その133 グラナパダーノ 【後編】
みなさんこんにちは😺
前回はグラナパダーノの前編をお送りしました👍
イタリアのチーズはしっかりと法律で守られていて、みんなに愛されています✨
家庭でも日本よりは、はるかにチーズを食べる機会も多いですし、やはり料理に使う頻度は比べ物になりません。
イタリア料理とチーズは切っても切れない関係にあります。ワインもそうですが、国がこういう風にチーズやワイン、料理にとても真剣に考えている国はなんだか羨ましいなぁと思う事があります。伝統と革新。日本は新しいものを受け入れる事も多いです。それはとてもいい事だと思いますが昔からのものを忘れてしまっているような気がしてなりません。それを国を挙げてできる時が来たらなんか嬉しいですね🎵
さて、後編に入ります。
チーズ工場の中
実際に工場の中を見学させてもらいました。
なかなか無い貴重な体験をさせてくれた学校にはほんとに感謝しています。
ではその時の模様を少し。。
▼めちゃ大きい鍋でしょ
▼これ白い丸い型に入れて上から蓋をして水分を抜いてます。
▼チーズを固めるためのものをどどどっっっ。
中はとっても広くて実際に作っている最中だったので工程を見せてくれました。
もちろんみんな菌の検査を受けたあと、帽子とマスク着用でした💦
でも画像みたら作ってる人、めちゃラフ🤣🤣
こんなんだったっけ❓
ま、いいか🎵
チーズを作る工程は簡単に説明すると、
乳を加熱殺菌して固めるための酸を加えて型にはめて水分抜いたら出来上がり。
殺菌はしたりしなかったりしますし、乳が牛、ヤギ、羊などによってまったく違うものになります。
ハード系にするのかソフトなチーズにするのかなど多種多様なチーズがあります。
チーズについて詳しく説明するのはまた違う機会にしっかりとやりたいと思います。
チーズはワインぐらいかなり奥が深いのです。
では、まだ画像あるのでそちらを。。
▼だんだん固まってきてます。
▼これがDOPの証の刻印です。
水分を抜いてしっかりとしたチーズにします。
▼かなり出来上がりました。外皮を強くしてます。
▼こうやって塩水につけてチーズに塩分を入れます。
▼ここから熟成です。
▼なんて綺麗な色なんでしょう
▼この光景は一度は見てほしいです。
こんな感じで工場の中を見学させてもらいました。チーズがもし嫌いな人からしたらかなりの地獄だったに違いありません💦
私たちの中にはそのような人はいなかったのでみんな興味津々でずっと感動してました👍
最後は熟成されたグラナパダーノを試食させてもらってお土産までもらって帰路に着きました。
ほんとに素晴らしい経験でした。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
また明日です💁♂️
その132 グラナパダーノ 【前編】
みなさんこんにちは😺
前回はバチ・ディ・ダーマの作り方をお送りしました👍
可愛らしい見た目がみなさん気に入ってくれたみたいでいつもより反響が多かったです🤗
ヘーゼルナッツプードルを手に入れるのが少し難しいですかね。
値段も結構しますし余ったら、次何に使うの❓となってしまいがちですもんね🥺
タルト型を作るのにアーモンドプードルの代わりにしたりしたら美味しいです🎵
さて、今回はイタリアの料理学校の課外授業でグラナパダーノの生産工場に行ったことがありました。その時の模様とグラナパダーノの説明も出来たらと思います✨
2回に分けてお送りしたいと思います。
グラナパダーノとは
まずこのチーズなんですがどれくらいの知名度がありますか❓
前にパルミジャーノレッジャーノについてお話しした事があったと思うのですがそのパルミジャーノチーズ(わかりやすくこう呼びます)の弟分的な見方をよくされるチーズです。
もともとはパルミジャーノチーズもグラナパダーノだったらしいです。(要するに同じもの)
より熟成期間だとか原料になる牛の飼料の厳格化によってそのグラナパダーノからパルミジャーノレッジャーノが生まれたんです。
めちゃ簡単に言うとパルミジャーノレッジャーノを簡単に作ったものです。
あっ、実際は様々な作り方が法律で決められているので2つは似ているようで違うものです。
あとよく、グラナパダーノはパルミジャーノチーズの劣化版みたいなことが言われることがありますが全然そんな事はありません。
どちらもイタリアのDOPという正式な法律で守られているチーズです。
あえていうならグラナパダーノは家庭で気軽に使われるチーズというところが親しみに繋がっているんだと思います🤗
なぜイタリア家庭で使われることが多いかというとまずは価格です。
熟成期間が短く1日に2回作れるので生産が多いんです。でも作る工程だったり出来上がった美味しさは全く違うというほどではありません。
もともと同じチーズでしたのでそこまで大きく変わらないのは当たり前ですよね。
価格がお手頃なだけに家庭で食べるのにはちょうどいいんですよね。
そのまま食べてもいいしあとはやっぱり粉末になったものを料理に入れたりかけたりするのがいいですよね🎵
ではここで簡単にグラナパダーノの説明をしておきます。
生産地域が北イタリアのポー川周辺一帯でパルミジャーノチーズよりもかなり広範囲で作っています。熟成期間は最低でも9ヶ月と決められており市場に出回っているものは9ヶ月から12ヶ月のものが多い。1日に2回の牛の搾乳から作ってもよくパルミジャーノは1回しか作れないのに対して生産量が勝るのもこのためである。味わいは優しい塩分と香りのため、料理の味の邪魔をしないので料理に入れやすい。もちろん熟成が進んでくるとそのまま食べても美味しい。
グラナ➡️粒状の
パダーノ➡️パダーノ平原
意味としてはパダーノ平原で作る粒状のチーズという意味になる。もちろん牛の乳から作るので牛を育てられる環境の平原で発達したのは言うまでもありません。
価格はパルミジャーノチーズの半分から3分の2くらいなので日本でも買いやすいチーズだと言えます。
とまぁ、説明はこんな感じです🤗✨
明日はチーズ工場内の画像を交えてお話ししていきます👍
今日はこれで終わります😁
ではでは😺
▼圧巻の数でしょ、見た時ビビりました💦
その131 【レシピ公開シリーズ】バチ・ディ・ダーマ (後編)
みなさんこんにちは😺
前回はバチ・ディ・ダーマのレシピ公開の前編でしたので今回は後編になります👍✨
このお菓子は見たことあるかたどれくらいいるんでしょうね❓結構日本でも有名ですか❓
似たようなお菓子はあるのかな🤗素朴なクッキーですので覚えて頂けると嬉しいです💕
作り方知ってたらなおさらオッケーです👌
では早速、前回の続きです。
おさらいとして、材料からもう一度載せておきます🎵
【材料】
小麦粉 500g
バター 500g
ヘーゼルナッツ 500g
(あれば粉末)
砂糖 450g
レモンの皮のすりおろし 少々
バニラパウダー 少々
[チョコレート用]
チョコレート 80g
(出来れば甘さ控えめなもの)
生クリーム 18g
バター 25g
【作り方】
①ヘーゼルナッツはパウダーを使ってください。もし丸まましか手に入らなかったらかなり砕く必要があります。その時は砂糖と一緒に粉砕してくださいね。例えばミキサーとかミルとかあれば出来ますよ。
②ミキサーで柔らかくしておいたバターを入れてそこにヘーゼルナッツと砂糖を入れる。よく回す。
③それをボールなどに取り出してふるった小麦粉の半分を加える。そこに削ったレモンの皮と、バニラビーンズかエッセンスを加える。
④台に移して残りの小麦粉を生地の硬さを見ながら入れていく。必ずしも全部入れる必要はありません。小麦粉が少なければほろっと口どけ良くなるし、全部入れたらサクッと感が増します。お好みでどうぞ!
