ちきブロ 〜イタリア雑記とたまにつぶやきブログ〜

現役ピザ職人ブログです! ピザ好き・イタリア好き・日本も好き  マル秘レシピも公開しています(^^♪

その189 ナポリピッツァ世界大会

みなさんこんにちは😺

 

前回はイギリスのチーズ🧀スティルトンについてお話ししました👍

世界三大ブルーチーズの一つであるスティルトン✨知名度は低めかもしれませんが独特のしゃりしゃりした美味しさがあります🎵

一度三大ブルーチーズの食べ比べなんてやってみたら面白いかもしれませんね😆

 

 

さて、今回は先月日本のピッツァ界でまた一つ大きな偉業がなされたということで結構ニュースになってました👍

7月の8〜10日にかけてイタリアのナポリでナポリピッツァの世界大会が行われました‼️

毎年行われていてる大会で世界からピザ職人が集まります。これまでも日本人の人が優勝したりいい成績を残しているというのはこの業界ではかなり有名なことなのですが今回もびっくりするニュースが飛び込んできましたよ😳😳

 

なんとまた日本人チャンピオンの誕生です🎉

優勝されたかたは関西の方で兵庫県の伊丹市というところに店を構えてらっしゃるピザ職人です。お店の名前は「ピッツェリアヒロ」といいまして西本裕樹さん(36才)がオーナーシェフです。

お店の開店は2016年12月だそうですがそれまでも名のあるピザ職人の所で修行なさってます。このナポリピッツァ世界大会は地元のイタリア人のピッツァ職人ももちろん参加します。世界からもやって来ます。その中で日本人が優勝したというのは同じイタリア料理に関わる人間としてとても嬉しいですね㊗️

 

大会に出場するにはいくつかの規定があるようです。真のナポリピッツァ協会に認定された店舗のオーナーや従業員、または真のナポリピッツァ協会の職人名簿に登録された方のみです。

これってどのくらい難しいことなんでしょうね😳

おそらく協会に認定されるところがまずスタートになってるような感じです。

エントリーの部門ですが、「真のナポリピッツァ」、「グルメ」、「グルテンフリー」、「ピッツァフリッタ」または「マスト二コーラ」と分かれています。

普通のピッツァだけでなく揚げピッツァも部門にあるのは驚きです⁉️

今回の方は「真のナポリピッツァ」という部門での優勝のようです。

大会の大まかなエントリー数などはわからなかったですが難しい大会であるのは間違いなさそうです😅

そして協会員でなくとも大会には参加できるようです。でもかなりハードル高そう💦

真のナポリピッツァ協会に所属していない方は「35歳以下」という特別な部門にエントリが出来ます。そのため、2019年12月31日までに35歳を迎えていないことが一つの条件になっています。年齢を証明する身分証明書が必要です。尚、エントリ出来るために次ぎの三つの一つの条件を更に満たすことです。

大会の公式スポンサーから推薦されること、または真のナポリピッツァ協会のエーリアリーダーから推薦されること、もしくは各地方や各国で開催される選抜大会を勝ち抜くことです

 

年齢は過ぎてしまうとどうしようもない😭

推薦されるとかどういうシステムなんでしょうか❓協会のエリアリーダーがいるとは知りませんでした💦結構大きな組織なんだろうと思います。ピッツァの協会があるなんて普通知らないですよね💁‍♂️

そして大会の実際の内容はもちろんピッツァを作るのですが2日間で判断するようです。

1日目は生地を作るところまでをやります。

そして2日目に実際にピッツァを焼いていくという流れです。

ピッツァを焼くといってもそんなに自由にできるわけではありません。

焼くピッツァは マルゲリータやマリナーラに制限され、AVPN(真のナポリピッツァ協会)の国際規約に従ってピッツァを作るという競技となります。 そして使用出来る食材はホールトマト、フレッシュトマト、ホールトマトとフレッシュトマトのミックス、フィオルディラッテまたは水牛のモッツァレッラ、チーズパウダー、エキストラバージンのオリーブオイル、バジル。

決められてあるように見えますが実際にマルゲリータを作るのだからこんな感じになりますよね。これらは当日協会からの支給になるようです。服装についても指定の物以外は着てはいけないなどのルールが決められています。

 

日本人が世界で活躍しているニュースを聞くとほんとに嬉しくなります🥰

 

ピッツァは随分みなさんの生活にとけこんで来てる食べ物です👍職人が増えてもっと手軽に美味しいピッツァが食べられるといいですね💁‍♂️

 

今日はこれで終わります🤗

 

ではでは😺

 

 

▼最近食べて美味しかったピッツァです✨

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