ちきブロ 〜イタリア雑記とたまにつぶやきブログ〜

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その224 バルベーラは気品に満ちた赤ワイン

みなさんこんにちは😺

 

前回まででレシピ公開シリーズの牛ホホ肉のバルベーラ煮込みのご紹介は出来ました👍

今回はそのときに食材として使ったバルベーラという赤ワイン用の黒ブドウの紹介をしていきます🍷

 

 

ブドウ品種は多い

赤ワインでも白ワインでもいいんですが、ワインを作るときに必ず必要なのがブドウですね😊

そのブドウの品種はほんとにめちゃくちゃ多いんです💦

 

赤ワイン用のブドウは黒ブドウと呼ばれます。

白ワイン用のブドウは白ブドウになります。

 

で、品種ですが一説には何千とあると言われています。ブドウはそれぞれの品種に特徴があります。ですので、生産者はその特徴をうまく生かして新しいブドウを作ったりしますし、自然発生的にブドウ同士が勝手に交配してしまって偶然に新しい品種も生み出されます。

あるブドウのガイドブックでは約800種類のブドウ品種が紹介されていましたが、実はそんなもんじゃ決してありません😂

 

そして今回ご紹介するのがバルベーラという黒ブドウ品種です🍇

黒ブドウで世界的に有名なものをいくつか例をあげときますと、カベルネソービニヨンメルロー、ピノ・ノワール。これだと聞いたことある名前ではないでしょうか❓

 

その一種としてイタリアで有名なものがバルベーラです‼️

どちらかというと濃くて、渋みが多い印象のある黒ブドウの赤ワインだと思いますが、このバルベーラはそういうことがほぼなくて、しっかりしているのに、スッと喉に入ってきて後からじんわりとブドウの余韻が残るようなブドウです。わたしはこのバルベーラを使った赤ワインがとても好きで、お安く見つけることができた時はほぼ買ってしまうほどです。

基本、イタリアの土着品種はイタリアでしか栽培に成功しないとよく言われます。

数あるイタリアのブドウ品種でもわたしはこのバルベーラはまさにそれに当てはまるのではないかと思っています。

これは何となくなんですがイタリアの黒ブドウで作られた赤ワインは独特の薬のようなニュワンスが加わることが多いです。

その風味とバルベーラの持つ気品が合わさって始めてみんなが慕う美味しいバルベーラになると思います‼️

ではもう少しバルベーラというブドウ品種について詳しくお話しします💁‍♂️

 

地域

バルベーラなんですが、主に有名なところがモンフェラート地域とアスティやアルバで生産されたものが有名です。

その中でもBarbera d’AstiはDOCGに、Barbera d’AlbaはDOCとして認定されています。

 

ブドウの特徴

バルべーラの特徴として色なんですが、赤紫色で熟成年と共に赤いレンガ色となります。

酸味とタンニン、アルコールのバランスが良くて香りは強く、スミレや赤い果実、熟成すると森の枯葉、土、スパイスなどが感じ取れる。

様々な気候に対応できるほど強いブドウで栄養の少ない土地でも育つので育てやすさも特徴であります。

現在はイタリアの有名なサンジョベーゼという黒ブドウの次に栽培されており、オーストラリア、カリフォルニア、アルゼンチンなど世界でも広範囲で栽培されています。

 

料理との相性

香りの高い食材と相性がいいです。

白トリュフも高いんですけど相性よくて、お肉を使ったりパスタなんかも定番で合う料理だと思います。

強すぎる癖のあるお肉なんかになるとバルベーラではなくバローロやバルバレスコのようにとてもしっかりとした角のあるワインがいいでしょう。

 

まとめ

イタリアの土着品種として有名なバルベーラというブドウの紹介でした👍

イタリアには土着品種が数多くありますのでまた機会があればご紹介出来たらと思います。

 

 

今日はこれで終わります🤗

ではでは😺

 

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