その119 イタリアの生卵は大丈夫なのか?
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアのハーブについてお話ししました👍
道端に料理で使えるようなハーブが至る所に生えているイタリアはほんとに羨ましい環境ですよね✨特にわたしのいたウンブリア州のスペッロの町は山々に囲まれたかなりの田舎だったのでとにかく緑が多い土地でした🎵
▼スペッロの町の中心からの景色
山の上に町があるような雰囲気の所だったのでそういうハーブなどの野草にとっての環境も、とてもいいのでしょうね。今思い返せば住んでたホテルの周りもかなりの緑に覆われていました🌿そこに居る時はあまり考えもしなかったんですがやはり今思えば特別な環境でした✨
そんなイタリアが相変わらず大好きです❤️
さて、今回ですがこの記事を書こうとしたのはある友人の何気ない質問からなんですが、実はこの事は以前ツイッターでも結構な論争になってたようなんです。
イタリアで結局生卵は食べていいのか❓
結論から先に言うと食べてもいいけど自己責任でお願いします、という事になります。
イタリアに着いて料理学校の先生から説明を受けた時にもこの卵については少し触れられました。やはり日本人は卵かけご飯(TKG)が大好きだからでしょうね。
その時、先生はイタリアの生卵は『殺菌されてないものもあるから基本的に食べてはダメ』とおっしゃってました。たしかにイタリアのスーパーなどで売られている卵には糞が付いてるものも売られていたりするので見るからに危なそうなんです。
これはフランスに行った時も感じました。
でもとても綺麗で見た目これは大丈夫だろう、というものも売ってました。
実は料理学校の時に日本人仲間が何度も卵かけご飯を食べてるんです。特に病気になるようなこともなく。それを見てた他の外国人も一口味見さしてと、食べてました。
特に問題はなかったですけど、やはりサルモレラ菌は怖いですよね。
ツイッターでも議論
ツイッターでも前に議論があったようで、そこでも結局は多分大丈夫だけど食べるなら自己責任でという事で落ち着いたようです。
イタリア在住25年の方もその時発言なさってましたが生卵でサルモレラ菌にあたった人はかなり稀なようです。
料理学校の先生は万が一の事を考えて私たちに言ってくれたのでしょう。
もし万が一であたったりしたらせっかくの料理留学が台無しになってしまう可能性がありますからね。
イタリア料理には生卵を使う料理は結構あります。お菓子のティラミスが1番いい例かもしれません。ティラミスで食中毒になったというのはよほど保存状態の悪い卵を使ったかティラミスを作ってからの環境が悪すぎたなどの原因が考えられます。
ティラミスで食中毒事件は日本でも発生してます。サルモレラ菌は滅多に日本では当たりませんが( なくはないですよ💦)そもそもの調理過程を間違えるとたまごは腐りやすいものですから注意が必要ですね。
日本のたまごはしっかりとした設備で無菌状態での飼育らしいのでほぼ大丈夫でしょうが、これからの7月〜9月までは環境を間違えると危険なたまごになってしまうので生卵が好きな方はくれぐれも注意してお召し上がりください👍
まとめ
日本ではスーパーで買ってきたたまごはすぐに冷蔵庫に入れてひび割れがあったものは必ず加熱殺菌してから食べる事を徹底していればご家庭で生卵に当たるなんてことはほぼないと思います🤗
~イタリアでは~
・極力火を通してから食べる‼️
・どうしても生卵を食べたい時は自己責任で‼️
それでは今日はこれで終わります✨
ではでは😺
▼何度か登場しているイタリアNo. 1のティラミスです❤️