⑤生地がまとまったらなるべく平らにしてラップして最低30分寝かせる。
⑥チョコレートを作る。チョコレートとバターを湯煎して溶かす。ある程度冷めたら生クリームを入れる。こちらも生クリームはお好みで。少なくしたら固めが出来て多いと滑らかなチョコレートになります。固めがおすすめ。
⑦生地を薄くのばす。小さく丸く成形して鉄板にクッキングシート敷いてそこにバシッと叩きつけるように乗せる。そうすると平らな部分ができる。
⑧160℃のオーブンで焼く。
焼けたら冷まして、チョコレートを片方に絞ってもうひとつをくっつけて完成。
【ポイント】
🔴ヘーゼルナッツはインターネットやデパートの専門店に行けばパウダーが売ってます。
🔴焼き時間は書いてなかったんですが作った時を思い出すと15分〜20分くらいだったと思います。焼き色を見ながら作ってみてください。
🔴大きさは小さくコロンとしてる方が可愛いですが大きいのもありですよ。
いかがでしたでしょうか🤗
イタリアのお菓子はめちゃ甘いものも多いですがこれはそれほどでもなく、クッキーなので日持ちもします。
誰かの贈り物としても重宝するかもですよ👍
それではこれで終わります😊
ではでは😺
▼袋に入れたら可愛いでしょ😍
また明日です🙇♂️
その130 【レシピ公開シリーズ】バチ・ディ・ダーマ(前編)
みなさんこんにちは😺
前回は豆食いトスカーナ人のお話をしました👍
ほんとによく食べるし、美味しいんです🎵
決してお金がなくてしょうがなく豆を食べてるんじゃないですよ💦
豆が食べたいから食べてるんです🤤
あんまり必至に否定すると逆におかしく感じるかな🤣
イタリア旅行でトスカーナなどの中部地方に行かれる方はレストランで豆がいっぱい出てくることが多いかもしれません。でも決して変に勘繰らないでくださいね。
それは「最高のもてなし」だからです✨
こんなに美味しい豆があるんだ‼️
ぜひ食べてくれ‼️
と、こんな風に思ってると思いますよ😊
さて、今回ですがイタリアの料理学校の教科書通りにレシピを公開していくと、パスタが続いてしまうんですよね💦
なんか書いてても変化が欲しくなってくるので少し飛ばして、お菓子のレシピ公開にします。
わたしのお菓子での、1番の得意料理でイタリアのクッキーがあるんですが、これが見た目がとても可愛くてそして、とても美味しいんです🎵
ぜひみなさんにも紹介したいと思ってました🤗
そして教科書を見てると結構長くなりそうなのでとりあえず前編という事で今回は進めていきたいと思います👍
貴婦人のキス
タイトルはバチ・ディ・ダーマの訳です✨
なんともイタリアらしいロマンチックな名前のお菓子だと思いません❓
こちらのお菓子は北イタリアのピエモンテ州で発達したお菓子です。どこか上品な印象がありますかね✨
食べるときに女性がそういう口をして食べるとか、見た目が女性の唇に見えるとか、そんな逸話はあったように思います。
このお菓子、わたしはイタリアのお菓子の中で一番好きなお菓子なんです。
もともとクッキーやビスケットが好きなんですがこれはヘーゼルナッツの香りがとても香り高く、ほろほろっと口でほぐれる感じがとても好きなんです。
真ん中にチョコレートを主に挟むんですがそれがガナッシュチョコでほろ苦くてとてもバランスのいい上品なお菓子なんです。
わたしはバレンタインのお返しでこのバチ・ディ・ダーマを返すことが多いんですが、女性にとても喜ばれるんです🎵
あんまり日本では見ないかもしれませんね❓
ティラミスやパンナコッタほどの知名度はないので初めて知ったとか、めちゃ可愛い、なんてとにかく評判がいいですよ‼️
もし来年のホワイトデーで手作りのものを返したい「とても大切な人」がいるかたは候補にあげてもいいんじゃないんでしょうか❓
女子受けは保証しますよ👍✨
では材料から入っていきますね。
今回は材料の紹介までです。
【材料】
小麦粉 500g
バター 500g
ヘーゼルナッツ 500g
(あれば粉末)
砂糖 450g
レモンの皮のすりおろし 少々
バニラパウダー 少々
[チョコレート用]
チョコレート 80g
(出来れば甘さ控えめなもの)
生クリーム 18g
バター 25g
作り方は次回にします👍✨
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
明日もお楽しみに‼️
▼最近作ったバチ🎵可愛い形でしょ😍
その129 豆くいトスカーナ人
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアのゴミ事情についてお話ししました👍
しっかりと分別をするようになった日本。
しかし10年ほど前はそこまで誰も気にせずにゴミを捨てていた事実があります。
でもその時は誰もなにも考えてなかったですよね💦
捨てるところが無くて困ってるなんて想像もつかなかったです。ゴミは焼いて煙になって空高くなくなるものだと思ってました。
特に困ってるのがペットボトルなどのプラスチックゴミだそうです。
前は中国に7〜8割送っていたそうです。(それもどうかと思いますよね)
それが中国の方向転換で中国が汚れていくのはダメだと言いはじめました。
当たり前ですよね❓
自分の国が汚れるの嫌だからゴミを他国に押し付けてたなんて、知りませんでした💦
最近のニュースでカフェの大手チェーンのスターバックスがプラスティックストローを撤廃したというのがニュースにもなってました。
もはやプラスティックゴミを出さないようにしょうという運動だと思います。
でもわたしたちの周りではプラスティックというのはほんとによく使ってますよね。
日本は過剰包装がよく外国から言われますがイタリアでは裸のままの野菜や果物がよく売られてますが日本は1つでも包装されることが多いです。
イタリアのスーパーでは基本、袋はくれません。(これは日本でも増えていましたね。マイバック制度で安くなったりもするし)
清潔なのはいいと思いますがやり過ぎてる事もあるかもしれませんよね。
日常になると気づかない事も多々あります。日々疑問を感じながら生活するのは難しいでしょうが良いところはマネ出来たらいいですね!
