その305 リボッリータって?
みなさんこんにちは😺
前回はレシピ公開シリーズでズッパ・パペーゼをお伝えしました👍
寒いこの時期にはあったかいスープで暖まりたくなりますよね😊
普段あまりスープを飲まない人でもこの時期はやはり欲しくなるものです。
少し似ている、フランスのオニオングラタンスープはわたし大好きでして、カフェなどに行くとあるので結構頼みます。紹介したズッパはあまりメニューにはありませんね💦
どちらかと言うと、日本のかきたまスープのような雰囲気の物なのでご自宅で作られた方が早いかもですね😆パンと卵とスープの素があれば出来ちゃいますしね🙆♂️
さて今回ですが、また温かいスープの紹介ですよ👍この時期に一気に紹介しときます‼️
これもあまり聞いたことないかもしれませんね💦
リボッリータ
イタリア中部に位置するトスカーナ地方の郷土料理です。
どちらかというと観光客が食べに行くような所にはなくて、がっつり地元のトラットリアやオステリアなどにあります。
どういう料理かというと、余った野菜や固くなったパンの再利用として作る料理でして、決してお上品な高いレストランで出てくるような食べ物ではありません。
有り合わせで、もったいないから作る主婦の料理のような感じです。
名前の【リボッリータ】ですが、イタリア語で
もう一度煮た
という意味になります。
ですので、スープ料理なんですがレストランによってはかなり煮込んでスープっぽさはなくなっているものなんかもあります。それも正解なのでびっくりしないでくださいね😳✨
家庭料理としてはみんなに人気のある料理です。トスカーナの人が好きな硬いパンと豆が入ってるので人気なのかな。
この料理に絶対に必要な材料として、
①固くなったトスカーナパン
②白インゲン豆
③黒キャベツ
があります。
白インゲン豆に関しては、豆であれば他でも代用出来ますが、パンは塩が入ってしまうとトスカーナパンとは言えませんし、キャベツは普通のキャベツはイタリアにはありません。
でもないものはしょうがないのでフランスパン(バゲット)やほうれん草などで代用しましょう。しかし郷土料理としてはなるべく本物に近づけたいものですね。
黒キャベツは(イタリア語でカーボロネロ)イタリアではメジャーな食材で他の料理でもよく使います。
香味野菜と豆をよく煮て、パンをそこに入れて砕いて、また煮て、また砕いてというようにパンが砕けていくのが重要です。
煮込んでしまったら楽です。
それをまた煮込んでいくと汁気がなくなってリボッリータの完成✨
翌日に煮直してもリボッリータでいいと思います。レストランではさすがにそういう作り方ではないと思いますが。
あと、見た目はあまり良くないかも💦
でもパスタに和えてもいいので、バリエーションは色々あるかもしれません。
面白い料理ですので、興味のある方は作ってみてくださいね☺️
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