その120 イタリアの失業率 (前編)
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアでの生卵は食べても大丈夫なのかというお話をしました👍
結論、食べてもいいけど自己責任でね❤️という事ですが、イタリア在住歴が長い人でも普通に食べてる人はかなり多いのでよっぽどでなければ食中毒になるようなことはなさそうです😁
でも日本よりは危険度は増しますのでそこらへんは自己責任でお願いします😅
さて今回ですが、少し真面目な回になります。
イタリアのレストランで働いていた時にある同僚から言われたのですが日本はレストランですぐ働けるのか❓ということでした。
その時はよくわかってなくて、当たり前だろ❓なんて答えていたんですがどうやらイタリアではそう簡単ではないようです。
イタリアの失業率は?
結構深刻な状況がイタリアの労働問題みたいです。日本もイタリアよりは今は良くなりましたが以前はかなり危険な状態でしたよね。
ちなみに今の日本の失業率はみなさんご存知でしょうか?
少し誤差はあるかと思いますがおよそ2.4%らしいです。ずいぶんと改善されて、この数字だけ見ると景気は良くなったのかな?なんて錯覚しますがそうでもないですよね❓それはわたしだけが感じてたらすみません😭
ま、それは置いといて。
イタリアはどうかというと現在はこちらも誤差はあるかもですが11.4%です。
そんなにあるんです。
しかも若年層だけでみるとなんと
40%もあるんです。
これほんとです。
去年のイタリアのニュースですがあるところに新しくスーパーが出来ることになりました。
そしてレジ打ちの仕事の募集をしたそうです。
するとその仕事欲しさに100人以上もの人がスーパーに列をなして履歴書片手に並んだそうです。
決して人気のあるスーパーとかじゃないですよ。決して安売りの特売日で並んでるわけじゃないですよ。それが今のイタリアの労働環境の実情みたいです。
もちろんイタリアといっても北イタリアは経済的に裕福な事が多いので事情は変わってくるかと思います。
特にこの問題は中部から南イタリアで貧困と所得の格差が広がっているんです。
わたしがイタリアで働いていて感じたのは若いイタリア人は社会に対して不満を持っていて働くとこに対してあまり前向きじゃないのかな?という印象を持ちました。
わたしのレストランには留学生もいましたがイタリア人もいました。
若い子たちもいてその当時で21か22才だったと思いますが働くことに前向きじゃないというか、頑張ってもあんまり意味ないような事も言ってました。
シェフや2番手の料理人は頑張って仕事してましたが若い人はサボる事ばかり考えて仕事していたように思います。
わたしは留学してまで「楽したい」とは全く思えなかったので、仕事はなんでもしていましたがその子達はそうではありませんでした。
仕事を選ぶというか、やりたくないことは人に押し付けてどっかに行ってしまうんです。
日本ではあり得ないことかもしれませんが1人目もその後来た2人目も同じような感じででした。あくまでもわたしのレストランでのことですよ。他はどうだかわかりません。
少なくともそういう現状はこの失業率にも現れているように感じます。
すぐ辞めるんです。嫌だったら。しんどかったら。たのしくなかったら。
レストランの仕事は華やかなことばかりではありません。
汚れたものを掃除もしますし重たいものを持ったりもするし、暑い厨房で頑張らないといけません。体力はいるし精神的にも強くなければ務まらないかもしれませんが、それにしてもほんとすぐ辞めちゃうんですよね。
怒られたとか、体罰を受けたとか、そんなことは一切ないのにですよ…。
勝手に自分で判断しちゃうみたいなんです。
『これは自分がやる仕事ではない、と。』
あっ、長くなりそうなので明日に続きます🤗
ごめんなさい、なんかあまりいい回ではないかもしれませんがイタリアの現状を華やかなだけではない部分もお伝えしたくて💦
ではでは😺
▼フィレンツェの夕焼け🎵