その114 【イタリア料理の名前シリーズ】カルパッチョ
みなさんこんにちは😺
前回まででヴェローナの町紹介を終えました🎵
ロマンチックな街並みもあってとってもいい町でした🤗
アディジェ川がヴェローナの町の中心を通ってるので風景もとても絵になりますよ🥰
画像探したんですが全く撮ってませんでした🤣
ほんとどこまで料理ばかりを追い求めてるんだか💦
でもわたしの今のこのスマホも料理の写真ばかりなんですよね😌
ほんと成長してないです。。。
風景を撮る心の余裕が欲しいものですよ。
さて今回ですが料理名前シリーズです‼️
お題はカルパッチョです👍
赤と白
『カルパッチョといえばみなさんどういう料理を想像しますか?』
魚を薄くスライスしたものとサラダリーフがパラパラと彩りよくあしらわれていてドレッシングのようなソースで食べる料理でしょうか❓
実はそのカルパッチョ、
イタリアではほとんど食べられていません‼️
えっ⁉️と思いましたか。
厳密に言うと最近は日本からの逆輸入で生の魚も随分と食べるようになりました。
でもまだまだイタリアではメジャーではありません。じゃあどんなカルパッチョなら食べてるの❓というと、生の牛肉を薄くスライスしてマヨネーズ状の白いソースで食べます。
魚じゃないの❓❓
そうなんです。みなさんがよく知っているカルパッチョは日本独自に進化したものです。
イタリアでカルパッチョといえば生の牛肉をスライスしたものと思ってる人がほとんどです。
今から50年ほど前にカルパッチョはベネツィアで生まれました。歴史としては結構浅いです。ベネツィアのあるオーナーシェフのジュゼッペ・チプリアー二が常連のお客さんに要望を受けて出したのが始まりです。
そのお客さんは医者から【加熱して脂の滴るような牛肉を食べることを禁じられた】という話を聞きました。
それではと、油の少ないヒレ肉を表面だけ炙って中の生の部分を薄くスライスしてマヨネーズ状のソースをかけて出してあげたそうです。
その常連のお客さんはたいそう喜んで料理の名前をシェフに尋ねたところカルパッチョですと答えました。
その当時、ベネツィアでは大々的に画家のカルパッチョ展が開かれており、そのカルパッチョは赤と白の色を印象的に使う作風なんだそう。それを引き合いに出してとっさにカルパッチョという名前で呼んだんだそうです。瞬く間にその料理は有名になりイタリア全土に広がっていきました。
未だこの牛肉を使ったカルパッチョがイタリアでは普通です。魚介だと逆に変わった料理という印象になります。
日本では魚が美味しい事もありイタリア料理を日本に広めた料理人たちが魚を使ったカルパッチョをよく作ったことから魚介のカルパッチョが主流となりました。
日本で牛肉のカルパッチョがある店は珍しいくらいでしょうか❓
逆にイタリアでは魚介のカルパッチョはかなり探さないと食べれないです。
あるにはありますよ👍
ベネツィアではさすがに食べれないですけどね💦ちなみにベネツィアのカルパッチョ発祥の店の名前は『ハリーズバー』と言います。
まだあるお店ですよ🎵
みんなカルパッチョを食べているそうです。
あっ、わたしは食べに言ってませんが💦
観光地になっててあまりゆっくり食事をするレストランではありません。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
またあした😋