その326 #19 【乳牛のライフサイクル】
みなさんこんにちは😺
今日はチーズを作るうえで非常に大事になってくる乳牛のライフサイクルについてお話ししていきます👍
日本の酪農は牛が中心になっています。
牛無くしては食生活がかなり変わってしまうかもしれません💦
それぐらい、いなくては困る存在になりました。そんな牛たちが生まれてからどうやって生活していき、私たちの食に関わっていくのか、というところをお伝えします。
・出産から仔牛の誕生
現在、日本の酪農現場では人工授精によって管理しています。
約10ヶ月の妊娠期間を経たあと、破水し、出産が始まります。破水してから30〜60分で分娩します。
なんとなく人間に似ているなぁと思いましたが、出産の時間が30〜60分というのは羨ましいのではないでしょうか😳
人間の場合は出産に費やす時間はこれよりもかなり多いですよね💦
人によっては24時間以上かかる、難産というのも聞いたことあります。
それに引き換え、牛の場合はそれほど苦労せずに出産ができるのではないでしょうか。
そして無事生まれると、母牛は仔牛の全身を舌でなめてやります。愛情溢れる母の仕草ですね☺️人工授精とはいえ、やはりお腹を痛めて産んだ仔はやはり可愛いのでしょう。
そして仔牛は30分もしないうちに立ち上がろうとします。これ、人間だったらかなりびっくりしちゃいますね😳😳😳
生まれてから30分でスタスタ歩かれたらなんだか赤ん坊のイメージが崩れるような。。笑
・哺育期
仔牛なんですが、先ほどまで愛情深く育てるような仕草があったにも関わらず、母牛と引き離されてしまいます😭😭😭😭
可哀想な気もしますが、仕方ありません。
そのあと、仔牛用の小屋で育てられます。
そして生後1週間は母牛の初乳を飲みます。
それならば、生まれてから1週間だけでも一緒に居させることはできないのでしょうか。
母牛から引き離される運命なら少しぐらいいいような気はしますけど、そうなるときっと仔牛のためにもならないんでしょうか。
それから2ヶ月で離乳し牧草を食べ始めます。
そして大きくなっていくわけです。
出産を終えた牛は約300日間毎日授乳されます。出産後1〜3ヶ月が最も乳を出すようです。その後、減り始めていきます。
そして出産後2ヶ月で次の種付けをしていきます。なんだか忙しいですね💦
でも私たちの食に携わる以上は今現在はこのような飼育サイクルで牛たちは生活しています。
今日はこれでおしまい😺
また明日😁