その３９６ インフルエンザとの違い

みなさんこんにちは。

今回の新型コロナウィルスですが、よくインフルエンザと似ていると比較対象になってます。

その違いをとてもわかりやすく、説明してくれている動画があったので、その内容をみなさんとシェアしたいと思います。

まず、どれだけ感染させやすいか？

ですが、動画では『はしか』を例にしています。『はしか』の感染者はどれくらい周囲に広げてしまうのか？

それはひとりの感染者から最大で12〜16人までの広げ方をするそうです。

次に『ジカ熱』という感染病があります。

こちらは、6.6人だそうです。

かなり感染を広げてしまいますね。

【そしてインフルエンザですが、こちらはなんと、たったの1.3人です。】

そう、1.3人。

そう聞くと、怖さが一気になくなりますね。

そして今回の新型コロナウィルスはどうか？

2〜2.5人

どうですか？

数字に置き換えると、なんだか納得しやすいですね。インフルと比べると大して違いないかもしれないな…と思いますよね。

他のウィルスと比べると尚更ですよね。

またインフルとコロナウィルスの症状はとてもよく似ています。

熱、空咳など。

そしてどちらも肺炎によって死に至ることが多いです。残念ながら亡くなられた志村けんさんも同様です。

よって、インフルと新型コロナウィルスを同等のように考えるのはとても妥当だと言える行動ですよね。

ここで、今一度、感染させる数字に立ち返ってみましょう。

インフルが1.3ということはひとりの患者に対して1〜2人が感染してしまうと言うことです。

10周回ったら全部で56人です。

そしてこれを新型コロナウィルスで考えると、どうなると思いますか？

『1人が2人に、そしてまた2人に。』

このように10周回ったらなんと、2,000人以上になってしまうんです。

この広がり方がインフルとの大きな違いです。

この感染の広がり方を認識すれば、事の重大さ

に気付くと思います。

コロナをインフルと同じように考えて、気持ちを落ち着かせようとする人もいます。

しかし、それは大きな間違いです。自殺行為です。それでは事態を悪化させてしまいます。

アメリカではインフルによって年間60,000人のかたが命を落とされています。

現在の世界のコロナでの死者数は、すでに60,000人を超えています。

たった数ヶ月で。

でも、これからさらに数字は上がり続けます。

それは考えたくもないかもしれませんが、否定しようのない、事実です。

世界のインフルでの死者数は年間数十万と言われています。このコロナはそれを上回るスピードであることはもう、ここで言う必要はないかと思います。

【そして、インフルとコロナの症状の大きな違いをここで確認することが、とても重要になってきます。】

それは、症状が出るまでの時間

そうなんです。

新型コロナウィルスは感染してから症状が出るまで、およそ5日間かかります。長い人だと２週間もさきです。

この間もコロナは人に感染します。

発症していなくてもです。

他方、インフルの潜伏期間はたったの2日間。

ウィルスにかかっても人にうつさないように、すぐに対応できます。

これに私たちは慣れてしまってるのです。

自分が感染しているとも知らずに、いろんな人に接触して感染させてしまっているのです。

そして、この新型コロナウィルスは誰も防御力を持っていないこともお伝えしておかなければいけません。

インフルはこれまで、インフルにかかった人など、抗体を持っている人がある一定数います。

予防接種もそうですよね。

それによって感染拡大を抑えこめているのです。感染するときも、抗体を持っていない人同士でしか拡大することはありません。

予防接種が勧められているのはそのためです。

免疫がついている人たちが感染拡大を食い止めるのです。

すなわち、抗体を持っている人が多いほど、守れる人が増えるわけです。

しかし、コロナウィルスは新しいウィルスです。

過去に感染した人もワクチンもありません。

地球上のすべての人が『感染しやすい』という事です。

自分は感染してない、と人に接触し、山火事のように拡大していくのです。

インフルエンザの入院率はたったの2%です。

しかし新型コロナの入院率は30%です。

まだ確定してませんがコロナの死亡率は1〜3%となるようです。

インフルは、もっと低く0.1%です。

でも、このインフルでさえも、アメリカで年間6万人もの人が命を落とすんです。

コロナの致死率はインフルの10倍

もっと深刻に受け取るべき問題なのです。

しかし、この死亡率は全ての年齢の人の合計率です。年代別に見ると、とんでもない数字になります。

全世界人口の２割以上がこの新型コロナウィルスに感染するとの指標が出ています。

そこで、私たちに出来ることはないのか？

特効薬もワクチンもない病気に立ち向かうにはそもそもこの網に参加しないことです。

接触を避け、家から出ない！！！

人を介さない限り、ウィルスは広がりません。

『参加すべき不参加です。』

しかしこれは全ての人が協力しなければなりません。インフルに似ている、という安易な考えは捨て去るべきです。

みなさん、

適切な警戒をし、

賢明な判断をしましょう。

今日はここまでです。

では、またあした。

（明日、非常事態宣言が出される予定です。）