さて、今回ですがウンブリア州でもそうだったんですがとなりのトスカーナ州がとても豆を食べるんです。
なぜこんな話をするのかと疑問に思うかもしれませんがイタリア時代の画像を最近よく見返すのですが料理の写真が豆を使ったものがとても多いんです😅
なんでかなーっと思ったんですがよくよく考えると豆好きなだけだった…🤣🤣🤣
ウンブリア州の人も豆がすごい好きなんです。
レストランのメニューも前菜と前菜の前に出すちょっとした料理も豆を使ったものが多かったです💦
でもね、みなさん。
めちゃ美味しいんです❤️❤️❤️
豆って日本ではどうですか❓
好きな人はもちろんいるけど、そんなに豆が食べたいって人、少ないですよね。
なんとなく、豆って…。
安いイメージですかね❓
なんかメインのおかずにもならないし付け合わせでもあんまり喜ばれないような…😅
「豆ご飯」くらいですか。みなさん好きなのは。それでも好き嫌い分かれそうです💦
トスカーナやウンブリア州の人はそうじゃないです。逆に食べたい人が多いんです。笑
レストランでも豆を使った仕込みをして出来上がると、それを食べてほんと豆は美味しいな、やめらんないなぁなんて話してるんです。
嘘だと思ってるでしょ❓🤣🤣
ほんとですから。
特にトスカーナの豆を使ったミネストローネは絶品だとわたしも思います。
なんとも言えない香りと口に入れた時の旨味の広がり方。あれは豆じゃないと味わえないものです。最後までスプーンですくってほんと美味しい、といいながらよく食べてました🤗🎵
日本ではどこかマイナーなイメージのある豆料理ですが所変われば、こんなにも愛されてる料理もあるんですね。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼ミネストローネ
▼豆のスープ
▼豆入ってます。
▼これは豆ソース
その128 イタリアのゴミ収集の仕方
みなさんこんにちは😺
前回はリゾットの作り方を説明しました👍✨
ご家庭でなさる場合はどうしてもハードルが高く感じてしまいますよね😅
外で食べるものという意識があると思うのでなかなか難しいですけどお時間あるときにぜひチャレンジしてみてくださいね👍
さて今回ですがイタリアにいるときにすごくびっくりしたことがあります。
それは家庭ゴミの回収の仕方です。
日本ではいつのまにかものすごく厳しくなりましたね。
昔のことをいってもしょうがないですが今から比べるとほんとになんでもポイポイ同じ袋の中に捨ててましたよね😅
生ゴミだろうが紙だろうがプラスティックだろうがペットボトルだろうが、空き缶や空き瓶もですか。
それが許された時代のツケが今回ってきていてゴミを捨てるところがなくなっているのが日本です。外国もそうなんですよね、きっと。
生活してるとゴミってほんとによく出ると思いませんか❓
大したものも買ってないし使ってもないし、なんでこんなにゴミは増えるのかいつも疑問に思ってます。
あと昔って至る所にゴミ箱ってありましたよね。例えば公園とか駅とか、道端もそうですけど、至る所にあるからみんな分別なんていう意識が全く無かったと思います。
それが今、しっかりと分別をしないとゴミを回収してもらえなくなりました😭
びん、カンは当たり前。生ゴミと紙が違うってなかなか最初は認識できませんでした。
電化製品なんて捨てようものなら高いお金払わないといけません。これは違う話かな。
ま、大変な作業なわけです。
そしてイタリアの話に戻すと、日本よりかなりゆるい印象でした。分別するようにコンテナーみたいなものが何個か置いていてそこに入れていくんですけど、結局その隣に蓋のない大きなコンテナーがあるもんだから分別しない人がそこになんでもかんでも入れていました。
分別する意味なくないかなぁとそれをみてよく思ったものです。
そしてそのコンテナーをどうやって回収するのか❓
今回はそこが「ビックリポイント」なんです。
なんとそのコンテナーごとワイヤーで吊るして大きなトラックにそのゴミをいっぺんに捨てるんです。コンテナーの下が恐らく開くようになっててそこから一気にトラックにドバーッといくわけです‼️
イメージ湧きますか❓
特に瓶の回収の時にワイヤーで吊るしてそれを一気にトラックに入れるものだから音がとてつもなくうるさいwwww
近くで会話してたら間違いなく聞こえなくなるレベルでした。当然、割れまくってるんでしょうね。でもリサイクルだからそれを溶かしてまたビンにするのかな❓
とにかく、ちょっとしたアトラクションかというぐらいびっくりする光景なのでイタリアに行かれる方は一度は目にするかもしれませんのでビックリしないでくださいね😅
特に瓶を吊るした後は要注意ですよ‼️
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼真ん中の緑のやつがビンを捨てるものです
その127 プロ直伝🎵【本格リゾットの作り方】
みなさんこんにちは😺
前回はGALLO社訪問のお話しでした👍
見学したらいつもは何枚も写真が残ってるのに今回はまったくなかったのは何故だろう?
