その426 イタリアが収束傾向になっていた
(今回はウィルス関連の記事になります。)
みなさんこんにちは。
少しだけイタリアの良い情報が入ってきたのでみなさんにお話ししたいと思います。
(なるだけ気分が良くなるような前向きな情報がいいと思っています。テレビをつけると暗いニュースがあまりにも多いので)
イタリアは日本と違い【ロックダウン】されていました。それが3月10日の事です。
もう、2ヶ月ほどイタリアの国民は自由を奪われた生活を送っていることになります。
日本の非常事態宣言はあくまでも政府からの要請に留まっていますので、県外に跨いで移動したとしてもなんら罰則などはありません。
(最近は自粛警察なるものが出てきて勝手に一般市民が取り締まっているらしいですが。)
しかし、海外で行われているロックダウンは公式に政府からの法律をもとに行われているものです。勝手に出歩いているところを警察に見つかったら職務質問もされますし、理由によっては強制的に家に帰らされます。
国によっては罰則規定も設けられていました。
そしてイタリアの話に戻します。
イタリアでのウィルスによる死者数はアメリカに次いで世界2位でした。2万人を優に超えています。(アメリカはこれよりももっともっと多いです。)
いまだに多い死者数ですが、3月のロックダウンからずっと増加傾向にありました。それが今月の5月4日に初めて減少しました。
やっと減少したんです。
ということは、これまでずっと増えてたと考えるとほんとに恐ろしい数です。
でも少しの光ですが、これは良かったと言っていいとおもいます(死者が存在することは忘れてはなりません。)
情報としても、国民が安心できる材料にもなるし、自粛を頑張った成果としても受け取れると思います。日本でもいつもテレビなどメディアで伝えるニュースは『感染者数が増えたとか減ったとか』だとはおもいますが、減ることがなかったイタリアにとってはとても良いニュースだったでしょう。
そして気がつけば、世界2位だった死者数がイギリスになってました。これはある意味、暗いニュースですかね。それにしてもヨーロッパの感染拡大の大きさはほんとにどうしてなんでしょう。接触する機会が多い挨拶の仕方とか、マスクをつける習慣がなかったとか、もちろん色々な理由があるかと思いますが、今回のウィルスの件でそういうことを見直すようなことになるんでしょうか。
イタリアはまだ余談を許さない状況です。これから徐々に移動制限が解除されていきます。町の施設も使えるようになる。人との接触は増えていきます。嬉しい反面、そういったリスクがまだあることだけは肝に銘じながら生活をしていくことになるでしょうね。
日本でも今年いっぱいは、元の生活には戻れないかも、なんていう予想がされています。
そうなるとあと半年もありますよ。
そんなに制限した意識を続けるのってかなり大変だし、そもそも続けること出来るかな?
紫外線がウィルスを死滅させる、というデータがアメリカで発表されました。紫外線の多い夏になれば、今よりは収束のスピードが上がってくれることを祈るばかりです。
早く元の生活に戻りたい
みなさんも一緒ですよね。
頑張りましょう!
月並みですが、、、
『止まない雨はない』です。
今日はこれで終わります。
また明日です!
(わたしが撮ったイタリアの夕暮れです)