その375 #50 【フランス東部のチーズ】③
みなさんこんにちは😺
今日からの平日は、チーズのお話に戻ります😋
フランス東部はほんとにチーズの種類多いですよ🎵しかも有名どころばかりなんです🧀🧀🧀
では早速始めます😊
・モン・ドール
モン・ドールとは、ドゥー県の最高峰「モン・ドール」という山の名から来ています。
エピセアの樹皮で巻いてエピセアの棚の上で熟成させますが、その間に定期的に反転させ塩水で洗った後、エピセアの木箱に入れます。
やがて中身はトロリと柔らかくなりスプーンですくって食べられるようになります。
濃厚なミルクの味にほのかな木の香りが入り混じった幻想的な味わいのチーズです🧀✨
製造は8月15日から翌年3月15日、販売は9月10日から翌年の5月10日までと限定されています。
作る時期が限られるのはなんとなくわかるんですが、販売期間まで厳格に決められているなんてほんとフランスらしいですよね。
売れ残ったらどうするんだろう、とか余計なことを考えてしまいます💦💦
売らずに、自分たちや家族でたべてしまうんでしょうかね😁
それはそれでアリかな🎵
【チーズの分類】ウォッシュタイプ
【産地/指定地域】ドゥー県の標高700メートル以上のところにある地域の指定村落
【原料乳】牛乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低21日間
【形と重量】重さ480g〜3.2キロ
【固形分中乳脂肪】最低45%
・モルビエ
大型チーズを作るには十分な量のミルクが、ない時にフランシュ=コンテ地方の農民たちが考え出したチーズだと言われています。
彼らは次の搾乳までの間、カードを保護するため銅鍋の底のススをカードの表面にまぶしておき、その上に新しく準備されたカードを重ねたので、真ん中の黒い線はそのまま残りました。
現在でも植物性の炭を使ってチーズの中心に水平に黒い線が入るように工夫されています。
【チーズの分類】非加熱圧搾タイプ
【産地/指定地域】ジュラ・ドゥーの両県のほぼ全域、ジュラ県に隣接するソーヌ・エ・ロワールと、アン両県の一部の指定村落
【原料乳】牛乳(無殺菌乳)
【熟成期間】最低45日間
【形と重量】直径30〜40cm、高さ5〜8cm、重さ5〜8㎏
【固形分中乳脂肪】最低45%
次回以降もフランス東部のチーズの紹介です👍
今日はこれで終わり😺
また明日です😋