マスコットのよくわからない?wwwwぬいぐるみの画像ほありましたけどあとはその後のレストランに行った時の画像に変わったので、もしかしたら撮影NGだったのかもしれませんね。
でも何にも覚えてないから、そうだとしてもまったく意味ありませんが💦
ま、そのあとのレストランがすごく楽しそうに画像に残ってたので良しとしますか🤗
さて、今回は前回お伝えした通りリゾットの作り方をお話ししたいと思います🎵
家でされる方はどうでしょう❓やはり炊いたお米で作ってる方が多いのかな😆
それでも構わないのですがここではわたしが実際にミシュラン1つ星レストランでも作ってたやり方を少しアレンジしてご家庭でも作りやすいようにお話ししようかと思います。
肝はお米の扱い方とブロード(出し汁)です‼️
本格リゾットの作り方
ご家庭で作る前提で今日はいきます。
上に書いた通り、ポイントは大きくふたつで。
お米の扱い方とブロードです。
最後に材料と作り方手順は書くとしてその前に大事なポイントを抑えておきます。
まず、日本人の方はお米を炊くことに慣れてしまってるのでどうしてもお米をまずは洗いたくなりますよね。
でもリゾットを作るときだけは我慢してください🥺
ヌカとか汚れはそこまで気にしなくていいです。日本のお米は十分綺麗な状態で売られていますから。
で、洗わずにどうするかというとフライパンにオリーブオイルを引いてニンニクを入れ香りを出したらそこにそのままお米を入れて欲しいのです。そしてよく脂と馴染ませる。ここがまず大きなポイントになります。
そうすることによって、お米一粒一粒に脂がコーティングされアルデンテに仕上がりやすく、そしてお米が水分を吸いづらくなります。
これがまず大事なところ。これを怠ると出来なくもないですがなんとも頼りないリゾットになると思います。デンプンが出過ぎてお米が水分を吸ってペタペタした仕上がりになってしまいます。
ですのでまずはお米は洗わずにオイルと馴染ませて炒める、です‼️
次にブロードなんですが、お米をコーティングして火を入れていく作業の時に水分を少しずつ入れながらお米の状態を見て足していきます。
その水分がブロードなわけです。
ですのでこのブロードは塩はほぼ入ってなくていいのです。
味付けは最後に整えますので、このブロードはあくまで出し汁(ブロード)でいいのです。
作り方はご家庭を前提に考えると1番効率よくすぐできるのはやはり市販のチキンコンソメを使うのがいいと思います。
そのチキンコンソメを、とっても薄くほぼ味のしないくらいに作ります。そしてそこに、あればローリエかローズマリーのフレッシュを入れて香りを出す。出来たらそこに香草だけでなく鶏肉の端キレやクズなんかがあれば一緒に入れる。そうすると立派なイタリアンのブロードの出来上がりです。
もう一度言うと、ごくごく薄いチキンスープを作ってそこに香草、あれば鶏肉の端材を入れる。はい、ブロードの出来上がり🎵あ、アクは取ってくださいね👍
そうしないとチキンコンソメの味しかしないし後から味を入れてもそのチキンコンソメに味が引っ張られて単調な味になります。
それでは材料です。
【材料】基本のチーズリゾット
お米 150g
オリーブオイル 大さじ2
にんにく ひとかけら
ブロード 3カップか多めに作っとく
ローリエや
ローズマリー(香草)少々
白ワイン 大さじ
バター 20g
粉チーズ 少々
塩コショウ 少々
①深鍋のフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて香りを出す。香草入れて香り出す。ニンニクの香りが出たらお米を入れて全体をまんべんなく混ぜ合わせる。香草は出しても良いです。
②炒めながらブロードを少しずつ入れる。絶対に早く作ろうとしてたくさん入れない。デンプンが出てへんなとろみが出てしまう。
③目安はお米が浸かるくらいです。そしてゆっくり混ぜ合わせる。あんまり動かし過ぎるとこれまた粒が割れてモタッとしたリゾットになりやすい。
④おおよそ、時間にして12〜15分くらいでアルデンテになってると思います。お米の大きさや古米か新米かなどで変わってくるので状態をよく見てくださいね。
⑤アルデンテになっていたらバターを入れる。混ぜ合わせる。チーズも入れる。混ぜ合わせる。それでも水分が多く出来上がってしまったりオリーブオイルの香りを楽しみたい人はオイルを最後にまわしかけて混ぜ合わせる。
⑥味見をして出来上がり🎵
いかがでしたでしょうか🤗
ポイントを押さえていただければご家庭でも専門店に負けないリゾットがわたしは作れると思ってます。
しかも時間が経ってもあまり変化せず美味しい状態をキープしやすいと思いますよ👍
ぜひお試し下さい❤️
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
気がついたら2000文字超えてた😅
▼イタリアのレストランで作ってたリゾット
その126 イタリアのお米 【後編】
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアのお米についてお話ししました👍カルナローリやアルボーリオは日本でも最近見かけるようになってきてるのでリゾット専用のお米としてはとても重宝すると思いますよ✨
もしこの時期だったらお米のサラダなんてのもこのお米で作るとイタリアらしくていいですね😊
お米のサラダは炊くのではなくて煮るやり方で作ります。そもそもお米を炊くという考え方はイタリアにはありません。ですのでたっぷりのお湯でボイルするのが通常のやり方です。
リゾットだったらお米をそのままフライパンに入れてそこにブロードと呼ばれるだし汁のようなものを少しずつ足して火を入れてちょうどいい硬さと水分量に仕上げます。
日本では店によっては炊いたご飯でリゾットを作るお店もあるようですがそれでは本来のリゾットの味とは少し違うかもしれません。
美味しければいいんですけどね💦
感覚でいうとフライパンの中でずっとお米を炒めているようなものでしょうか。
ちょっと疲れますよね。。。
少ない量だったら炊いたお米でするのもありだと思いますよ👍
さて、今回もお米の話が続きます😊
GALLO社見学
▼本社の入り口です
見にいったのはいってるはずなんですけど大した画像が残ってないんですよね💦
外観も撮ってるんですがなんとなく思い出してみるとすごく小さい会社だったような😅
ちょっと見学して商品の説明を受けてそのあとすぐにGALLOのお米を使ったレストランでみんなでご飯を食べよう会になったみたいなんです。そのレストランで食べた画像は結構残ってました。
と、その前に簡単にGALLO社の歴史を少しだけお伝えします。
1856年にジェノバで創業しました。今ではイタリアNo. 1のリゾットメーカーにまで大きくなってるようです。お米はもちろん売ってますが最近はインスタントでリゾットが作れるものにかなり力を入れているように思います。
インスタントの材料に水を入れて15分ほどかき混ぜるだけで美味しいリゾットが作れる。
イタリアでもそういうものが喜ばれる時代になってきてるようです。マンマが家で大家族に料理を常に振る舞うような時代は昔のことのようですね。
移動したレストランでみんなでディナーをいただきました🤗
▼サラミやラルドと呼ばれる豚の脂
▼リゾット。中は覚えてません💦
▼タンです。何のタンだろ❓
▼見た通りのフルーツです😁
リゾットがメインだったけど前菜もお肉もあってかなりお腹いっぱいになりました。
お肉がなんかのタン(舌)だったのが意外でしたね。何かは覚えてませんが💦
リゾットはかなり美味しかった記憶があります。しっかりとアルデンテにされておりオイルとのバランスもバッチリ👍
美味しかったなぁ😌
これにもお肉が入ってるんですが何だったんだろ❓まったく覚えてません😭
最後にデザートまで頂いて満足でした。
あ、そうそうディナーにはGALLO社の社長さんが同行してくれました。
みんな一生懸命喋ってたのだけは覚えています🎵アットホームな会社なんでしょうね😊
次回なんですが、リゾットの作り方を説明した方がいいかと思いましたのでその説明にしたいと思います。
炊いたお米でも美味しいですがせっかくなのでこんな作り方もあるよ‼️というのを知ってもらえたら嬉しいです✨
それでは今日は終わります🤗
ではでは😺
また明日です😋
その125 イタリアのお米 (前編)
みなさんこんにちは😺
前回はアニョロッティ・デル・プリンの後編をお伝えしました👍
いつもならほかのパスタで代用もできるレシピなんですがこれに限っては詰め物パスタなのでそうはいきません。
なのでお時間ある時に、そんなパスタあったなぁと思い出して頂けた時にはぜひ作ってみてください🤗
なかなかそんな機会はない人がほとんどだとは思うので難しいですよね💦
わたしはお伝え出来ただけでも十分です✨
イタリア文化をみなさんに知ってもらうのが1番の目的ですのでそこはあまり考えすぎずにいきます👍🎵
さて、今回ですが料理留学の課外授業の一環としてイタリア最大のリゾットを扱う会社がジェノバの方にあるんですがそちらを訪問した時のお話とリゾットについてすこし触れてみたいと思います。
ジェノバのガッロ社
イタリア最大のリゾット関係のものを扱うのがガッロ社(GALLO)です。
ジェノバにあったんですね。
ここは確かみんなでバスに乗って行ったと思うんですがアスティからジェノバは結構な距離があるんですがほんとに行ったのかな?
