その達成感と感動で一口目は少々涙ぐんでました😭
『イタリア留学も出来てフィレンツェにも来てステーキ食べて赤ワインも飲めた!』
読んでる方の中にはそんなのが夢なの❓と思われた方がいるかもしれませんが、わたしにとっては長年の夢でした。
苦労してなんとかお金を貯め、イタリア語を勉強して、ビザを取得し、料理留学を実現させた。そしてフィレンツェでわたしは今、ステーキと赤ワインを飲んでいる…。ちょっとお肉が大きすぎるのはご愛嬌だけどwww
その感動で始めはとんでもないスピードでお肉を食べていきました。
わたしは普段そこまで大食いとか出来るタイプではなく、むしろ普通よりすこし食べない人です。でもこの時ばかりは、なにかのタガが外れたように食べていました。
しかし…
お肉の半分を過ぎたあたりから急に満腹感が襲い始めました。
うっっっ、やはりこの肉の頂は手強い💦(まだいうかwww)
なにが大変かって 『味変 』が出来ないのです。このステーキだけではなくイタリア料理は基本シンプルなのが基本。サラダなんかもドレッシングというもの自体がありません。塩、コショー、オリーブオイル、バルサミコ酢。
この味付けをしかも自分でするスタイルが多いです。
ですので調味料たちを料理と一緒に持ってきてくれるんです。
このステーキもそうなんです。
シンプルで美味しいのですが、今回のわたしの場合に限っていえば辛い状況になりました。
味変したい。
でも何もない。
頑張らねば。
みんなこっちみてニコッてしてくれるし。(それがまた辛い…。笑)
頑張っては見ましたが、それを見兼ねた最初に対応してくれたイタリア人がテーブルにやってきて、おぉ‼️こんなに食ったのか‼️すごいじゃないか😳
もうじゅうぶんだろ❓
あとは持って帰らしてやるぞ‼️
と、言ってくれました。
ふぅ、助かった…。
それを見てた周りの人たちも拍手してくれて、なんだかとても照れる状況になりました🥰
お会計を済ませてお店の方達にもお客さんにもお礼を言いながら店を出て歩き出しました。
うっ、体が重い。歩けない。。。
それでも頑張って駅まで歩いて電車に乗って帰るときにはとっても満足してました🤗
結局、わたしの「ひとりステーキ大食い大会」は失敗に終わりましたが、とてもいい記念になりました❤️
みなさんもぜひイタリアに行かれた時はフィレンツェに行ってこの ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ を食べてみてくださいね😺
あと赤ワインの キャンティ もお忘れなく✨
今回はこれで終わります👍
ではでは😺
(今回の記事、わたし史上はじめて2500字以上書いてました。(普段は1000字程)
書いてて楽しくてちょっと調子乗っちゃいました。長くなりて過ぎてすみませんでした。。。
気をつけます。)