ちきブロ 〜イタリア雑記とたまにつぶやきブログ〜

現役ピザ職人ブログです! ピザ好き・イタリア好き・日本も好き  マル秘レシピも公開しています(^^♪

その250 イタリア産トマト缶はどう選ぶ❓【後編)

みなさんこんにちは😺

 

トマト缶のお話が続いております👍

おそらくみなさんトマト缶は今までも使ってきたと思います🎵

手軽にスーパーでも売ってますし、専門店でも買えますし。お値段が手頃なのでいろんな用途に使ってますよね。

 

そんな身近なトマト缶なのでちょっとしたコツや特徴を知ってもらっていたらもっと用途の幅が広がるかもしれませんよ✨

 

 

カットトマト缶の特徴

前回はホールトマト缶の使う用途や、1番ベーシックなトマトソースの作り方をご説明しました。

何気なくやってることかもしれませんが、理屈を知っておくのはとても良いことです。

補足を少しだけしておきますと、ホールトマト缶を煮込む前に手で潰すと前回書きましたが、これ、手で潰さずにミキサーなどで一気に潰すやり方もメジャーだと思います。

 

しかし、こだわるならやはり機械の熱は天敵ですので、なるべく熱を加えない方がいいです。(ミキサーなどはモーターの熱が食材に加わりやすいです💦)

ジェノベーゼのソースなどは特に分かりやすいです。

バジルの葉を潰してソースにする時にすり鉢などで潰してペーストにすると鮮やかな緑のソースになりますが、これを機械でやると、なんだか黒っぽいくすんだ色のソースに仕上がってしまいます。

トマト缶は色の変色がそこまでわからないのでなんてことないように思えますがやはり風味も色目も全く違います。

出来れば機械熱が加わらないようにした方が美味しく仕上がりますよ‼️

 

 

前置きが長くなりました。。。。

 

カットマト缶の特徴ですね💁‍♂️✨

 

カットトマト缶は?

まずは丸いトマトを使っています。

しかし私たちが想像するいつもの丸いトマトというわけではありません。

基本的に加熱を前提にされたトマトです。そのまま食べて美味しいトマトとは少し違います。

ラウンド種というものになります。そのトマトをカットして入っています。

そしてここでカット以外で大きく違う事があります。それは、

 

タネが入ってない。

そう、こちらはタネを取り除いて缶に入れられています。トマトのタネの部分は酸味が強い、という特徴があります。あとは食感に関わってきます。ですので、どちらかが気になるような方にとってはカットトマト缶の方が使い勝手はいいかもしれませんね。

 

わたしの場合は、カットトマトを使う時はスープ料理で少し果実感が欲しい時に使いますね。このカットされたトマトの形なんですが煮込んでもあまり崩れません。

ですので形を少し残した料理にしたい時などは重宝しますよ。

 

では最後にどちらがわたし個人的に好きで使ってるかと言ったら断然ホールトマト缶です‼️

 

甘みが強いんです☺️

なんとなくで申し訳ないんですが、おそらく品種の問題だと思うんですが、甘さをより感じるので美味しいトマト缶だと思っています。

あとは、酸味の調節ができる‼️

タネが入ってますので、取り除いたり、そのまま煮込んだりとタネの酸味を活かす事ができます。

と、言うわけですがみなさんもどちらを使うのかは用途によって決められるのがいいかと思います💁‍♂️

 

 

今日はこれで終わります🤗

ではでは😺

 

f:id:tichisan:20191110170225j:image