画像は残ってて見返してみると確かに行ってるみたいです😅
ま、それは置いといて😁
みなさんはリゾット好きですが❓
わたしは好きです。イタリアに居る時はお米を食べる機会が少なかったんですがリゾットを食べる時はもちろんお米が食べれるのでなんだか嬉しかったです。
白ごはんとはちょっと違いますがお米には変わらないのでとても満足していました👍
日本でリゾットを作るとなるともちろん日本のお米で作るかと思うのですがイタリアにもイタリア米というものが存在します。
1番有名なイタリア米がカルナローリというお米です。高級なお米で1番人気があると言うところで言えば日本でいう新潟の魚沼産こしひかりでしょうか。
次に有名なのがアルボーリオというお米です。
日本でも売ってることのあるお米なのでもしかしたら1番知名度はあるかもしれません。
日本のお米に少し似ていて火を入れるとモチモチとネバネバが強めです。
カルナローリはその点、粘り気があまりなくモチモチもしてないのでほんとにリゾット向きですね。水分をよく吸い、しかもアルデンテの状態がびっくりするくらい長持ちします。
イタリアのレストランでもちろんリゾットはオーダーがかなり入るのですごい作るのですが多めに作って余ってしまったのをだいぶ時間が経ってから食べても、えっ!というくらいアルデンテだった記憶があります。
お米の特性を活かした料理がリゾットなんですね。そういう風に文化は作られていくのでしょう。日本のお米で作るリゾットは場合にもよりますが、変に粘りが出てしまってうまくまとまらない事もあります。
お米は炊いておかずと一緒に食べる文化が日本の文化だと思いますがそうしたほうが美味しいから文化が育っていったのでしょう。
えーっと、話を戻すと、あとビアローネというお米もとても有名です。
こちらもカルナローリと似ていて粘りが少なく水分を良く吸ってくれるのでリゾットには向いてます。
どっちがいいかといえばわたしは断然カルナローリですかね😊仕上がりが綺麗になるんです。
あとアルデンテにするのが簡単なイメージがあります。
最近では輸入食材は簡単に手に入りやすくなりました。もしみなさんが興味を持ってリゾットでも作ってみるか‼️と思い立ったらぜひカルナローリでやってみてください🤗
とても美味しく作れると思いますよ✨
あっ、もうこんなに書いてた💦
またまだリゾットの話はあります。
ガッロ社についても何も書いてないので明日も続きます🇮🇹
ではでは😺
▼ガッロ社のマスコット。名前は知りません😅
その124 【レシピ公開シリーズ】アニョロッティ・デル・プリン (後編)
みなさんこんにちは😺
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前回はアニョロッティ・デル・プリンの前編でしたね👍
イタリア料理の歴史はほんとに古く、語り継がれて、そして食べて継承されてきています。新しいものがどんどん入ってくる日本とはその辺が少し違うような気もしますが、日本もお寿司や天ぷら、すき焼きなど世界に誇れる料理が最近はとても増えましたね。
ラーメンなどは世界的に人気でヨーロッパはもちろん、アメリカやアジアの各国にチェーン展開していることも珍しく無くなってきました。
変わるもの、そして変わらないもの。
それぞれが共存しあって歴史が作られていきます。時代と共に変化していくのは当たり前ですが忘れてはいけないものだけは大切に出来る人間でありたいものです。
さて、今日は実際の作り方とレシピに入ります。工程が多いのと、パスタを手打ちにするといういつものハードルがあります。
今回は代替が効かない詰め物パスタなのでもし作ってみたいという方はお時間ある時に、楽しみながら作ってみて下さいね🎵
いろんなものを端折って自分なりのアニョロッティを作るのもアリですよ👍
レシピ
【材料】
(パスタ)
強力粉 500g
全卵 3個
オリーブオイル 10g
(詰め物)
豚肉 150g
牛肉 150g
鶏肉 100g
ほうれん草 200g
卵 3個
粉チーズ 60g
バター 100g
玉ねぎ(サイコロカット)1個
にんじん(サイコロカット)1個
ローズマリー 少々
セージ 少々
オリーブオイル 少々
塩コショウ 少々
※肉類は全て大きめに炒めやすいようにカット
【作り方】
①まずはパスタを作る。
強力粉をドーナツ状にして中に全卵、オイルいれてよく混ぜる。固ければ水を足しても良い。
まとまったらラップでくるんで冷蔵庫で20分休ませる。
②フライパンに玉ねぎ、にんじん入れて炒めてその後にほうれん草いれてさらに軽く炒める。
③別のフライパンに香草を縛ったものを入れて香りを出し塩コショウした肉3種を入れて炒める。
④鉄板に肉と始めの炒めた野菜を入れアルミをかぶせて180度のオーブンで20分焼く。
⑤焼けたらそれを全部ミンチにする。道具が無ければ包丁で叩くのもあり。
⑥肉を炒めたフライパンの余分な脂を拭きそこに香草とバターを入れてソースにする
⑦休ませたパスタ生地を伸ばして中にミンチにした詰め物を入れてアニョロッティ・デル・プリンを作る→画像を入れます。
▼詰め物が違いますがこういった伸ばし方と詰め物の置き方をしてください。
▼そして上から詰め物をかぶせて閉じてここまでやります。
▼そして四方の上下をつまんで閉じるとこのような形になります(色合いと形変わってすみませんがだいたいこうです。)
⑧アニョロッティをボイルして先ほどのソースと合わせたら出来上がり🎵
【注意点】
・肉は細かく切ればその後が楽に作業出来るのでご家庭ではミンチを買うのもおススメです。
・野菜もみじん切りにしたらもっと楽に作業できます。
・パスタを捏ねる時に固いからといって水を入れすぎないようにしてください。
・パスタを伸ばすときは思ってるよりも薄くした方が火の通りが均一になりやすいです。
まとめ
いかがでしたか🤗✨
あくまでも家庭でやる時はみなさんのやりやすいようにアレンジするのがおススメです。
あと鶏肉なんですが、イタリアではこれをウサギで使うことも多いですのでもし手に入る方は試してみてください。
みなさんのお役に立てたらいいのですが❤️
今日はこれで終わります😁
ではでは😺
▼イタリアの違うレストランでのアニョロッティ・デル・プリン🎵
現役ピザ職人おすすめ記事↓↓↓↓
その123 【レシピ公開シリーズ】アニョロッティ デル プリン (前編)
みなさんこんにちは😺
前回はアレッツォの町紹介でした🤗
映画の町であり、裕福で品のある町でもあるアレッツォ✨
食べるものもトスカーナらしくシンプルでストレートな味わいのものが多くとても食べ歩きでも楽しめる所です👍
ぜひイタリアに行く方で映画好きな方は1度は訪れたい場所だと思いますよ😁
よかったら旅のスケジュールに組み込んでくださいね❣️
さて今回ですが【レシピ公開シリーズ】です‼️
ここまでで前菜やパスタやパンなどをご紹介してきました。
作りたくなるものやはじめて知った料理などもあったのではないでしょうか❓
今回の料理は料理学校のあったピエモンテ州でとても有名なパスタ料理なんです🍝
それでいてわたしの大好きな料理ですのでいつもより少しばかり丁寧な解説にしたいと思い、
