ちきブロ 〜イタリア雑記とたまにつぶやきブログ〜

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その448 ピザを家庭で美味しく温め直す方法

 

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みなさんこんにちは😺

 

ピザに関する記事はこちら↓↓↓↓

www.otikisan.info

 

はじめに

今日は家庭でより美味しく、ピザを温め直して食べる方法をご紹介したいと思います☺️

 

ご家庭でピザをいちから準備して焼くという方はそこまで多くはないと思います。

 

みなさんがおそらく1番多く食べる方法としては、やはりデリバリーピザですよね!

 

でも、デリバリーのピザっていつもこうなりませんか❓❓

 

『大きいから余っちゃったな』

『熱々だったけど、冷めちゃった』

『パーティーで頼んだけど、頼みすぎた』

『料理がめんどくさくてとりあえず頼んだ』

 

おそらくこうなると、ピザはその後どうなるかというと、、、、、

 

冷蔵庫に、GO!!

が1番多いでしょうか💦

 

それか、こちらの方が後に美味しく食べられるんですが、、、、、

 

冷凍庫に、IN!!

 

冷凍庫で保存した方が、温め直し方にもよりますが、また美味しく食べられます😋

 

そして、翌日などに温め直して食べようとするときに1番多いやり方が電子レンジで、チーンする。これでしょうか❓

 

もしくは、これもこちらの方が美味しく食べられますが、オーブントースター

 

でも、どちらかというとパリッとなります。

電子レンジが、なぜダメかというとやはり水分を吸ってしまった生地がペチャっとなりやすいんですよね…

 

トマトソースを使ったピザは特に注意が必要です。出来れば、チーズがベースのピザの方が温め直したときに美味しく食べられます。

 

これで美味しく食べられてるから、、これでいいんだよ‼️

 

という方は、これより下を読む必要はありません‼️笑

 

でも、もっと美味しく温め直す方法あったら試してみたい。というかたは、ここからの続きをぜひお読みください😋

きっと、新しい発見が出来ると思いますよ!

 

 

 

 

 

では、ここからは具体的にどうすれば、よりピザを美味しく温め直す事が出来るのか?について進めていきますね。

 

どうしてお店のピザは美味しいの?

まずですが、宅配ピザでもいいんです。どうしてお店で食べるピザは美味しいのか❓ご存知でしょうか😊

 

 

いやいや、そんなの生地やソース・具材が美味しいからに決まってるでしょ!

 

と思ってる方が多いと思います。

 

確かに、それも間違いではありません。

しかし、もっと重要なことが隠れています。

それは、、、、、

ピザを焼く温度。

 

これです。

もう少し、具体的にいうと温度だけ適していても美味しくは焼けません。

 

もうひとつが、、、、

焼く環境。

にあります。

 

環境❓❓❓❓

順番に見ていきます。

 

まず温度ですが、宅配ピザ屋さんの焼く機械の温度はおよそ260度と言われています。

 

この温度、実はピザを焼く温度としてはちょっと低いんです。でも宅配ピザさんの焼く機械はとても特殊な作りをしていてジェットオーブンというものを使っています。 

 

これで焼けば、機械全体から特殊な温風がでることによって、この温度でも美味しく焼けるようになっています。では専門のピザ屋さんはどうでしょう❓

 

最近、町に多くなって来た「ナポリピッツァの専門店」などは、イタリアから輸送されたピッツァを焼くための石窯」で、焼いています。

 

この石釜ですが、薪かガスとかは今は置いておきます。温度だけに着目しますね。焼く温度が何度かというと、、、、450度あるんです。

 

そうです、450度もあるんです。

 

なんとなく、おわかり頂けましたか❓ 

 

ピザが焼かれている環境は、宅配ピザでも専門店の石窯でも高温でピザの周りから焼いてるんです。

 

この2つとも伴ってないと、美味しく焼けることはありません。(生地に工夫したり、特殊な焼き方にすれば、焼けるかもしれませんが。)

 

じゃあ、家庭でどうすればいいの❓

 

家庭には「石窯」も「ジェットオーブン」もありません。

 

でもオーブントースターならありませんか❓

 

ではそのオーブントースターでの焼き方です。

コツはひとつだけ。

 

『余熱で先に温めておく!!』

 

これだけです。

 

なーんだぁ、と思った方もいますよね。

 

でも、意外とやってない人めちゃくちゃ多いんです。ほとんどの人が、ピザをオーブントースターの中に入れてから焼きはじめます。

 

それではオーブントースターの中がまだ温まっていない状態ですので、ピザが焼ける頃には焼き過ぎているんです。

 

焼き過ぎると、ピザの水分が飛び過ぎてしまって美味しくありません。

高温で短時間で焼くことが美味しく焼く秘訣になります。

 

でもピザを冷凍している場合はやり方を変える必要があります。

 

先ほどのやり方でやるとピザが焼けても中がまだ冷たいままということになりがちです。

 

その場合は先に、解凍しておく必要があります。解凍の仕方は、できれば食べる前に冷凍庫から出しておいて解凍した方がいいんですが、『そんなのめんどくさい!』という場合は、電子レンジで解凍してください。

 

解凍し過ぎるとこれまたピザの水分が飛んでしまいます。

 

ここで最後に、もっともっと美味しく温め直して食べたい方のために、とっておきの裏技商品』をご紹介します。

 

これは、「イタリアンのバル」などのプロが使う技です。これを使えば、さらにプロのように簡単に家庭でピザが仕上がるというものがあるんです。わたしは現役のピザ職人です。

 

あまり、大ぴらに言ってしまうのも同業者に怒られそうなのですが、こそっと公開します笑

(もし、怒られたらこの記事は削除しますので今の内かもしれませんよ。笑)

 

でも先ほど紹介した技で十分美味しく、ピザを家庭で温め直しは出来ますのでご安心くださいね。この後の技(道具)を知りたい方は、このままお進みください。

 

 

 

 

(マル秘道具公開)

そのアイテムとは

 

  では早速、その技というか商品ですが名前を『ピザストーン』といいます。

 

どんなものかはこちらをご覧ください。

 

  ピザストーンの商品説明しておきます。

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これを使えば、ピザの余分な水分を吸ってくれます。使わない場合との仕上がりの1番の違いは、ピザの底がしっかり焼けるんです。

 

これが、違うだけで格段に美味しさが違います。

 

 ここで、色々言っても伝わらないかもしれないので、こだわりの強い方は使ってみることをお勧めします。

 

実際、ピザストーンを使ってピザを焼いているイタリアンやバルは普通にあります。お店に石窯や専用の焼く器具がないところはよく使う技です。

 

やっぱりピザの本場イタリア産のものじゃなきゃ、という方はこちら↓↓↓↓

 興味がある人は試してみてくださいね。

 

まとめ

 

ピザを美味しく温め直すにはオーブントースターなどを先に余熱で温めておく。

もしくはピザストーンを使って効率よく焼く。

 

ピザストーンでも上手く焼けないじゃん!ということがあるとしたら違う原因が考えられるので、そこは怒らないでくださいね(´;ω;`)ウゥゥ

 

あっ、そうだ。

 

近々、生地を家庭で手作りしている人のためのピザ焼き器具も紹介するのでそちらもお見逃しなく😁

 

今日はこれで終わります😺

また明日👍