その25 番外編 パスタのちょっとしたはなし D
パスタのはなしまだ続きます😺
《フェデリーニ》
前回紹介したカペッリーニとスパゲッティーニの中間ぐらいの太さ。
見た目はスパゲッティーニとほぼ同じの時があるので間違われやすいです💦
細めのパスタなので早く茹で上がるため使い勝手が大変いいです👍
レストランのランチやカペッリーニより食べ応えがあるので冷製パスタにも日本ではよく使われています👩🏻🍳
《タリオリーニ・タヤリン》
同じパスタなんですがイタリアでは地方や村によって呼び名が変わってしまうパスタなんです🇮🇹
中部や南部ではタリオリーニ。北部ではタヤリンと呼びます。タヤリンの方が少しだけ細めかもしれません。
イタリアではこのように同じパスタなのに呼び名が変わってしまうものが大変多いです。
地方や村によってかなりの種類に分類されていておそらく300種類はゆうにあると言われています。その土地での発達が影響している背景があります。
地元の方達は「伝統を守る」という意味でも地元の食べ物にとても誇りを持っています。
関西人がたこ焼きやお好み焼きを他の地方には負けていないと意気込むのとちょっとだけ似ていますよね笑
料理学校がイタリア北部にあったのでわたしたちは最初このパスタを「タヤリン」と呼んでました。
それから3ヶ月後、レストラン勤務に変わって中部に移動になった時に同じパスタだと思い「これはタヤリンですね」
とその時のシェフに言ったら、
「ここ中部のペルージャではタリオリーニと名前が変わるんだ」
「ほとんど同じものだから間違いではないよ」
と説明されたのを覚えています。
話を戻しますが、
このタヤリンを使ったパスタが北部ではとてもよく食べられていてレストランに行くと決まってタヤリンがあります🌻
食べ方もシンプルにバターとチーズのみです❗️
そこに白トリュフをどばーーっとかけます笑
惜しげも無くかけるのがこのパスタの醍醐味ですね🎵🎵
白トリュフを専用のスライサーで薄くスライスしながら先ほどのパスタの上にかけていきます。だいたい何グラムでいくらか❓みたいなメニューになってます👨🍳
ではこの白トリュフについて少しだけ説明しておきます👍
(イタリア北部の世界的な伝統食材である「白トリュフ。」フランスとイタリアでほぼ生産されているんですがこの白トリュフだけはイタリアでしか作れないと言われています。
北部のピエモンテ州にアルバ(ALBA)という町があるんですがそこが1番の生産地で毎年、年末から年始にかけて白トリュフ祭りが開かれていて世界中からバイヤーが集まります。実際に行きましたが町中が白トリュフの香りに包まれていて店頭に白トリュフが飾られあちこちのレストランでこのタヤリンで作る白トリュフのパスタがメニューにありました。ちなみに現地でもかなり高価な食べ物だったのでわたしには高すぎて食べれませんでした。悲)
今回はここで終わります👍
ではでは🐱
また明日ですよ👍