その303 ザンポーネとは
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアンおせちの紹介でした👍
初めて買ってみましたが、かなり満足のいく内容で美味しかったです☺️
数年前におせちで日本中で様々な事件があったので実はちょっとだけ心配していたんです。
おせちのお重の半分はスカスカだったり期限がまったく守られなかったり、写真と全然違う内容だったり、とその当時はかなり世間を騒がせたおせち騒動なるものが記憶にあったので💦
わたしが今回購入したイタリアンおせちのお店も今まで伺ってないイタリアンレストランだったので口コミだけを信用して買いました。
ですので当日まで、どんなものが食べられるのかもわからなかったのです。
今思えば、ただの取り越し苦労だったわけですが…。笑
来年はこれを参考に自分の店で作ろうと思っています👍
おせちは今まで作ったことないので新たな挑戦にはなりますが今から楽しみです🎵
さて今回ですが、イタリアの年越し、ならびにお正月に欠かせない食べ物があるんです。
おせちではありませんが、これはイタリア全土で食べられているので皆さんにご紹介します🤗
ザンポーネとは?
北イタリアのモデナ近郊で生まれた保存食のような食べ物です。
12月30日に下ごしらえをして31日にみんなで食べるものです。
どんなものかというと、
見た目は豚の前足です‼️
その豚の前足(豚足)の中を全部とって、その中に豚のミンチ肉や脂、背脂や肩ロースなどといったお肉類。
それを塩コショウを基本として、アニス、ナツメグ、シナモン、グローブなどの香辛料で香りをつけます。
このスパイスの配合は各家庭によって違ったりあとはお店屋さんの特色になります。
みんなそれぞれ、自分の贔屓の店のザンポーネがあるのでそこに買いに行きます。
この時期になると地元のスーパーにはザンポーネがたくさん並んでるのでなかなか面白い光景ですよ。
一般的には贔屓のお肉屋さんで買って、30日に一晩ゆっくりと水に戻して、皮を柔らかくし、塩気も抜いて極々弱火で3時間ほど煮たら美味しいザンポーネの出来上がりです。
レンティッキエと呼ばれるレンズ豆の煮込みと一緒に食べるのが1番縁起がいいとされています。豆が縁起がいいのは世界共通なんでしょうかね?笑
でもこのザンポーネですが日本人にとっては、かなり癖の強い食べ物なのであまり好きではない、という意見の方が多い食べ物です。
どうしても豚くさい部分があるのでわたしも実は苦手です。
少しだけ食べる分にはいいのですが、がっつりはいらないかな😂
でもコラーゲンたっぷりなのでお肌はツルツルになるかもしれませんよ‼️
あと沖縄料理の豚足が好き!という人はいけるかもしれません😅
わたしはその豚足も苦手ですが💦
所変われば品変わる。
イタリアの大晦日、正月に食べるザンポーネ。
一度試されてみてはいかがでしょうか?
(どこで食べらるんだろうか😅)
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼豚の足、そのまんま笑。