ちきブロ 〜イタリア雑記とたまにつぶやきブログ〜

現役ピザ職人ブログです! ピザ好き・イタリア好き・日本も好き  マル秘レシピも公開しています(^^♪

その246 唐辛子のタネはとるのか❓

みなさんこんにちは😺

 

前回は料理名前シリーズでサルティン・ボッカについてお話ししました👍

 

イタリアンレストランでも以外とそんなに置いてないように思います😳

わたしもレストランで食べたことはないかもしれないなぁ、なんて考えていました😁

 

有名な料理ではありますが、ローマ以外でもそこまで食べられてないかもしれません。

日本でもクラッシックなレストラン以外はあまりやりたがらないかもです。

調理として工程が単純なのでメニューとして入れにくいのかもしれませんね。(お金をもらいにくい)どこかで見つけたらわたしも今度食べてみたいと思います👍

 

 

さて今回ですが、唐辛子🌶のタネってみなさんどうされてます❓

今日店の人から質問されて当たり前のように答えてたんですが、そういえばイタリアではどうしてたかなぁ、なんて考えました。

今日はそんなお話しです🌶🌶🌶

(ちなみにわたしは辛いものが大の苦手です笑。)

 

 

唐辛子のタネは必要ないのか

日本でいうと、鷹の爪とか唐辛子と呼びます。

イタリア語になるとペペロンチーノと言います。少し話が脱線しますが、イタリアでペペロンチーノちょうだい‼️とパスタのことだと思って伝えても唐辛子が来ます笑。

 

もしパスタのペペロンチーノが食べたければ、

アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ スパゲッティと言わないと通じません💦

日本だとなぜかペペロンチーノだけで通じることになってますが、おそらく言葉が長いし言葉を短縮するのが好きな国だからですかね☺️

 

話を戻しますと、唐辛子を料理で使う時、大体はふたつに折って中のタネを取り除く。

なぜ、そうするのかというとタネに絡み成分がたくさん入ってるので辛くなりすぎる。

ということを良く言います。

たしかにこれ、よく言われます。

 

あとエグミも感じると。

タネは基本硬いので、料理の中に入ってると食感が悪くなります。

というわけでタネを取り除いてますよね。

 

しか〜し‼️

ここでちょっと常識が揺らぐかもしれませんが、結論から先に言いますと、

 

タネは取らなくても大丈夫‼️

あくまで食感が気になったり、見栄えが悪いからとる、ということでしたらとった方がいいです。でも今は、タネが1番辛みのもとだからとる‼️というお話しの場合の事を言っています。

 

すなわち、

唐辛子はタネが1番辛いわけでは無いということです。

 

じゃあ、なにが辛いのか❓

唐辛子の中のタネと皮がひっついている薄皮のようなものです

 

ピーマンで考えた方がより分かりやすいと思います。中を切ってみるとタネが集中してひっついている部分があります。

そのタネと皮の身を繋げているものが、

めちゃ辛いのです‼️

 

ですので、タネを取るという行為は、それごと全部取るので、タネを取って辛味をとる、という風に感じてしまってるんです。(特にししとうが辛いです)

 

唐辛子に話を戻しますと、辛いのはタネでは無いので取らなくても辛みには影響ありませんよ‼️というわけになります。(もちろん、辛くないというわけではないですよ!普通に辛いです)

ピーマンやししとうなどもタネを取るからなんとなくタネが、いらない=辛い、になったんでしょうね。

もちろん唐辛子の皮も辛いしタネも普通に辛いですよ。でもタネだけがめちゃ辛いからとる、というのは間違いです🤗✨

 

勇気を出して一度タネだけを食べてみるとよくわかるかもしれませんね☺️👍

 

今日はこれで終わります🌶

ではでは😺

 

 

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