その229イタリア料理の順番って?④
みなさんこんにちは😺
これまでイタリア料理の順番についてお話ししてきましたが今日で完結します👍
食前酒から始まって前菜食べて、パスタ、もしくはリゾット、そして肉、魚ともうお腹いっぱいというところまできてますよね😂
みなさんがレストランに実際行って食べてると仮定したらもう何もいらないかな、という感じかも知れません💦
しかし、ここからは女性が特に喜ぶデザートの時間の始まりですよ‼️
別腹という言葉があるように人間はお腹いっぱいだと感じていても全く味のニュアンスが変わると食べれてしまう、という不思議な生き物です(いいんだか悪いんだか😂)
よく大食い選手権みたいなものだったり大食いにチャレンジしてる人が味を変えて食べれてしまう、なんて事を見たことあると思います。
今日はコース料理についても最後に出てくるものはお腹いっぱいだけれども食べれてしまう‼️
デザートを中心にお話ししていきます🤗✨
フォルマッジ
デザートの話をすると言っておいていきなり違うじゃないか🥺と思われたかもしれません😳
しかし甘いものを食べる前にイタリアのコース料理ではチーズ🧀を食べるというのが定番といってもいいくらいメジャーなことなんです。
一説にはそれまでかなりの量のいろんなものを食べているのでそれをお腹で一旦落ち着かせて消化させる意味でチーズを食べるそうです。
たしかに連続していろんなものがお腹に入るとお腹がびっくりしてしまいそうな気はしますよね😆そのためのチーズらしいのです。
これはフランス料理を食べに行ってもコースの場合よくあることです。昔の人たちはそういう体のことに関してすごい考えて食事をしていたんですね。ほんとに関心します。
で、イタリアに話を戻すと数切れのチーズをお店が持ってきてくれる場合もあったり、テーブルに何種類かチーズを持ってきてくれて、「どれがいいですか?」と選択させてくれる事もあります。
そうして甘いものの前の時間を過ごします。
ワインも一緒に飲んでももちろん大丈夫です🙆♂️
そして次がデザートのお時間です🍰🍮
ドルチェ
さぁお待ちかねの甘いものの時間です🤗✨
イタリア語ではデザートはドルチェという言葉になります。日本でも何かの商品名に使われたりしてるので、甘いもの、というイメージはもうされてる方が多いかもしれませんね👍
イタリアのドルチェは結構甘みが強いものが多いです。あっさりとした甘味というよりもしっかりと甘く濃厚なことが多いです。
日本の甘いものは、甘さ控えめで美味しいですね!などということが褒め言葉のように使うことがありますがドルチェに関してはそういう言葉は使う事はないです。
量もしっかりとあることが多いかな💦
多いと感じる方はパンナコッタやジェラートなどの口どけ良いものを頼むとそこまで大変じゃないと思いますよ✨
中には甘いものはいらないという方がいますよね❓そういうかたはディジェスティーボと呼ばれる甘めの強いお酒があるのでそちらを選ばれたらいいと思います。
前にも紹介したグラッパやリモンチェッロがそうです。アマローネなんかもそうですね。
あとここで念のため注意しておきますが、イタリアンやフレンチでデザートを食べるときに、
飲み物と一緒には食べません‼️
これはよく勘違いされるのですが、テーブルにデザートは来たけどコーヒーがまだだから待つというのは間違いです。
ドルチェはドルチェとして食べ終わってからコーヒーなどのカフェを楽しむのが正解です。
これもアメリカ文化やイギリス文化の流れで日本ではケーキとコーヒーは一緒に楽しむもの、という意識がかなり強いと思います。
しかしイタリアではどんなレストランでも必ず別に提供されます。(観光客だと分かった場合、一緒に出してくれるところもあります。)
そこは文化なので文化に習って食事をしたほうがスマートですよね✨👍
あと補足ですがすべての食事が終わった後、レストランでゆっくりと過ごしてもらうために子菓子のプレートを出すレストランも多いです。
どこまでおもてなししてくれるんだ!って感じですが食事が終わってからサッサと帰ってしまうことが多い日本ですが、ヨーロッパではそこからも長く滞在するゲストも多いんです。
そういうニーズに合ったサービスだと言えますね💁♂️ヨーロッパに行った際には優雅に過ごされてみてはいかがでしょうか❓
これでイタリア料理のコースは完結です。
参考になれば幸いです!
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼美味しそうなお肉🎵
▼こんな感じで少しずつもあります
▼すべて終わった後の子菓子👍