その377 #52 【フランス東部のチーズ】⑤
みなさんこんにちは😺
フランス東部のチーズ🧀🧀✨
あと4回くらいは続きます👍
なかなかの量ですよね💦
この東部はおそらくチーズを作る上での環境が整ってるんでしょうね😊
そしてワインの生産も盛んなので、それに合うチーズを作ろうとしたんじゃないでしょうか。
チーズのタイプも無いものはないんじゃ無いかというくらいありますもんね🎵
では紹介に移ります↓↓↓
・ルブロション
フランス東部にサヴォワ地方というところがあります。そこの方言で『ふたたび煮る』という意味になるそうです。そういえばそんなチーズがイタリアにもあったような気が…。
起源は13世紀まで遡ります。
その時代、高地で放牧をする農民は地主に使用料を払わなければいけませんでした。
そこで農民たちは、乳を全部搾り切らずに検量後に、こっそりもう一度搾乳してチーズを作ったのです。
なんたる執念でしょう‼️
全て従うのではなく、知恵を使って自分たちも恩恵を受けれるように工夫したとは、素晴らしいですね🎵
きっと法外な使用料で、それじゃあいくら頑張っても自分たちは貧しいままじゃ無いか!と考えたんでしょうか😆
【カツオのたたき】
日本でのカツオのたたきは先ほどのチーズのお話ととてもよく似た誕生の仕方らしいですよ。
その昔、身分の低い人たちは、生魚を食べてはいけないという、お達しがあったそうです。
でも侍さんや偉い人がとても美味しそうに生魚を食べる様をみて、自分たちもどうしても食べたい!
それで、生魚の表面を炙って火の入った魚としてカツオのタタキを食べたそうです。
執念ですね‼️
人間の食べ物に対する愛はいつの時代も変わらないものです。
ちょっと脱線しました💦
戻ります😁
【チーズの分類】非加熱圧搾タイプ
【産地/指定地域】オート・サヴォワ県、指定の村落。
【原料乳】牛乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低15日間
【形と重量】大型/直径14cm、高さ3.5cm、重さ450〜550g
【固形分中乳脂肪】最低45%
・シュヴロタン
これはルブロションの山羊乳版ともいえるチーズです。最低80%をアルピーヌ種の山羊で構成された群から搾乳しなければなりません。
山羊たちは夏の間の4〜5ヶ月間は牧草を、冬の間は乾し草を食べます。
製造には単一の群から絞った乳しか使えないので100%フェルミエ製になります。
【チーズの分類】シェーヴルタイプ
【産地/指定地域】オート・サヴォワ、サヴォワ、指定村落
【原料乳】山羊乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低21日間
【形と重量】直径9〜12cm、高さ3〜4.5cm、重さ250〜350g
【固形分中乳脂肪】最低40%
今日はここまで😺
また明日です😋