前編と後編の2回に分けてご紹介したいと思います。
日本でこのパスタが食べれたらその提供しているレストランはかなりのイタリア好きだと断言出来る料理です。
それほどピエモンテ州で料理人たちがみんな作りリスペクトしているパスタ料理になります。
前編ではいつもはそこまではしないんですが、この料理の歴史と簡単な説明からしたいと思います。
アニョロッティ・デル・プリン
なんだか可愛い名前だと思いませんか❓
プリンて付くからなんとなく甘いイメージがしそうだしアニョロッティて女性的な雰囲気がしませんか❓
このパスタはピエモンテの料理人は必ずこだわりを持ってそしてリスペクトして作ります。
伝統料理は数々ありますがこのパスタだけはもう少し特別なものとして捉えている人もおおいです。若い女性には、アニョロッティ・デル・プリンを早く覚えなさいと言われます。この料理から料理の大事な要素を学びなさいと。
日本でいう肉じゃがとか味噌汁みたいなものでしょうか❓そこから料理の楽しさや難しさを知り成長していくのだと、そこまで言っています。
ピエモンテ州は公式にこのパスタについて発表しています。ひとつの料理について州政府がわざわざ発表するなんてほんとどこまで料理について真剣なんでしょうね😅
頭が下がります。。。
1番の特徴としてこのパスタは中に詰め物をするのですがその詰め物に肉3種類を使うこと。そしてその肉は詰める時には火が入っていること、を公式見解として政府が発表しています。
【名前の簡単な説明をここでしときます】
アニョロッティ→ラビオリのこと
プリン→イタリア語でつまむこと
ラビオリはみなさん知っているかと思います。
ラザニアではないですよwwww
ピエモンテ方言でラビオリのことをアニョロッティと呼ぶと思ってもらって大丈夫です👍
そしてプリンはイタリア語でつまむという意味です。アニョロッティを作るときに最後につまんで形を作るんです。
最後の説明としてアニョロッティの生い立ちを少しだけ。
昔は月曜日のパスタや残り物パスタと呼ばれていたそう。日曜までの残り物や宗教行事、クリスマスなどの後に残った肉や野菜をミンチにしてパスタの中の詰め物として食べたそうです。
1度調理したものを再びリメイクして作ったんですね。
それが時が経ち、逆にクリスマスやパスクア(復活祭)などの特別な時に食べるものとして変わっていったそうです。
今では大事な時にはアニョロッティ‼️という風にピエモンテの人にとってはとても大事な料理になりました。
あとアニョロッティ・デル・プリンを語る時に忘れてはいけないのがこのパスタのソースなんですが基本は詰め物を焼いた時に出る肉汁をベースで作る‼️というふうにされています。
ですのでシンプルなソースで食べることが多いです。
というわけで、アニョロッティ・デル・プリンの生い立ちや説明でした🤗
次回は作り方の説明に入ります🤗
ではでは😺
▼わたしの作ったアニョロッティ・デルプリン
その122 アレッツォ編【イタリアの町紹介シリーズ】
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアの失業率についてちょっと真面目にお伝えしました👍
ほんとに今、世界は大変革の時を迎えているのはみなさんもお気づきだと思います。
たった10年で無かったものが発明され、考えられなかった事が現実になっています。
スマホなんて携帯電話が発明されてからとんでもない進化を遂げていますよね。
薄くなり大きくなる所は大きくなり、様々な機能が使えるようになりました。
基本、通話は無料で使えている人がほとんどですよね❓でもたった7年前は無料通話なんてほぼなかったんですよ。LINEの普及で無料通話はみんなが使うものになりました👍
はじめはすごい事だと思いましたけど今では当たり前ですよね。慣れとは恐ろしいものです😅
これから先2、3年で世界はまた大きな変革を起こし2025年にはすべての常識が覆るかもしれないなんて言う評論家もいます。
その時に私たちがどうするべきか❓何が出来るのか❓それはわかりません。
でも何が変わろうが出来ることをしっかりやろうとわたしは決めています。
それでいいかな?と個人的には考えてます🎵
そして失業率はあくまで社会の物差しのひとつです。とらわれ過ぎず他人事と考えずにバランスのもった社会であってほしいです。
さて気持ちを切り替えて、今回ですが久々に町紹介やろうと思います❤️
アレッツォなんですがまた知名度低いですよね❓😭でも知ってる人からするとかなり行きたくなる場所なんですよ✨
ライフ・イズ・ビューティフルの撮影地
かなり裕福な町です🎵
イタリアでも屈指のお金持ちな町として有名なんです。なんでか❓
あのプラダファミリーの本拠地であり本社が置かれている所です🎵
あとは金細工工業がイタリア第2位の生産があります。それと面白いところであのド・レ・ミの音階を発明したグイドモナコの出身地でもあるようです。
グイドモナコの名前がついた通りがあります。
そして忘れてはいけないのが映画の撮影地としての知名度なんです🎵
アカデミー賞を獲得した『ライフ・イズ・ビューティフル』の撮影地としてかなり世界的に有名で、、、、
街を歩けば、そうそう🎵ここ!ここ!なんていう会話がしたくなる所ですよ🤗
わたしはあまり映画は見ない方なんですが、あの映画は見ました👍
それはたまたま手に取っただけでそういう撮影地だとか有名だとかは知らなかったんですが、イタリアらしい、とてもいい映画でしたね。
映像としてもイタリアの街並みが綺麗に撮影されていて、ここ行ってみたいな🎵と思わせる映画だと思います。
あっ、そうそうアレッツォの場所はどの辺か言ってなかったですね。ローマとフィレンツェとの間くらいの所にあります。
わたしのいたウンブリアとアレッツォのあるトスカーナはさほど離れてないのでレストランの休みの日に2回ほど訪れました。
街並みがとても綺麗でトスカーナらしいんです。そして裕福な町なだけあって綺麗なお店がたくさん並んでます。治安も良かったのでここを歩くときはいつもより警戒は解いてリラックス出来てたような気がします。自分のいる町ほどではないですがね。
美味しいピザが食べれたりお菓子の専門店があったり格式のあるレストランがあったりします。歩くだけでも十分楽しめますので時間があるかたは訪れてみて下さい。
映画を観てから行くともっと楽しめるかもしれませんよ‼️
アレッツォの紹介でした🎵
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼アレッツォの駅
▼駅前の地図
▼なんとなく洗練されてます
▼グイドモナコの像
▼ライフ・イズ・ビューティフルの撮影地で有名な所ですよ🎵
その121 イタリアの失業率 (後編)
みなさんこんにちは😺
今回もイタリアの失業率についてのお話です。
様々なことが原因で失業率が高いイタリア。
現在は10%を超える水準で推移しています。
15才〜24才までの学生を除く失業率はなんと40%を超えるというなんとも心配な数字なんです。
なぜそこまで失業者に溢れかえっているのか?
