その26 番外編 パスタのちょっとしたはなし E
引き続きパスタのお話です😺
《フェットチーネ》
平たいきしめん状のパスタ。
さまざまなパスタ料理に合わされている。トマトソースはもちろん、オイルソースやクリームソースでもソースが乗り過ぎないので食べやすい👍
具材をいろいろ混ぜてもバランスのとりやすいパスタ。
日本でもかなり流通されていてパスタチェーン店などでもよく見かけると思います。
《タリアテッレ》
先程のフェットチーネとよく似ているが分類としては違うものです😄
フェットチーネよりは幅が広いので使うソースが決まってしまう事が多い。
日本でも馴染み深いボロネーゼソース(ミートソース)との相性が抜群でミンチ肉がゴロゴロと残っている方がより美味しく食べれます❗️
ちなみですがミートソースのスパゲッティは日本生まれだと言われています。
明治時代にはすでに存在していて、新潟のホテルが最初だとか兵庫県宝塚市のイタリア料理店が先だとか諸説あるのではっきりした事は分かっていません😱
最初に作った人はすごいと思います🇮🇹
ここまで日本に定着するとはその時は思ってもみなかったとは思いますが…笑
ここでフェットチーネとタリアテッレについて少し詳しく解説したいと思います❗️✨
よく混同されてしまう両者。
簡単に分けて説明しますとイタリア北部ではタリアテッレ、中部と南部ではフェットチーネになります。
タリアテッレが生まれたのが北部のエミリアロマーニャ州にあるボローニャという町です。
この町はイタリア随一と言われるほど美食の町でして食がすごく発達した町なんです。
そこでこの町がフランスに近いのもあってフランスのラグーソース(煮込みソース)に影響されて贅沢にいろんな物を煮込んだのがボロネーゼソースの始まりです。
ミンチ肉も肉感が残るようにゴロゴロとさせているのが特徴です。
そのソースと幅広のタリアテッレを合わせるととってもバランスのいいパスタ料理の完成になります。ゴロゴロとした肉感のあるソースと幅広のパスタの存在感で口の中は美味しさで溢れそうになります。
ボロネーゼの名は「ボローニャの」という意味から来ています。
そしてフェットチーネですがこちらは中部や南部でよく見かけます。
イタリアの首都ローマは中部にあたります。
カルボナーラが郷土料理なんですがスパゲッティで本来なら作るのをこのフェットチーネで作ってメニューに置いている所もありました。
幅が狭いのでクリームでも重たくなり過ぎないから合わせやすいんでしょうね。
私はオイルソースで作るフェットチーネのパスタが結構好きでよく作ります。
あと余談ですが最近このフェットチーネの名前をもじったグミが日本で出てますね笑
名前はともかく結構美味しかったです笑
今回はここまで🙇♂️
ではでは🐱
また明日です😁