その383 #55 【フランス東部のチーズ】⑧
みなさんこんにちは😺
いよいよ、今日でフランス東部チーズの紹介が終わります👍
全部で8回に渡ってしまいましたね😂
そんなに長くなるとは正直思っても見なかったんですが、それだけこのエリアが豊富な資源と技術が密集してるんでしょうね。
ワインとチーズのペアリングも色んな可能性を楽しめそうな、そんなフランス東部地域です。
では最後の説明です‼️
・リゴット・ド・コンドリュー
リゴット・ド・コンドリューはリヨンの南西にあるピラ山地で作られる小さな山羊乳製のチーズです。
スターターには前日のホエイを優先的に使い、凝固には仔山羊の第4胃から抽出したレンネットを使用しています。カードはカットせずに、ルーシュで型詰めします。
山羊乳で作るチーズの特徴として、かなり小さいものが多いことがわかると思います。
今回、東部では山羊乳を使ったチーズが結構出てきましたが、山羊乳が豊富であっても、作るチーズは小さくなります。
やはり搾乳量が少ないからですね。
あの牛と比べても大きさの違いはすぐにわかると思います。この土地の特徴がなんとなくわかってきますね。
【チーズの分類】シェーヴルタイプ
【産地/指定地域】ローヌ県、ロワール県、東部にかかる指定村落
【原料乳】山羊乳(無殺菌乳)
【熟成期間】型だし後最低8日間
【形と重量】直径4.2〜5㎝、高さ1.9〜2.4cm、
重さ30グラム以上
【固形分中乳脂肪】最低40%
・フルム・ド・モンブリゾン
モンブリゾンの名はロワール県のフォレ山脈東側に位置するモンブリゾン村に由来します。
かつてここに大きな市場があってチーズが売られていました。
フルム・ド・モンブリゾンの特徴の1つは、オレンジかかった外皮です。成形したあと型から出して、針葉樹の幹を用いた雨どい状の棚の上に寝かせて置いておきます。
その間少しずつ回転させていくと外皮は次第にオレンジ色に変わるのです。
フルム・ダンベールと同じA.O.Cでしたが、2002年に独立しました。
【チーズの分類】青カビタイプ
【産地/指定地域】ロワール、ピュイ・ド・ドーム、両県の指定村落
【原料乳】牛乳
【熟成期間】最低32日間
【形と重量】直径11.5〜14.5cm、高さ17〜21cm、重さ2.1〜2.7kg
【固形分中乳脂肪】最低52%
これで東部終わりです‼️
そして次回からはわたしの個人的に好きな地域の【オーヴェルニュ】周辺です😊
フランスだったらここが好きですね。
あんまりクローズアップされることの少ない地域ですけど、みなさんにぜひ紹介したいところです。
お楽しみに🎵🎵✨
今日はここまで😺