わたしはその1つの原因をイタリアで働きながらなんとなく感じていました。
これはあくまでのわたしの個人的な見解です。
不快に思われる方がいらっしゃったらほんとにすみません。
強い言葉を使わずになるだけ柔らかくお届けできたらとは思っておりますのでご安心を👍
わたしなりの考察
まず、若者が仕事をかなり選んでいます。
これはわたしの実体験です。
自分がしたくない事はとことんやりません。
シェフが言っても全く聞く耳を持ちません。そりゃ誰だってしたくない事ってあると思います。苦手な事だったり汚れるしごとだったり。
でも好きな仕事、やりたい仕事をしたければそれなりの行動を示さないと誰も仕事を与えないと思います。
現にわたしのいたレストランではそういうところだけはきっちりしてたので頑張る人には仕事を与えてくれたり、やりたい仕事はあるか?などと聞いてくれたりしてました。
しかしあきらかに仕事を選んでこれは嫌だ、これならやってもいい、などという態度で仕事をしていると誰もその人を頼ろうとは思わないですし、仕事を任せたくありません。
ヨーロッパはアイデンティティーがものすごく確立されていて自分の意見をちゃんと言わないと子供扱いされます。
(わたしも言葉が苦手な時期は結構誤解されてました💦)
ですので自分を主張する分にはとてもいいことだと思うのですが、それが独りよがりだったり
ただのワガママだと判断されてしまうとすぐに印象は悪いものになります。
あたりまえですよね❓
自分の意見は通すけど、人の意見だったりお願いを選びまくる人。
信用をなくしてあたりまえだと思います。
イタリアで働いていて若い人がその傾向がとても強かったです。汚い事はしたくない、重たいものはいや、疲れたくない、などなど。
興味のあるレシピのことや作り方だけを必死になって教えてもらおうとしても、それ以外の部分で信頼されてないのに教えてもらえるわけありませんよね。
でもそうやって、そういう人たちはどんどん居心地が悪くなっていき辞めてしまうんです。
シェフたち、他のイタリア人もほんとに困ってました。今のやつは根性がない、辛抱しない。
ワガママだと。
なんか日本と似てますよね😅
日本の若者もよく年配の方にこのような事を言われてるような気がします。
でも日本とは少し違う気はしますが。
ある職種だけはこのような人余りの求人状況でも人が足りてなくて困っているそうです。
それがピザ屋さんとか、建設業やパン屋さんです。
わたしは実はピザ屋さんの話は現地で聞いてました。人手が足りてない。こんな大変で儲からない、辛い職種だから若い奴が働こうとしない。そんな声があることにビックリしたものです。ピザ屋で働くのが嫌❓そんなバカな❓
でも現実らしいです。
料理学校にいた時に専任の先生も言ってましたが、ピザ屋とレストランは全く違うと。
レストランで働きたい若い料理人はいっぱいいる。華やかな世界に見えるから。(実際はそうじゃない事は今は置いといて。)
でもピザ屋で働きたい人がほんとにいないと…
日本でも自分でやりたいことを見つけて自分で起業することがとてもメジャーになりました。
企業の後継者不足はほんとに深刻なようです。
失業率は日本は回復しましたが経済としては近い将来危険なことになるかもしれません。
でもこれどうやって解決できるの❓
わたしにもわかりません。
仕事のスタイルが今後かなりの変革を起こすのはもう確実なことです。
職種が半分くらいになるとも言われています。それはイタリア、日本、関係なくです。
昔から変わらないもの、変えてはいけないもの。わたしはあると思います。人間本来の生き方が問われているこの時代。
どうなるのかは誰にもわかりませんが人間が人間らしく生きていける地球になればいいなと心から思っています。
(今回の記事はあくまでも失業率というテーマでお話ししたものです。間違ってもイタリアがダメとか日本がいいという話ではないことをご理解頂けると幸いです。)
言うまでもありませんがわたしはイタリアも日本も大好きですから。
今日はこれで終わります🤗
ではでは😺
▼わたしのいた町からの風景です🎵
その120 イタリアの失業率 (前編)
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアでの生卵は食べても大丈夫なのかというお話をしました👍
結論、食べてもいいけど自己責任でね❤️という事ですが、イタリア在住歴が長い人でも普通に食べてる人はかなり多いのでよっぽどでなければ食中毒になるようなことはなさそうです😁
でも日本よりは危険度は増しますのでそこらへんは自己責任でお願いします😅
さて今回ですが、少し真面目な回になります。
イタリアのレストランで働いていた時にある同僚から言われたのですが日本はレストランですぐ働けるのか❓ということでした。
その時はよくわかってなくて、当たり前だろ❓なんて答えていたんですがどうやらイタリアではそう簡単ではないようです。
イタリアの失業率は?
