その459 【書評】行動経済学『ヘンテコノミクス』を読んだ
みなさんこんにちは☺️
今日は最近読んだ本でとても納得の共感が出来たのがあったので、みなさんとシェアしたいと思います。
飲食店の経営者は経済学も経営学も勉強する必要があります。ただ料理を作ってればいいものでもありません。
なのでわたしはよく本を読みます。
だいたい月に20冊くらいは読んでます。(ちょっと自慢です。笑)
仕事の休憩時間はこのブログを書くのと、読書がいつもの時間の使い方です。
というわけで、今までは書評などしてきませんでしたが、これからは少しずつしていこうかなと思います😁
ですので、今日はこのブログとしては珍しく「書評」です。笑
今日のはマンガなので、とてもわかりやすくて読みやすいですよ👍✨
ヘンテコノミクス
題名はなんじゃこりゃ、って感じです😁
こちらは漫画になってまして、原作が…
佐藤雅彦・菅俊一の両名です。
漫画なので、画が高橋秀明。
こちらはその本↓↓↓↓↓↓
|
でもみなさん、漫画だと思ったら大間違い。
とても為になる、経済行動学の本でしたよ✨
行動経済学とは
どうやら2017年に脚光を浴びることになったようです。行動経済学というのは新しい分野の経済学みたいですね。
2017年ノーベル経済学賞を受賞されたリチャード・セイラーさん。
この方が先駆者の1人です。
で、行動経済学とはなんなの❓
というのが、率直な意見ですよね💦
そんな方のために大まかに簡潔な言葉にしますと、、、
「人間とは非合理で不利益な行動をとるもの」
ということだそうです。
その具体的な説明を漫画にして、とても読みやすくわかりやすくしてくれています。
非合理で不利益?
そんなことない!って思いませんでしたか❓
わたしは思いました😁
人間って合理的に動いてるはずですよね。
その方が自分にとって都合がいいことが多いですから。
わざわざ、非合理な事をする人の方が絶対に少ないはず…
でもそれを無意識でやっているとしたら…
どうでしょう。。
この本はそういう事を書いてます。
|
では、具体的に説明しますね。
読んでて、わかりやすかったものをご紹介します。
①フレーミング効果
フレーミング効果とは行動経済学のひとつです。
同じ情報でも言い方を変えるだけで異なる印象を与えること。(枠組みを変える)
それをフレーミング効果と呼ぶそうです。
言葉だけは聞いたことあるような気がしませんか❓○○効果っていっぱいあるから気がするだけかな。笑
では実際どういうことかと言うと、こうです。
例えば、、、
(手術の成功確率の場合)
→死亡率20%の手術 というのを、、
→成功率80%の手術 と言い換える。
これ、同じことですよね❓
ただ、同じ状態の事を見方を変えて言い方を変えてるだけです。
でも受け取る言葉の印象、かなり変わりませんか❓
同じことなのに、ネガティブな情報とポジティブな情報とになる。
そうなると受け取り方の感じ方が違ってくる。
それをフレーミング効果というそうです。
親近効果
終わりよければ全てよし、という言葉があります。
これ、ほんとなんです。
例えば、、、、、
(女性に対して)
→(服装が)可愛いけど派手だね
→(服装が)派手だけど可愛いね
(デートをして)
→楽しかったけど疲れた
→疲れたけど楽しかった
全く違う印象を持ちませんか❓
順番が入れ替わってるだけですよ。
すなわち、これはどういうことかというと。
何かを伝える時は、
「ネガティブなことを先に言ってポジティブで終わるようにする。」
人間は最後の言葉を印象強く評価してしまうという心理現象です。
これを新近効果と呼ぶんです。
この本の第10話は飲食店の人が特に役立つ行動経済学が書かれていました。
気になる人はぜひ、手に取って読んでみてください‼️
こちら↓↓↓↓
|
少しだけネタバラシすると、
どうして、そのメニューを選んだのか❓
これになります😊
気になりますよね☺️👍
まとめ
読書する時間はあまり無い、という人も多いかと思います。
でも読書で学ぶことはたくさんあるように思います。
ぜひ、時間を有効に使って読書してみてくださいね!
今日はここまで😊
また明日ですよ👍
こちらです↓↓↓↓↓
|
まだまだあるぞ!現役ピザ職人おすすめ記事↓↓↓↓