その498 書評【お店のバイトはなぜ1週間で辞めるのか】
みなさんこんにちは😊👍✨
今日はひさびさに読んだ本の書評にします。
飲食店に関わるとても重要な内容だったので、ブログの記事にしようと読んでて思いました。
タイトルで大体の内容はわかると思いますが、アルバイトさんなしでは飲食店は経営できないところが多いです。(このシステムもそろそろ限界に来てるような気もします。)
それなのに、アルバイトは採用してもすぐに辞めてしまうことがとても多いんです。(今の会社はそんな事ありません。物凄い定着率なんですよ。笑)
そこをどう考えるのか??
という内容になってました。
ほんとにすぐに辞めてました
わたしは飲食業界におおよそ20年ほど関わってきています。そしてどの会社もいつも課題になってることがありました。それはどこの会社に行ってもほとんどその状態は変わりません。
何かというと、アルバイトさんがすぐに辞めてしまう。という事です。
この本ではその理由にいろんな視点で書かれていました。
全てをお伝えするのは、あまりにも多すぎるのでわたしなりに気になった部分を書きますね。
辞める理由として多いのがこれだそうです。
思ってたのと違う
アルバイトさんは仕事をするお店をバイト情報誌などで検索して、ここいいなー、と思ったところに応募します。
その応募の決めてになっている部分が、実際に働き出してから「なんか違う。」と思うのらしいです。
その理由はさまざまです。
・人間関係がとても良い!と書いてたのに、全然そんな雰囲気じゃないとか。
・優しい店長が、、、って書いてたのにそんなフレンドリーじゃないとか。
・先輩が丁寧に教えてくれるので安心してはたらいてくださいね、って書いてるのに全く指導してくれないとか。
挙げればキリがないほどあるそうです。
その中で、わたしが思うに人間関係での思ってたのと違う現象は、かなりインパクトがあると思います。
お金に関する事も、もちろん大事でしょう。
例えば、交通費が出るって書いてて全部出なかったり、賄い付って書いてて実際はいくらか請求されてたり。
でもそれは、現場が楽しくて自分の思うような環境であれば、
『まぁ、ちょっと違ったけど頑張ろうかな。』
と思えると思うんです。
でも人間関係だけは、そうはいきません。
我慢出来ないからです。
生理的に厳しい状態は少しは辛抱出来ますが、ずっとこれが続くとなると、『あっ、やーめよ。』と一瞬でなります。
わたしも大昔ですが、学生の時にアルバイトしたお店でそういう苦い経験があります。
1日で辞めました。
過去質問
そうやって辞めていくアルバイトさんもいます。でも、なんとかそれでも残る選択をしてくれる人もいます。
そんな人たちが次に辞める原因になりやすいことがあるらしいのです。
それは、、、、
過去質問をずっとされる
過去質問ってなんでしょう。
本にはこう書いてます。
アルバイトさんの仕事は、たまにはミスやトラブルってやっぱりおきます。
その時の上の人(先輩や店長)の接し方です。
こういう聴き方をしてしまうと、相手はとても嫌がります。
『なぜ出来なかったの?』
この聴き方はとても正当性があるように思います。出来なかった原因を探る事はわたしも重要だと思います。
でもこの本では、この聴き方をするのは良くないと言っています。
なぜなら、言われた方はこうなるからです。
言い訳しか出来なくなる
それってとても辛い時間になりませんか❓
出来なかった理由を言うのって人によってはとても嫌悪感を示すそうです。
じゃあ、どうすればいいのか❓
そこで重要になってくるのが、、、
未来質問です。
未来質問とは、、、、、
・なぜ出来なかった?ではなくて、どうしたら出来るようになるか、そしてその為にはどうしたらいいのか。を質問するんです。
要は、失敗はしょうがないよね。
じゃあ、これから失敗しないようにするにはどうするのかちゃんと考えてね。
と言う事ですね。
振り返りも大事だと思います。ですがやはり前に向かって進むやり方を見つける方が、より建設的な思考になるような気が、わたしもしました。
言い訳する時間よりも解決策を見つける時間を大切にする。
この方がアルバイトさんも注意されても次は頑張ろうかな、と思えるのではないでしょうか。
まとめ
あくまで本のひとつの事例です。
でも読んでてとても勉強になりました。
これが全てではないですが、参考にはなるのではないでしょうか。
気になる人はぜひ読んでみてください😁✨
今日はこれで終わります☺️
ではでは🤗🍕✨
またあしたですよ👍
最近食べに行ったお店のピザ🍕