その219 【イタリアのリキュール】(後編)
みなさんこんにちは😺
前回からイタリアのリキュールについてお話ししています👍
知らないだけで結構イタリア産のリキュールは多いんです🎵
有名なところのものは特にイタリア産だったりするので意識して見てみてくださいね💁♂️
カンパリ
もはや説明の必要がないかもしれませんね😆
飲んだことある方もかなり多いと思います。
あの赤くてほろ苦くてビターな甘さがあるリキュールです。
オレンジジュースで割るカンパリオレンジが1番メジャーな飲み方になりますかね😊
女性にもとても人気だと思います。
カンパリという名前なんですが、作った人の名前だとご存知でしたか❓
もちろんイタリア人なんですよ‼️
イタリアのトリノでバーテンダーをしていたカンパリさんが開発したリキュールで、はじめはそういう名前ではありませんでした💦
その時は、ビッテル・アルーソ・ドランディアという名前で売っていました。
時代の流れと流行に乗って爆発的なヒットをしたそうです。
先ほどのイタリア語を訳すと、オランダ風苦味酒になるんですが、なんでこんな名前のものが売れたんでしょうかね😅
でもとにかく、ヒットしたんです。
そしてカンパリさんが亡くなった後に息子のカンパリさん(もちろん苗字は同じ)がカンパリという名前にかえて売りだしました‼️
そして現在に至ります。
名前は絶対に変更して正解だったと思います。
あと、カンパリの製法ですがコカコーラのように公表されていません。
60種類の材料が使われているという噂ですが本当かどうかはわかりません。
しかし分かっていることもあります。
それはあの赤い色です。
⚠️ここからお食事中の方はご注意ください⚠️
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あの赤い色ですが今は食品添加物の赤色◯号みたいなものを使っています。
食品添加物なので体に悪いんですが、まぁ安全だと国は言ってますね。
じゃあその前は何を使って赤くしていたんでしょう❓
それは、虫です。
えっっっっ‼️
となりましたか❓
コチニールという虫を聞いたこととか見たことないですか❓
材料表示のところを見ると未だにコチニールはとても使われている事が多い天然の着色料です。そのコチニールですがこんなやつです。
砂漠のサボテンによくいる虫なんですがコイツを潰してあの赤い色を採取しています。
これを食べてると思うとゾッとしますが加工されたものはパプリカみたいになるのでそこまで抵抗はなくなると思います💦
天然といえば聞こえはいいですが、こいつにもやはり問題はあります。コチニールが持つタンパク質が人間のアレルギー反応を起こすと言われていて、かなり危険だそうです。
もちろんアレルギーを持ってなければ大丈夫ですが、なにかのアレルギーを持っている方なんかはコチニールは注意が必要らしいです。
それにしてもなんであの虫を潰して色として使おうとしたんでしょう😂でもコチニールは実は私たちの生活にかなり入り込んでいます。
例えば、女性の口紅💄です。
未だにコチニールが使われていることも少なくないらしいです。
あとかまぼこの赤い色。あれはほぼコチニールです。それと、とても多いのがイチゴとして売られているものですね。かき氷のシロップやイチゴジャムなどが代表例になります。
でもそうは言っても特に問題なく使われているし国は安全だと言ってるのであまり気にしすぎるのも良くないですよね💦
なるべく控えるくらいはいいかもしれないですね。
なんだかカンパリの話で終わってしまいました😆明日ですが書ききれなかったのでリキュールの単体での解説をできる限りしていきます。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