結構深刻な状況がイタリアの労働問題みたいです。日本もイタリアよりは今は良くなりましたが以前はかなり危険な状態でしたよね。
ちなみに今の日本の失業率はみなさんご存知でしょうか?
少し誤差はあるかと思いますがおよそ2.4%らしいです。ずいぶんと改善されて、この数字だけ見ると景気は良くなったのかな?なんて錯覚しますがそうでもないですよね❓それはわたしだけが感じてたらすみません😭
ま、それは置いといて。
イタリアはどうかというと現在はこちらも誤差はあるかもですが11.4%です。
そんなにあるんです。
しかも若年層だけでみるとなんと
40%もあるんです。
これほんとです。
去年のイタリアのニュースですがあるところに新しくスーパーが出来ることになりました。
そしてレジ打ちの仕事の募集をしたそうです。
するとその仕事欲しさに100人以上もの人がスーパーに列をなして履歴書片手に並んだそうです。
決して人気のあるスーパーとかじゃないですよ。決して安売りの特売日で並んでるわけじゃないですよ。それが今のイタリアの労働環境の実情みたいです。
もちろんイタリアといっても北イタリアは経済的に裕福な事が多いので事情は変わってくるかと思います。
特にこの問題は中部から南イタリアで貧困と所得の格差が広がっているんです。
わたしがイタリアで働いていて感じたのは若いイタリア人は社会に対して不満を持っていて働くとこに対してあまり前向きじゃないのかな?という印象を持ちました。
わたしのレストランには留学生もいましたがイタリア人もいました。
若い子たちもいてその当時で21か22才だったと思いますが働くことに前向きじゃないというか、頑張ってもあんまり意味ないような事も言ってました。
シェフや2番手の料理人は頑張って仕事してましたが若い人はサボる事ばかり考えて仕事していたように思います。
わたしは留学してまで「楽したい」とは全く思えなかったので、仕事はなんでもしていましたがその子達はそうではありませんでした。
仕事を選ぶというか、やりたくないことは人に押し付けてどっかに行ってしまうんです。
日本ではあり得ないことかもしれませんが1人目もその後来た2人目も同じような感じででした。あくまでもわたしのレストランでのことですよ。他はどうだかわかりません。
少なくともそういう現状はこの失業率にも現れているように感じます。
すぐ辞めるんです。嫌だったら。しんどかったら。たのしくなかったら。
レストランの仕事は華やかなことばかりではありません。
汚れたものを掃除もしますし重たいものを持ったりもするし、暑い厨房で頑張らないといけません。体力はいるし精神的にも強くなければ務まらないかもしれませんが、それにしてもほんとすぐ辞めちゃうんですよね。
怒られたとか、体罰を受けたとか、そんなことは一切ないのにですよ…。
勝手に自分で判断しちゃうみたいなんです。
『これは自分がやる仕事ではない、と。』
あっ、長くなりそうなので明日に続きます🤗
ごめんなさい、なんかあまりいい回ではないかもしれませんがイタリアの現状を華やかなだけではない部分もお伝えしたくて💦
ではでは😺
▼フィレンツェの夕焼け🎵
その119 イタリアの生卵は大丈夫なのか?
みなさんこんにちは😺
前回はイタリアのハーブについてお話ししました👍
道端に料理で使えるようなハーブが至る所に生えているイタリアはほんとに羨ましい環境ですよね✨特にわたしのいたウンブリア州のスペッロの町は山々に囲まれたかなりの田舎だったのでとにかく緑が多い土地でした🎵
▼スペッロの町の中心からの景色
山の上に町があるような雰囲気の所だったのでそういうハーブなどの野草にとっての環境も、とてもいいのでしょうね。今思い返せば住んでたホテルの周りもかなりの緑に覆われていました🌿そこに居る時はあまり考えもしなかったんですがやはり今思えば特別な環境でした✨
そんなイタリアが相変わらず大好きです❤️
さて、今回ですがこの記事を書こうとしたのはある友人の何気ない質問からなんですが、実はこの事は以前ツイッターでも結構な論争になってたようなんです。
イタリアで結局生卵は食べていいのか❓
結論から先に言うと食べてもいいけど自己責任でお願いします、という事になります。
イタリアに着いて料理学校の先生から説明を受けた時にもこの卵については少し触れられました。やはり日本人は卵かけご飯(TKG)が大好きだからでしょうね。
その時、先生はイタリアの生卵は『殺菌されてないものもあるから基本的に食べてはダメ』とおっしゃってました。たしかにイタリアのスーパーなどで売られている卵には糞が付いてるものも売られていたりするので見るからに危なそうなんです。
これはフランスに行った時も感じました。
でもとても綺麗で見た目これは大丈夫だろう、というものも売ってました。
実は料理学校の時に日本人仲間が何度も卵かけご飯を食べてるんです。特に病気になるようなこともなく。それを見てた他の外国人も一口味見さしてと、食べてました。
特に問題はなかったですけど、やはりサルモレラ菌は怖いですよね。
ツイッターでも議論
ツイッターでも前に議論があったようで、そこでも結局は多分大丈夫だけど食べるなら自己責任でという事で落ち着いたようです。
イタリア在住25年の方もその時発言なさってましたが生卵でサルモレラ菌にあたった人はかなり稀なようです。
料理学校の先生は万が一の事を考えて私たちに言ってくれたのでしょう。
もし万が一であたったりしたらせっかくの料理留学が台無しになってしまう可能性がありますからね。
イタリア料理には生卵を使う料理は結構あります。お菓子のティラミスが1番いい例かもしれません。ティラミスで食中毒になったというのはよほど保存状態の悪い卵を使ったかティラミスを作ってからの環境が悪すぎたなどの原因が考えられます。
ティラミスで食中毒事件は日本でも発生してます。サルモレラ菌は滅多に日本では当たりませんが( なくはないですよ💦)そもそもの調理過程を間違えるとたまごは腐りやすいものですから注意が必要ですね。
日本のたまごはしっかりとした設備で無菌状態での飼育らしいのでほぼ大丈夫でしょうが、これからの7月〜9月までは環境を間違えると危険なたまごになってしまうので生卵が好きな方はくれぐれも注意してお召し上がりください👍
まとめ
日本ではスーパーで買ってきたたまごはすぐに冷蔵庫に入れてひび割れがあったものは必ず加熱殺菌してから食べる事を徹底していればご家庭で生卵に当たるなんてことはほぼないと思います🤗
~イタリアでは~
・極力火を通してから食べる‼️
・どうしても生卵を食べたい時は自己責任で‼️
それでは今日はこれで終わります✨
ではでは😺
▼何度か登場しているイタリアNo. 1のティラミスです❤️