その162 パルマ産生ハムとは
みなさんこんにちは😺
前回は町紹介でパルマを紹介しました👍
それで今回ですがせっかくですのでパルマ産生ハムについて少しお話ししたいと思います✨
生ハムといえばパルマ
日本のイタリアレストランで生ハムを食べるというのは珍しいことではありません。
好きな方でしたらまずは生ハムから食べる人もいます。前菜盛り合わせを頼んでもほぼ必ず生ハムはのってきますね🎵
それぐらい生ハムというのは日本人の食としてかなりメジャーなものになりました。
でもよくよく考えてください😳
あれ、豚肉ですよ‼️
豚肉はあたりやすいからしっかり火を入れて食べないといけない、というような印象ありませんか❓
でも安心して食べてますよね😊
当たり前ですが火が入ってなくてもしっかりと菌が死んでくれていれば食べても大丈夫なわけです🙆♂️
生ハムはその菌を殺す役割として塩を使ってます。長時間、塩水に生肉を漬け込むことによって危ない菌を殺してしまうわけです。
でもまた菌がついてしまうことがありますよね。それも水で洗い流すということで菌が付きにくくなります。
そして最後に乾燥して熟成させることによってより一層、菌が寄り付かない生ハムが完成するのです。
日本ではその工程に加えて燻製ということもします。これも菌が繁殖しにくくするためです。
そうやって美味しくて安心安全な生ハムが私たちは食べられるわけですね🤗✨
パルマ産生ハムの原料となる豚はイタリア北部と中央部の10個の州の認定養豚所で生まれ育ったラージホワイト種、ランドレース種、またはデュロック種に限られています。
これらの豚の餌には、特別に規定されたブレンド穀物、シリアル等の飼料とイタリアチーズの王様と呼ばれる”パルミジャーノ・レッジャーノチーズ”の製造過程でできる乳清を与え、豚が最高の健康状態を保ちながら穏やかに体重が増えるようにしています。
法律の規定に従い9ヶ月の歳月を経て150kg以上の体重に成長した豚のみがパルマ産生ハムの原料として出荷されます。
通常より長い時間と手間をかけ育てられた豚達でもパルマハムになれるのは全部ではないんですよ😱脂身が厚く硬く締まった上質の豚のみがパルマハムに生まれ変わることを許されるのだそうです。
パルマ産生ハムの完成までには非常に多くの工程があります。パルマハム生産者たちが目指すのはただ一つ 、『最小限の塩で豚肉を熟成させる』こと。柔らかく、そして甘く仕上げること。
たくさんの製造工程にはその工程専門の職人たちが多くかかわっています。
そうやって苦労の末、私たちがやっと食べることのできる生ハムになるわけです👍
これほど多くの工程と専門職人が関わって生まれるパルマ産プロシュートも原料はたったの4つ。
最高品質の『豚のもも肉』と『塩』、そしてパルマ地方の独特の『気候』に、『時間』。
これらが全てクリアできて始めて完成される生ハムってちょっと神秘的な食べ物と言ってもいいくらいですよね🎈
これから食べるときに見方が変わるかもしれませんね👍
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼迫力ありますよね