その251 【イタリア料理名前シリーズ】カポナータ編
みなさんこんにちは😺
前回までで、ひととおりトマト缶については説明できたと思います👍
ホールトマトとカットトマト。
似てるようでちょっと違う部分があって、使う用途によって使い分けるのがいいかもしれません。
レストランなどで使うのはホールトマトが圧倒的に多いように思います。
酸味の主役であるタネがあるからでしょうね😊
カットトマトはタネがない分、甘みが強く感じますがトマトの酸味というのは味に深みを与えます。ないとどこかボヤけた感じになりやすいのでホールトマト缶を使うところが多いんですよね🎵
使い分けはあまり今まで意識してなかった方もぜひ今一度チャレンジしてみてください☺️✨
さて今回ですが、そのトマト缶を使ってよく作る料理がイタリアンであるんです‼️
それが、カポナータです。
名前はよく耳にすると思います。
家でも作った事があるかたも多いかな🎵
材料もそこまで複雑でもないので困った時に頼れる料理ですね✨
今日はそんなカポナータについてお話ししていきます💁♂️
カポナータって❓
イタリア料理であるのは言うまでもありません。前菜料理としてよくレストランでも登場するメニューです。
イタリアの中でも南部の料理です。
基本、南部の料理は暖かいところの気候を活かして育てられた野菜などをよく使います。
トマトが典型的ですね🍅
そのトマトも、もちろん使います。
丸いトマトをザックザックと切って使う場合もありますし、昨日までのお話のホールトマト缶も入れたりします。
にんにくは使う時と使わない時があり、どちらでもいいと思いますよ。
わたしはいつも入れてます。風味がほしくて😊
あとは野菜です。夏野菜を一般的には入れます。ズッキーニやナス、パプリカ。この辺は絶対に入ってますね。
あとは玉ねぎでしょうか?
ここで注意点です。
特にナスなんですが、
炒めないんです!
ナスを炒めようとするとかなりの油を消費しますし、キレイに上がりません。
そのために油を多く入れるなら初めから揚げたほうがいいです。
揚げたナスはとても風味が出ますのでカポナータに深みを与えます。
他の野菜も出来れば美味しく食べるには揚げたほうがいいかもしれません。
炒めるとどうしても食材をかなり触ることになりますので形も崩れるし、見た目があまりよろしくないです💦
わざと形をなくす時もあるかもしれませんが、基本崩さないほうがいい場合が多いと思います。食感にも影響しますから。
でも玉ねぎは炒めたほうがいいですね。
鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて風味を出したあと、玉ねぎを入れて低温でじっくり炒める。甘みが出てきたら先ほどの揚げたナスやズッキーニなどを入れて、白ワインビネガーを入れて少し煮る。
そして、この白ワインビネガーがポイントです。これを入れて味に奥行きをつくります。
そこから煮て水分がある程度なくなってきたら塩と砂糖を少し入れて味を整えます。
バジルの葉を最後に散らして完成。
もう一つのポイントとして、、
この料理は出来立てではなく一晩寝かしてから食べたほうが美味しいです。味が全体に馴染んでそれぞれの野菜がとても美味しくなりますし、いやな酸味も飛んでくれます。
冷たくして食べるものですが少し温め直しても美味しく食べれますよ🎵
とまぁ、ここまでカポナータのお話をしてきました。ここでいきなり質問なんですが、
ラタトゥイユって知ってますか
このカポナータとよく似た料理なんですが、ちょっと違うんです😊
明日はカポナータとラタトゥイユの違いのお話をしたと思います。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