その179 小麦のアレルギーについて
みなさんこんにちは😺
前回はグルテンフリーに取り組んでおられるピッツァ屋さんのお話を例にあげながらスペルト小麦について少しだけお話ししました👍
そもそもグルテンは悪なのか❓
じゃあピザやパンなどグルテンが肝になる料理は食べてはいけないのか❓
この辺の話になってきますよね💁♂️
ここを話すときには小麦というものがどういう変革を持って現代の世界に広まって行ったのか、というところになってきます。
何回もの品種改良が原因
古代小麦という言い方をするんです。
スペルト小麦というのは古代から伝わる、品種改良される前の小麦の原種の穀物なんです。
そもそもどうして品種改良って行われるのか考えたことってほとんどの人はないですよね。
もちろん、わたしもその1人です。(お恥ずかしいです)
前にブログで書きましたが国内に流通している小麦粉の90%以上は外国産のものです。
アメリカが1番多くて次にカナダ、オーストラリアです。国産の小麦粉は最近ちょこちょこ見るようになりましたが流通量は1割にも満たないことになります。
輸入すること自体は特に悪いことでもないんですがその輸入されている小麦粉が私たち日本人の健康に少し悪い影響をもたらしているかもしれません。
最初に書いた、古代原種から小麦粉は品種改良を何十回と行ってきました。
それはなぜか❓
人間にとってより都合のいい食べ物に変えるためです。
どうしてそれが悪いことになるのか❓
健康に美味しくなるように改良すればいいのにそうじゃなくて、大量に生産出来て農薬により強く栽培出来るように改良なされてきました。
「多収」「良質」「安定」
という人間に都合のいいように遺伝子操作されて、元の人間にとって健康になれるいい部分がどんどん削り取られて行ってしまったんです。
現在、流通している小麦は古代小麦の原型はほぼないらしいです。
それは小麦の形をしたまったく別なものです。
古代原種の小麦は、化学肥料、除草剤、殺虫剤などの農薬を使わなくてもちゃんと栽培することが可能なんです。
それはいったいどういうことか❓
おかしいですよね。
安全、安定なものをより一層作ろうとしてるのに農薬を使わなければいけなくなったのは。。
例えば私たちはものすごい安い値段でパンを買えてます。スーパーやコンビニの食パンや惣菜パン。駅のベーカリーショップや街のパン屋さん。
ほぼこの外国産の粗悪な小麦粉を使わなければ成り立たない商売になってしまってます。
でも美味しいと感じますもんね。
わたしも普通に買いますよ。
だって便利だし安いに越したことはないし、不味いわけでもない。
もう人々はパンは安く買えるものと捉えてしまっています。2倍や3倍の値段になったら誰が買いますか❓
それでも買うっていう人ももちろんいるでしょうけど大多数はそうじゃないと思います。
残念ながら。。。
どうしたらいいのかわかりませんが今日本人はアレルギーに悩まされている人がかなりいます。小麦アレルギーは特によく聞きます。
私たち大人がその小麦を食べてきたツケが子供達に回ってきてしまっています。
1番簡単な方法は小麦を何かに変えることでしょうね。米粉が1番いいのかな。
ほぼ100%国産だし農薬もかなり少なく、アレルギーの心配も基本なくなる。
少しずつでも元に戻さないと大変な事になりかねないかもしれません。
わたしにできることはイタリア料理を作るときに基本、安価な小麦粉は使わないことでしょうか。基本、小麦粉はイタリア産を使いますし、ピザには北海道産を使ってます。高いんですけどね。でもやはり全然違うんです。
そういった試みを日本中で行われていけば少しずつなにかが変わっていくのかもしれません。
そう願っています🥺🥺🥺
さて、前置きが長すぎてまたこんな字数だ😅
ここでスペルト小麦の説明を。
小麦アレルギーを発症しない
そうなんです。
このスペルト小麦は小麦アレルギーの人が食べても85〜90%の確率でアレルギーを発症しないんです。
かといって安全かというとそこまで言い切れないので申し訳ないのですが、それでもこれがどういうことを示すのか❓
もともとは安全な食べ物だったんですよ。
品種改良とはそんなに悪なんですね(全てがそうとは限りませんが)
次回でちゃんと完結させます!
すみません、長々とまた書いてしまって…。
次は頭からスペルト小麦のいいところについてお話しして終わらせたいと思います💁♂️
ではまた明日🤗✨
▼奈良のグルテンフリーピザのお店で食べた無農薬野菜のサラダです🥗野菜の味がしっかりしましたよ🎵